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ママに怒る幼児への接し方。怒りの原因や冷静に対応する方法を知ろう

ママに怒る幼児への接し方。怒りの原因や冷静に対応する方法を知ろう

子どもが言葉で感情を表す手伝いをしよう

「つらい」「苦しい」「不安」「焦る」、これらの言葉の意味は同じではないことを、大人ならなんとなく分かりますね。でも、語彙の少ない子どもにとって、今の状況に当てはまる最適な一言を選び出し、適切に発言することはとても難しいことです。

なんと表現していいか分からない気持ちを必死でママに伝えたい、その感情が怒りとなってしまいます。語彙を増やすこと、そして言葉とものごとを一致させるためにはたくさんの言葉を聞くことと、たくさんの経験を積むことが必要です。

乳幼児のうちは、ママが子どもの感情を汲み取って代弁すると、感情と言葉が一致する助けになります。「怖かったね」「さみしかったね」など、子どもの気持ちになってたくさん言葉をかけましょう。

子どもを尊重した言葉遣いを心がけよう

ママが子どもに「なんでできないの?」「どうしてそうなの?」と問い詰めるとき、主語はいつでも「YOU」になっています。これは子どもにとってとてもつらく、「なんでぼくは?」「どうして私は?」と自分を責めるきっかけにもなってしまいます。

子どもを尊重した言葉遣いを心がけたいなら、主語をママ自身に置き換えてみましょう。「ママはこうしたらいいと思う」「ママはこっちの方が好きだな」など、「自分はこう思うけどあなたはどうですか?」といい方を変えるだけで、子どもに選択肢を与えつつよりよい解決策を授けることができます。

子どもは素直に大人のいうことを聞かない面も確かにありますが、じっくり考える時間を与えれば、その子なりの正しい答えを冷静に導きだすはずです。

まとめ

怒りの感情は「喜怒哀楽」の中でも非常に強いエネルギーをもつものです。子どもであっても、強い怒りの感情に大人もひるんでしまいそうになるときがあります。

ですが、そんなときにも冷静さを忘れず、理論的に解決することが子どものためにも大事なことです。これは、感情的になりやすい女性にとって少し難しいことなのかもしれませんが、どういう原因で、どういう対応が正しいのかを知ることができれば、きっと落ち着いて接することができるはずです。

これも子どもの成長の一端だと理解して対応しましょうね。
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