夫婦水入らずで旅行するなら青森へ!大人ならではの観光地や宿を紹介
子どもがいると旅行先は子ども向けのスポットが中心になりますが、子どもを預けて夫婦水入らずで旅行するならどこに行ったらよいのか悩む方もいるのではないでしょうか。夫婦だけで行くなら子連れでは行きづらい大人向けのスポットに行きたいですよね。今回は、夫婦水入らずで旅行するのに最適な青森の観光地や宿を紹介します。
大人が楽しめる絶景や見学スポット
絶景と散策なら「種差海岸遊歩道」
ウミネコ繁殖地として国の天然記念物に指定されている蕪島から海岸線に沿って南下していくと、美しい白浜や「イタコマイマイ岩」「ナワカケ岩」といった奇岩が姿を現します。風光明媚な「淀の松原」や「種差天然芝生地」も見所です。
四季折々の花や野鳥を楽しむことができるだけではなく、雄大な太平洋を眺められる美しい自然の風景は司馬遼太郎など多くの文人に愛されてきました。
遊歩道の多くはJR線と並行しているため疲れたら途中で切り上げることができます。運動不足解消とリフレッシュを兼ねた散策に最適ですね。
美しく神秘的なパワースポット「恐山」
あの世にもっとも近い場所といわれていることから「オカルトスポット」として有名でしたが、近年は自然や神仏からパワーをもらえる「パワースポット」として人気です。
「三途の川」を越えると火山岩で形成された136の「地獄」が続きます。美しくも恐ろしい景色のなかを歩くと異世界に迷い込んだような気持ちになりそうです。
さらに進むと神秘的で極楽のように美しい「宇曽利山湖」に到着します。地獄と極楽、あの世とこの世を仮想体験することで心のデトックスができそうですね。
建物も資料も貴重「太宰治記念館 斜陽館」
館内には太宰が着用していたコートや愛用の文机、原稿、初版本などの資料が約300点展示されています。なかでも手書き原稿は太宰の息遣いや人間性を感じられる貴重な資料です。
また、「斜陽館」は日本三大美林の一つである青森ヒバをふんだんに使用した豪邸で、国の指定重要文化財建造物になっています。寄木細工の天井や和と洋が入り混じった金庫など明治時代特有のレトロな雰囲気が漂っていますよ。
太宰ファンはもちろん、建築物や工芸に興味がある人におすすめです。
ゆっくり地酒や郷土料理を楽しむスポット
歴史や作り方を学べる地酒の酒蔵巡り
大人だけで青森を旅行するなら地酒の酒蔵巡りはいかがでしょうか。国の登録有形文化財に指定された「八戸酒造」がある八戸市では酒造見学と試飲が楽しめる市営バス往復乗車券が販売されています。
また、青森のなかでも古くから酒造りをしている黒石市の「鳴海醸造店」や、全国新酒鑑評会で8年連続金賞を受賞している、おいらせ町の「桃川酒造」などがおすすめです。
予約が必要な場合や見学できない期間がある場合もありますので、お目当ての酒蔵に事前に問い合わせておくとスムーズですよ。
レトロな横丁が八つ集まった「八戸横丁」
明るく活気がある「みろく横丁」や映画のセットのような雰囲気の「たぬき小路」、個性派のお店が多い「長横町れんさ街」などがひしめき合った様子はまるで迷路のようで、歩いているだけでワクワクするのではないでしょうか。
居酒屋やバー、スナックといったお酒を提供するお店が中心ですが、小料理屋や焼き鳥屋、寿司屋などお酒を飲まない人でも気軽に利用できるお店もあります。
はしご酒を楽しむにはもちろん、地元グルメを楽しむのにも最適ですね。
お土産に魚を買うなら「八食センター」
鮮魚店を中心に乾物やお菓子を販売するお店、惣菜屋や雑貨屋、買ったものを食べられる飲食スペースなどがあります。好きな魚を選んで自由に海鮮丼を作れる「のっけ丼」、特産品の南部せんべいが入った「せんべい汁」なども楽しむことができますよ。
また、買った食材を炭火焼にしてすぐに食べられる「七厘村」も人気です。お酒などのドリンクをオーダーできるので、新鮮な魚介類で「昼飲み」を楽しむのもよいでしょう。
魚はもちろん郷土料理や地酒を買ったり食べたりできるので、お土産選びに最適ですね。