カフェインレスのハーブティーを飲もう!妊娠中、授乳中ママにはコレ
妊娠中に気分転換したりリラックスしたりしたいときは、ハーブティーがおすすめです。カフェインレスなので、妊娠中、授乳中のママでも安心して飲めます。ハーブの種類もさまざまで、それぞれに特徴があります。この記事では、おすすめのハーブティーと注意したいポイントもあわせてご紹介していきますね。
妊婦さんにイチオシのハーブティー3選
ミネラル豊富なルイボスティー
そうしたミネラルを豊富に含むルイボスティーは、妊娠中のママにこそ飲んでほしいハーブティーです。ハーブティーの中でも比較的クセがなくて飲みやすいので、ハーブティー初心者にもおすすめですよ。
亜鉛は免疫機能にも深く関わっているので、風邪などの感染症の予防や胃の不調、下痢の改善にも効果的であるといわれています。アレルギー軽減の作用もあるとされているので、花粉症やアトピー、喘息などのアレルギー性疾患に悩むママの心強い味方になってくれそうです。
つわり中にもおすすめジンジャーティー
そんな冷え性の改善に役立つしょうがを手軽に摂れるのが、ジンジャーティーです。また、しょうがには冷えの改善だけでなく、胃もたれや吐き気を抑えるなどの胃腸の働きを助ける効果も期待できるので、つわり中のママに人気です。
すっきりした味わいが特徴で、たくさん飲みたくなりますが飲みすぎには注意しましょう。しょうがの摂り過ぎは消化器官へ悪影響となり、お腹をくだしてしまうこともあるためです。
妊娠後期にはラズベリーリーフティー
ラズベリーリーフティーには、陣痛を和らげて子宮の収縮をサポートする作用があるフレグナリンという成分が含まれているため、スムーズなお産に役立つとされています。そのため、「安産のお茶」とも呼ばれているのですよ。
子宮収縮の効果があるので、産後のママの体の回復も手助けしてくれます。ただし、子宮を収縮させる効果があるということは、妊娠初期~中期に飲むと流産や早産の危険性を高めてしまいます。ラズベリーリーフティーを飲むなら、妊娠8カ月以降に飲むようにしましょう。
授乳中ママに母乳ケアをするハーブティ3選
母乳の質を高めてくれるダンデライオン
ダンデライオンにはビタミンやミネラルが豊富で、母乳の質を高めてくれると評判です。血流を促進する作用にも期待できますから、「母乳育児をがんばりたい」と思うママの味方になってくれるはずですよ。
ダンデライオンティーは飲んでみるとコーヒーのような風味がしますがノンカフェインなので、妊娠中にも授乳中にも安心して飲むことができます。苦みが気になる場合は、ミルクで割ると飲みやすくなりますよ。
ビタミンCが豊富なローズヒップティー
美しい赤い色が見た目にも楽しめるローズヒップティーは、「ビタミンCの爆弾」と表現されるほどビタミンCがたっぷり含まれています。その量は、レモンの20倍ともいわれています。
さらにビタミンA、B、K、Pなども豊富なので、疲労回復や美肌、便秘解消などの効果も期待できてホルモンバランスも整えてくれるそうです。女性に嬉しい成分が豊富なローズヒップティーには鉄分も多く含まれているため、貧血になりやすい授乳期のママをサポートしてくれますよ。
乳腺炎と花粉症にエルダーフラワーティー
免疫機能を高める働き、粘液を浄化する働きがあるとされ、抗炎症作用やデトックス作用の相乗効果から花粉症などのアレルギー症状を軽減してくれます。ちなみに欧米では、風邪予防として飲まれることが多いようです。
また、炎症を鎮めつつ体を温める作用もあるので、乳腺炎になってしまったママにもおすすめです。甘みのある味とフローラルな香りで、身も心も癒されますよ。妊娠中や授乳中は、気軽に薬を飲むことができないので、こうしたハーブティーでのケアが役立ちますね。
ハーブティーについて注意したい三つのこと
1.カフェインを含むハーブティーがある
カフェインは、赤ちゃんの成長を妨げたり消化器官に負担をかけたりするので、摂取量には気をつけたいですね。なお、カフェインを含むハーブティーには、マテ茶やジャスミンティーなどがあります。
たとえば、ハーブティーを2~3杯飲んだ程度であれば心配はありません。しかし、カフェインが入っていることを気づかないまま飲み続けていると、赤ちゃんにもカフェインが蓄積されてしまう心配があるのです。ハーブティーを飲むときは、カフェインの含有量をチェックしてください。