子どものためにも夫婦円満でいたい!パパとの仲良し時間を作るコツ
結婚生活が長くなるとともに、パパとの仲がしっくりいかなくなってきたと感じているママもいることでしょう。そこで今回は夫婦仲についての現状と子どもへの影響、夫婦が円満だと子どもはどんな風に育つのか、夫婦仲良しでいるために心がけたいことなどについてお話しします。
夫婦仲についての現状と子どもへの影響
夫婦仲はよいというママが比較的多い
ある婦人雑誌のアンケートによると、多少の不満は感じるけれど基本的にパパのことが好きという夫婦が多いようです。
アンケートのコメントの中には「結婚14年目、多少の不満は感じてもずっと一緒にいたい」「お互いに不満はあるかもしれないけれど、これぐらいは仕方がないし、パパは頼りがいがあって優しいから好き」というような声もみられました。
夫婦といっても元は他人なのですから、お互いに不満な点はあるかもしれません。しかしそれでも夫婦仲はよいと答えるママが多いようです。
産後クライシスはママの半分が経験する
ある大学が行った調査によると、「かなり産後クライシスに当てはまる」と答えたママは全体の10.3%、「どちらかといえば当てはまる」と答えたママは全体の39.6%という結果が出ています。
つまり調査対象のほぼ半数のママが、夫婦仲の危機を感じているということになります。今、夫婦仲の危機を感じているママも、こんな気持ちになるのは自分だけではないと、少しほっとしたことでしょう。
夫婦げんかは子どもの脳を傷つけている説も
ある研究によると、夫婦げんかにおける暴言を聞いて育った子どもは、頻繁に暴言を聞かされることにより脳の一部が委縮し、社会的に歪んだ言動をしたり、学習に遅れが出たりすることがあるということが報告されています。
小さなころから夫婦げんかを見て育ったある男性は、中学生になったころからちょっとしたことでもキレやすくなり、自分で感情のコントロールがしにくくなったと感じているようです。つい口から飛び出てしまう乱暴な言葉や行動に、自分でも戸惑っていると専門家にも話しています。
夫婦が円満だと子どもはどんな風に育つ?
自己肯定感が高く素直な子どもに成長する
まず、ママやパパからの愛情を体いっぱいに感じて育つことにより、「自分は周りから愛される存在であり、必要とされている」と感じ、自己肯定感が高く素直な子どもに成長することができます。
自己肯定感の高い子どもは裏表がなく素直なので、他人から何かしてもらったときも素直に「ありがとう」と言うことができます。
反対に自己肯定感の低い子どもは、他人から何かしてもらうと「どうして親切にしてくれるのか、何か下心があるのではないか」と相手の好意を素直に受け取ることができずに、疑ってしまうことがあります。
ママとしては、素直な心を持ったまっすぐな子どもに成長してほしいものですよね。
明るい未来を想像できる子どもに育つ
また、ママとパパの仲がよい様子を見て「自分もママとパパのようになりたい」と結婚に対して前向きに考えることができることでしょう。反対にママとパパの仲が悪いと、子どもは結婚に対して夢を持つことができず、将来結婚したいとは思わないかもしれません。
ママとパパの仲のよさが子どもの未来に影響をおよぼす可能性もあるので、できるだけパパとは仲良く過ごせるように努力したいですね。
心が安定して物事に集中できる子どもになる
ママとパパがけんかしていると、子どもは心が落ち着かなくなり不安な気持ちでいっぱいになります。小学校へ入ると、家で勉強をする時間も増えてきますが、家庭内の雰囲気が悪いと子どもは勉強に集中することが難しくなるかもしれません。
子どもが家の中で落ち着いて物事に集中できるようにするためにも、家庭内の空気は穏やかなものにしたいですね。
夫婦が仲良しでいるために心がけたいこと
毎日会話をしてたくさん笑う
もし、パパと顔を合わせる時間が少なく、会話がほとんどないと感じたら、できるだけ話す機会を設けるようにしたいですね。お互いに会話をする努力をしないと、相手が何を考えているのか分かりません。
パパの帰りを待って「今日は1日どうだった?」とお互いに話す時間を大切にしたいですね。たまには子どもが寝た後に、夫婦でゆっくりティータイムを楽しむのもよいかもしれません。
もしくは2人でお気に入りのお笑い番組などを観て、一緒に声に出して笑うのも効果的ですよ。夫婦で毎日会話をしてたくさん笑うことを心がけてみましょう。
小さなことですが、つき合っていたころの楽しい気持ちを思い出すかもしれません。