2歳児と乗りきる慣らし保育!転園時の対応やポイントを知ろう
2歳ごろの年齢で保育園に入園する場合、自分の意思をはっきりと言える年齢なので、保育園に行くのを泣いて嫌がる子どもが多いかもしれませんね。ここでは、保育園に入園してすぐのスケジュールはどのようなものなのかや、嫌がる子どもへのママの対応などをご紹介します。
気になる2歳児の慣らし保育の実態とは
慣らし保育は子どもの負担を減らすため
「仕事を休みづらいから、すぐに通常どおり預かってくれないかな?」と思っている方は多いかもしれません。しかし、入園してすぐに子どもが保育園に慣れることは難しく、新しい環境で過ごすのにストレスを感じています。
大きなストレスを感じると子どもは熱を出したり、言葉がどもってうまく話せなくなったりなど、様々な症状が起こる可能性があるため、子どもの負担を減らせるように慣らし保育は大切なのです。
2歳児の慣らし保育の期間とスケジュール
スケジュールも園によって違いますが、登園してからは外遊びやお部屋で制作をする、朝のおやつを食べて過ごすなど、クラスのお友だちと過ごします。お昼ご飯前の11時ごろを、お迎えの時間にしている園が多いです。
この期間に子どもだけでなく、パパやママも保育園生活に慣れることが大切です。お家で準備をして保育園に送るほかにも、着いてから着替えやかばんをロッカーに入れるなどの、朝の準備が必要な園もありますよ。
慣れるまでの時間は個人差あり
保育園に慣れるまでの時間は、子どもの性格によって違うでしょう。人懐っこく新しい環境にもすぐに馴染める子もいれば、ママと離れるのが嫌で先生に心を開くのにも時間がかかる子もいます。
しかし、時間はかかってもいつかは笑顔で登園する日がくるので、まずはママが笑顔で子どもと保育園に登園し元気に挨拶をしましょう。ママが不安な顔をしていると子どもも不安になって、行くのを嫌がってしまいますよ。
転園するときの慣らし保育の必要性と対応法
子どもが新しい環境に慣れるため
しかし転園すると、子どもの過ごす環境はガラリと変わっていますよね。毎日の生活リズムは同じでも、過ごす園が違うだけでなく先生やお友だちなど、一から新しく出会った人とコミュニケーションをとっていかなくてはならないのです。
子どもは環境の変化に敏感なので、通う保育園が変わるとストレスを感じることがあります。ゆっくりと新しい環境に馴染めるように、ママも子どもの様子をしっかり見守りましょう。
保育園と相談すれば日数を減らせることも
仕事に都合がつかない場合は、保育園の先生に相談してみるとよいですよ。基本的には決められた期間は早くお迎えに行くのが大切ですが、仕事の都合によっては日数を少し減らしてくれるところもあります。保育園の先生は働いているママの強い味方なので、ひとりで悩まずに相談してみてくださいね。
また、ママの職場にも慣らし保育のことを早めに伝えておき、協力してもらいましょう。
パパや祖父母との協力が欠かせない
ママひとりに負担がかかるとストレスになる可能性があるので、パパや祖父母に協力してもらうことが大切ですよ。たとえば、パパと数日ずつ仕事を休んで送り迎えを分担したり、祖父母が近くに住んでいる場合はお迎えを頼んだりなど、みんなで協力して慣らし保育の期間を乗り越えられるとよいですね。
通常保育になってからも、家族で協力して送り迎えをしましょう。保育園の送り迎えだけでも毎日となると大変なので、みんなで分担してこなせるとママの負担が減りますよ。
2歳児の慣らし保育を乗りきるポイント
ママは子どもを預ける心構えをしっかりと
「保育園に預けているあいだは、仕事をしっかり頑張ろう」「保育園は子どもによってきっと楽しい場所になるから、笑顔で登園しよう」など、子どもを預ける心構えをしっかり持つことが大切ですよ。ママの心構えができていると、心にゆとりを持って子どもに対応できますよね。
ママと離れるのを嫌がって泣いていても「先生やお友だちがたくさんいるから、楽しいよ」と笑顔で対応することが大切でしょう。