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男女年子の育児はやっぱり大変?年子きょうだいの育児を楽しむコツ

男女年子の育児はやっぱり大変?年子きょうだいの育児を楽しむコツ

男女の年子を持つママは、その育児の大変さを痛感しているのではないでしょうか。特に下の子が生まれたばかりのころはママの睡眠不足もピークで、育児に不安を感じてしまうかもしれませんね。そこで今回は、年子育児を楽しむコツをまとめてみました。記事を参考に、ママが前向きな気持ちになれたら幸いです。

男女年子の育児が大変といわれる理由

年齢が近いので何かと喧嘩が多い

子どもたちが赤ちゃんのうちは喧嘩をすることもないだろうと思いがちですが、実際には上の子が1歳台後半になったころや、下の子がハイハイなどで動けるようになった時期からきょうだい喧嘩は起こります。

喧嘩の理由はおもちゃや好きなものの取り合いが多いでしょう。下の子が0歳台のときはただ泣くだけの子もいますが、年齢が上がりだんだん力がついてくると激しい喧嘩もみられるかもしれませんね。そして、ママが子どもたちの気持ちに寄り添うだけですぐに収まるときがあるのも、子どもの喧嘩のかわいいところです。

男女年子のきょうだい喧嘩は常に起こるというわけではなく、一時的に多くなる場合もあります。その時期を過ぎるとぐんと仲よくなるケースもあるので、ママは焦らずに見守りましょう。

子ども服の着回しができずお金がかかる

子どもが女の子同士、男の子同士であれば、上の子が着た服を下の子にお下がりという形で着回すことができます。年子だと、上の子が着なくなった服をお下がり用に保管しておく期間も短いので、衣類が傷みにくい点も助かりますよね。

しかし、男女の年子となるとデザインの都合上、下の子にお下がりというわけにはいかなくなります。子どもは成長が早いので、まだ数回しか着ていない服でもすぐにサイズアウトしてしまうこともあるでしょう。そのような服でももう出番がなく、下の子用に新たに買い足すのはママとしてはもったいないと感じてしまいますよね。

年子育児ではおむつやおしり拭きが必要になる時期も重なり、その上洋服代までかかるとなると家計的にも厳しいでしょう。

性別が違うので育て方が変わってくる

年子の子どもを持つと、上の子のときの育児の感覚を覚えているので、下の子が生まれたときに戸惑うことが少なく育てやすいという意見もあります。しかし、赤ちゃんでも性別によって性格や好みが違うこともあり、ママは同じように育ててよいのか迷うかもしれませんね。

例えば、上の子はのんびりしていて静かに遊ぶのが好きな女の子、下の子は活発で外に出るのが好きな男の子というように、まったく違う性格になることもあるでしょう。

性格が違うことでママは育児に新鮮さを感じ、新たに学ぶことも多くなります。「これでよいのかな」と試行錯誤しながら育児をすることで、子どもたちがそれぞれ持っている個性を理解することにも繋がるので前向きに取り組んでいきましょう。

年子育児をする前に知っておきたいこと

年子育児にはメリットもたくさんある

年子育児の最大のメリットは育児期間の短さでしょう。多くのママが経験するように、子どもたちが2人とも赤ちゃんのような状況のときや、目の離せない子どもが家に2人いる時期は、毎日がヘトヘトということもあるでしょう。しかし、保育園や幼稚園に行くようになるとママの負担も一気に減ります。

そして、子育てが終わる時期も同じくらいなので、比較的若いうちに夫婦で過ごす時間を得られ、趣味や習い事にチャレンジする時間もできるでしょう。

また、きょうだい間の年齢差が小さいことで、下の子は上の子を真似してトイレや自転車などを早く覚えることができます。上の子も下の子に負けないように頑張るので、ママは教えるのが少し楽に感じるでしょう。

デメリットを知って心の準備をしよう

年子は大変というイメージがあるように、少なからずデメリットがあることも事実です。例えば、まだ物事の分別がつかない子を2人同時に育てなければならないことです。特に、下の子を妊娠してから上の子が幼稚園などに行くまでは、密度の濃い育児期間を経験することになるでしょう。

2人同時に抱っこをせがんだり、夜泣きが重なったりすることもあります。ママは体力的にも精神的にもこの時期が一番大変かもしれませんね。

また、経済的負担が同時期に訪れることもデメリットの一つです。乳幼児期はおむつなどの日用品、年齢が上がるとともに学費や習い事の月謝もかかるようになります。あらかじめ予想はつくので、計画的に家計を管理することが大切になるでしょう。

優先することを明確にして完璧を目指さない

乳幼児期はママにとって一番大変な育児期間となります。もし、2人同時に泣く、抱っこをせがむなどの状況になった場合、まずは上の子を優先して対応すると決めて育児をするとよいでしょう。ママの体はどう頑張っても一つしかないので、優先することを明確にしておくことが大切です。

また、真面目で頑張り屋さんのママほど家事も育児もきちんとやらなくてはと気負ってしまいがちですが、年子育児では育児の量は2倍になるとも考えられます。子どもが1人のときと同じクオリティの家事や育児を目指すと、ママが精神的に追い込まれてしまうかもしれません。

子どもにとって何より嬉しいものはママの笑顔であることを忘れずに、適度に手を抜きながら生活していきましょう。
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