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双子のママってやっぱり大変?意外なメリットと育児を楽にする心得

双子のママってやっぱり大変?意外なメリットと育児を楽にする心得

妊活中のママの中には「双子がほしいな」と双子育児に憧れを抱いている方もいるでしょう。また双子を妊娠中のママは「出産後はどんな生活になるんだろう?」と、双子との生活に不安を感じるときもありますよね。ここでは、双子育児はどのように大変なのかや、先輩ママから聞いた双子育児のコツなどをご紹介します。

とにかく大変!双子育児あるある

おむつ替えと授乳で1日が終わる

ネットなどを見ると双子育児の大変さが紹介されていることもありますが、実際に経験していないとどのようなことが大変なのかイメージしづらいですよね。新生児のころは赤ちゃんが1人でも、おむつ替えが1日に10回くらいあったり、2時間おきに授乳をしなくてはいけなかったりします。

双子だとこの作業が倍になるため、ママひとりで育児をこなしている場合はおむつ替えや授乳だけで1日が終わってしまうときもあるでしょう。月齢が低いときは、おむつ替えや授乳を夜中も関係なくする必要があるのでママは寝る暇がないくらい忙しい毎日を過ごすことになります。

毎日おむつ替えと授乳の繰り返しで睡眠不足になり、疲れやストレスが溜まるママは多いですよ。

気が抜けないお風呂は重労働

赤ちゃんや小さな子どもをお風呂に入れるのは、子ども1人でも大変ですよね。お風呂は子どもから目を離すと浴室で転倒したり浴槽で溺れたりなど、事故が起きる危険性も高い場所なので、ママは気を抜くことができずお風呂も重労働に感じるでしょう。

双子の場合は順番に服を脱がせる、全身を洗う、湯船に浸かる、入浴後のスキンケアや着替えなど、お風呂に入る前から入浴後までママは大忙しです。

ねんねの時期は、1人を脱衣所などに寝かせておいて順番に入れるのも可能ですし着替えなどもスムーズにこなしやすいですが、動き始めるようになると2人ともに目が離せない、暴れられると着替えなどにも時間がかかるなど、ママの負担はかなり大きくなりますよ。

一気に泣き出すとノイローゼになりそう

赤ちゃんは話すことができないので泣いて意思表示をしますが、なかなか泣きやまないと「早く泣きやんでよ」「どうして泣いているの」などと、ママもストレスが溜まりますよね。先輩ママたちの話によると双子はなぜか一気に泣き出すことも多いようで、2人の泣き声にノイローゼ寸前になる方もいます。

お腹が空いた、おむつが汚れているなどで泣いている場合だと、欲求を満たせれば赤ちゃんが泣きやみますが、夜泣きや黄昏泣きの場合はあやしても泣きやまないときも多いので、どう対応すればよいのか悩みますよね。双子を同時に抱っこしてあやしても大声で泣き続けられると「いい加減にして」と心に余裕がなくなってしまうでしょう。

ノイローゼにならないように、ママの負担を減らす対策が必要ですね。

双子だからこそのメリットもある

お金や制度の面で得をすることも

双子育児は大変なことも多く、心身ともに疲れ切ってしまうママはたくさんいますよね。しかし、双子育児はつらいだけでなく、お金や制度の面で1人育児よりも得をする場合もありますよ。

たとえば、出産したママは出産育児一時金がもらえますよね。出産育児一時金は子ども1人に対して42万円支給されるため、双子の場合は84万円受け取ることが可能です。しかし、双子の場合は一度のお産で2人生まれるので、出産費用は1回分の出費で抑えることができます。

また、双子の場合は保育園に受かる確率が高いといわれています。保育園に入る基準は点数制なので、双子だと家庭での保育が負担が大きいとみなされて点数が高くつき保育園に入りやすくなりますよ。

ケンカしながらも2人で遊んでくれる

歳の離れたきょうだいの場合は、きょうだいでも興味を引くおもちゃや遊びが違うので家にいても別々に遊んでいることが多いでしょう。しかし、双子の場合は同じように成長していくため、興味を引く遊びやおもちゃがかぶりケンカになるときもありますよね。

毎日ケンカばかりで大変かもしれませんが、ケンカをしながらでも2人で一緒に遊んでくれるとママはそのあいだに家事を進められますよね。きょうだいゲンカは子どもの成長によい影響をもたらすので、すぐに止めに行かず優しく見守りましょう。

同じ年齢で生まれたときから一緒にいるのできょうだいでありながら友だちのような関係性になり、ケンカをしてもすぐに仲直りして楽しく遊んでくれますよ。

成長するほど心強く感じることが増える

生まれたときから3歳ごろまでは、まだまだ手がかかるので双子育児をしているママは大変でしょう。しかし先輩ママたちによると、成長していくにつれて「双子でよかった」と思えることが増えていくようですよ。

たとえば、小学校に入学してからは、登下校を一緒にできるので防犯面で安心、どちらかが体調不良で学校を休んでも授業の内容を教えてもらえる、クラスが違うと2クラス分の知り合いが増える、宿題などを助け合って進められるなどのメリットがあります。

どちらかが言い忘れた報告をもう1人がしてくれるので、報告忘れも少なくママは心強く感じるようですよ。ほかにも、中学や高校、大学など、成長するたびに2人で助け合っている姿を見られると心強いですよね。

双子ママに学ぶ育児を楽にする心得

完母や授乳方法にこだわりを持たない

先ほどは双子育児のメリットをご紹介しましたが、赤ちゃんの時期はおむつ替えや授乳、お風呂、寝かしつけ、着替えなど、すべてのことをママが手助けしなくてはならず大変ですよね。双子育児をしている先輩ママたちによると、1人育児のときよりも双子育児はこだわりを持たないことが大切だと話してくれました。

特に、月齢が低いころは1日に何回も授乳をこなさなければなりません。母乳だと授乳間隔が短くなりやすいので、双子の場合は授乳の回数が多くママは寝る暇もなくなるでしょう。

少しでも睡眠時間を増やすためには、母乳にこだわらずミルクの活用がおすすめです。ミルクなら夜中もパパと交代で授乳ができ、ママの睡眠時間を確保できますよ。
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