子育て家庭に中性洗剤はとても便利!家中の掃除でうまく活用しよう
中性洗剤は食器洗いや洗濯、お風呂掃除などに使用するポピュラーな洗剤ですよね。しかしどんな汚れに力を発揮してくれるのかまでは、詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。今回は中性洗剤の特徴を知り、家中の掃除に活用する方法を紹介します。賢く中性洗剤を使用して、子育て世帯の様々な汚れを落としましょう。
子育て家庭で使いやすい中性洗剤の特徴
肌に優しくてママが日常的に使っても安心
そして中性洗剤はというと、酸性とアルカリ性の中間に位置しどちらかの性質に強力に働きかけるというわけではありません。そのため酸性やアルカリ性の洗剤と比べて洗浄力が和らぎ、その分肌に優しいという特徴があるのです。
台所洗剤のように、素手で洗剤を触ったり日常的に使用したりすることを考えて作られた洗剤、ということもできますね。
家中の軽い汚れ落としに便利
界面活性剤には水と油を混ぜ合わせる働きがあり、油汚れを浮かせてはがれやすくします。そのため油のついた食器や、棚やテーブルについた手垢、お風呂につく皮脂汚れなども中性洗剤で落とすことができますよ。
中性洗剤は、酸性とアルカリ性の性質を両方持ちます。付着したばかりの汚れや軽い汚れであれば、酸性かアルカリ性かに関わらず落とすことができる点も特徴の一つでしょう。家の普段の掃除なら中性洗剤で十分対応できますよ。
原液か薄めて部屋の掃除から洗濯まで対応可
たとえばシンクやお風呂掃除、トイレの便器掃除などの汚れには原液のまま使用するのがおすすめです。数滴汚れに垂らし洗剤と汚れが十分なじんだら、スポンジなどでこすって落とせばきれいになりますよ。特にお風呂は、皮脂などの酸性汚れと水垢などのアルカリ性汚れが混在する場所です。そのためどちらの性質も持つ中性洗剤は向いています。
部屋の床や壁、棚や家具の拭き掃除には水で薄めたものを使用しましょう。またデリケート素材やおしゃれ着洗い、色落ちが気になる洋服などを洗濯する際も、素材に優しい中性洗剤で洗うとよいですよ。
子育て家庭で中性洗剤をうまく活用する方法
赤ちゃんにも安全なフローリングの掃除
小さな赤ちゃんがいると寝っ転がったりハイハイしたりする機会が多く、フローリングもきれいにしておきたいですよね。そこで中性洗剤を使用してフローリングの拭き掃除をしてみましょう。
台所洗剤小さじ1~2杯を2Lの水に薄めて使用します。作った洗剤液に雑巾を浸し、固く絞って拭いていきます。台所洗剤は油汚れに強いので、皮脂や食べこぼしの汚れもきれいに落ちますよ。汚れが取れたら赤ちゃんが舐めても大丈夫なように、水拭きをしましょう。フローリングを痛めないために、洗剤濃度は薄めがよいですよ。
衣類についた食べこぼしやインク汚れに
そんなときは、ウタマロ石鹸で有名な株式会社東邦から販売されている「ウタマロリキッド」がおすすめですよ。部分洗い用の液体洗剤で、通常の洗濯では落ちにくい食べこぼしやインク汚れ、皮脂汚れや泥汚れもしっかり落としてくれます。
中性洗剤で主成分がアミノ酸系洗浄成分なので、汚れをしっかり落としつつ手肌や生地に優しく洗うことができます。無蛍光なので色柄物にも安心ですよ。
泡タイプのものは赤ちゃん用品の洗浄も手軽
しつこい汚れもスプレーしてしばらくおいておくと、スルっと汚れが取れます。直接洗剤を触ってこする必要がないので、ママの手肌にも優しいですね。商品によっては除菌や消臭もできる物もありますよ。
赤ちゃんの食器にも大人と同じ台所洗剤は使用可能です。洗剤残りのないように、しっかりすすぎましょうね。
楽しくて気持ちもよくなる中性洗剤の使い方
よだれや汗で汚れた抱っこ紐を洗濯しよう
抱っこ紐はよだれや汗がつきやすく、思いのほか汚れています。しかし一般的なアルカリ性の洗濯洗剤には、洗い上がりを白く見せるために蛍光増白剤が入っていることがよくあるのです。この蛍光増白剤は繊維に残りやすいため、赤ちゃんの肌に触れる抱っこ紐にはできれば避けたいですよね。
そのため、蛍光増白剤が入っていない中性洗剤を選びましょう。肌と生地に優しい中性洗剤なら、赤ちゃんに触れる抱っこ紐も安心して洗えますよ。