子どもが冬でも寝汗をかくのはなぜ?原因や対策を知って快適な睡眠を
子どもの寝汗、対応と対策はどうする?
寝るときは暖めすぎ注意!子どもに合わせて
まず寝室の環境についてですが、寝室の暖めすぎに注意してみましょう。ママの感覚で寝室の温度を上げているご家庭も多いと思いますが、女性の体は冷えやすいので、子どもにとっての適温よりも、室温を上げすぎてしまっているケースが多くあります。できるだけ「子どもがちょうどよい」と感じる程度にしてあげてください。
また、スチーム式やハイブリッド式の加湿器を使用している場合は、子どものそばに置かないようにするのもおすすめです。上記の加湿器は温かい蒸気を放出するので、蒸気で蒸し暑さを感じることがあり、寝汗をかいてしまうこともあります。
汗取りパッドや着替えで寝冷えを予防しよう
例えば、シーツの上にバスタオルや汗取りパッドを敷いて汗を吸収しやすくしておく、下着と背中の間にガーゼやタオルを入れて汗を素早く吸収できるようにする、というのもおすすめです。寝ている子どもをママ1人で着替えさせるのは大変なので、こうした工夫で寝冷え予防&対処の軽減を計るのもよいと思います。
パジャマが湿るほどの寝汗をかいていたら、温かいお湯で濡らしたタオルで汗を拭き、着替えさせてあげましょう。
寒さが原因の寝汗は冷やさないことが大切
就寝時に体を冷やさないように、湯たんぽで布団を温めたり、暖房で室温を上げる工夫も大切ですが、冷えが原因の寝汗は、日常生活から冷えを改善することも重要になってきます。
散歩や外遊びなどで運動を心がけ筋肉量を増やす、毎日湯船に浸かり体を温める、薄着をし過ぎず汗をかいた場合はすぐに着替えさせる、ミネラルを多く含む食品を摂り体を温めるといった工夫もしてあげるとよいですね。
体を温めることで、冷えやすい子どもに多いとされる「お腹の不調・疲れやすい・風邪をひきやすい」といった体質も改善しやすくなります。根気よく続けていきましょう。
まとめ
寒さによる冷えからの寝汗は就寝時の対策とあわせて、少し気長に生活習慣の改善にもとりかかってみましょう。
色々な対策や対処をしてみても、大量の寝汗が改善されない場合や気になる症状がある場合には、医療機関を受診し専門医に相談してみると安心です。