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赤ちゃんの大きな寝言の理由は?原因を知ってやさしく見守ろう

赤ちゃんの大きな寝言の理由は?原因を知ってやさしく見守ろう

子育て中のママの悩みとして多いのが、「夜泣き」ではないでしょうか。頻繁に夜泣きがあると、ママも眠れず辛いですよね。ですが、夜中に赤ちゃんが泣くのは、実は寝言の可能性も考えられます。「寝言で泣くことがあるの?」と疑問に思いますよね。そこで今回は、赤ちゃんの寝言について原因や対処法をご紹介します。

赤ちゃんが寝言で泣いたり笑ったりする理由

赤ちゃんも大人と同じように夢を見ている

「赤ちゃんも寝言を言うの?」と、驚くママもいらっしゃるかもしれません。

赤ちゃんも大人と同じように寝言を言うことがありますし、夢も見ていると考えられています。大人は、夢の中で喋っている言葉が寝言になりますが、赤ちゃんは言葉が発達していないため泣いているように聞こえるのです。

赤ちゃんにとって睡眠を取ることが重要なのは、寝ているあいだに記憶の整理や定着をしているからだといわれています。赤ちゃんは、生活しているだけで刺激がたくさんです。その刺激を整理するのに、睡眠が必要なのです。

寝る子は育つ、といわれるのはこのためです。今日一日のことを思い出しながら、夢の中でもママとおしゃべりしているのかもしれませんね。

睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠がある

人間の睡眠には、レム睡眠とノンレム睡眠の2種類があることは有名ですよね。

レム睡眠は眠ってはいるものの、脳は起きている状態のことです。眠りが浅い状態のことで、レム睡眠のときに起きるとスッキリ目覚められるといわれています。

ノンレム睡眠は脳も深く眠っている状態のことです。ストレスを解消したり、成長ホルモンを分泌したりしているといわれています。

寝言を言うのは、脳が起きているレム睡眠のときです。赤ちゃんは、大人よりもレム睡眠とノンレム睡眠が切り替わるサイクルが短いため、頻繁に寝言を言っているように感じるのですね。

隣で眠っているママやパパは驚くかもしれませんが、寝言を言うということはきちんと眠れている証拠でもあります。

寝言泣きと夜泣きは別のもの

大きな声で泣いたり、なかなか泣き止まなかったりすると、寝言泣きなのか夜泣きなのか区別がつきにくいですよね。

寝言泣きは、前述したように体は眠っていても脳は起きている状態で泣いていることです。特に理由があって泣いているわけではないので、しばらくすると再び静かに眠り始めます。

夜泣きは、なにか要求があり体も起きている状態で泣いていることです。おむつが気持ち悪い、のどが渇いた、抱っこしてほしいなど、要求を満たすことで安心して再び眠り始めるでしょう。

不定期に泣く夜泣きに対し、寝言泣きはレム睡眠が関係していることもあり、一定の間隔で泣くという特徴もあります。一定間隔で泣いていると感じる場合は、寝言泣きの可能性が高いといえるでしょう。

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寝言泣きしているときはどうしたらよいの?

寝言泣きは起こさずそっと見守ろう

寝言泣きは、なにをしても泣き止まないことが多いです。夜中に赤ちゃんが泣き止まないと、ママやパパも困ってしまいますよね。

寝言泣きの対処法として一番おすすめなのが、「見守ること」です。赤ちゃんが泣き始めたら、少しのあいだ放置して様子をうかがってみましょう。しばらく見守っていると、再び眠り始めることが多いです。

ですが、「泣いている赤ちゃんを放置してもよいの?」と心配になるママもいらっしゃるかもしれません。

寝言泣きは、赤ちゃん自身は眠っている状態です。そのため、おむつを替えたり抱っこしたりすると、赤ちゃんが起きてしまい、眠りを妨げてしまう可能性があるのです。

見守ることは、赤ちゃんの睡眠リズムを守ることにもつながっているのですね。

やさしく触れて落ちつかせる

しかし、しばらく見守っているけれど泣き止まない、ということがあるかもしれません。そういったときは、ママやパパが少しお手伝いをして赤ちゃんを落ちつかせてあげましょう。

落ちつかせ方のポイントは、赤ちゃんを起こさないようにすることです。抱っこするのではなく、やさしく背中やお腹をトントンしたりさすったりしてあげるのが効果的です。

ママの匂いで安心できるよう、隣で添い寝するのもよいかもしれません。手を握るだけでも、赤ちゃんは安心するようですよ。赤ちゃんは、お腹にいたときにママの鼓動をお尻付近で感じていたため、お尻をトントンするのも効果があるといわれています。

赤ちゃんにとって、安心できる方法を見つけてあげられるとよいですね。

泣き続けるときは夜泣きと判断する

それでも泣き止まない場合や、泣き方が強くなった場合は夜泣きと判断し、赤ちゃんの不快を取り除いてあげましょう。

寝言泣きをしているときは眠りが浅い状態ですので、ささいなきっかけで起きて本格的に泣いてしまうことは十分に考えられます。授乳をしたり、抱っこをしたり、赤ちゃんの要求に応えてあげましょう。

しかし、ときには「考えつくことは試したけど泣き止まない」ということもあると思います。特に、だんだんヒートアップしている場合は、興奮状態になっているのかもしれません。

そういったときは、無理に寝かせようとするのは困難です。ママも疲れてイライラしてしまいますよね。ヒートアップしてしまったときには、寝室から出て気分転換するのもおすすめですよ。

赤ちゃんの寝言が大きくても大丈夫

寝言の大きさや多さは赤ちゃんの持つ個性

大人でも、声が大きい人や小さい人がいますし、必要とする睡眠時間も人それぞれですよね。

同じように、寝言をよく言う赤ちゃんもいれば、あまり言わない赤ちゃんもいます。寝言泣きの声の大きさも、ふにゃふにゃと泣く子もいれば夜泣きとの区別が難しいくらい大きな声で泣く子もいるでしょう。

レム睡眠とノンレム睡眠のサイクルにも個性があり、低月齢のうちからあまり泣かずによく眠る赤ちゃんもいます。頻繁に起きてなかなか眠れない赤ちゃんのママは、羨ましく思うかもしれませんね。

生活リズムが整い、質のよい睡眠が取れるようになると寝言泣きは落ちついてくることが多いです。しかし、あまり悩みすぎずに寝言も個性の一つとして受け止めるのも大切でしょう。
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