4歳児と飛行機を楽しもう!料金や耳抜きの方法などをご紹介
帰省や旅行で4歳児と一緒に飛行機を利用。「何歳から子ども料金がかかるの?」「途中で飽きて騒いでしまうのでは?」など、子連れでの飛行機移動は疑問や不安がいっぱいですよね。ここでは4歳児と一緒に飛行機で移動する際の料金や注意点、飛行機の中での過ごし方のアイデアを紹介します。
4歳の子が飛行機に乗るときの料金
国内線の場合は大人の50%
JALやANAなどの一般航空会社では、3歳以上から小児扱いとなり、座席の確保が必要となり小児運賃がかかってきます。国内線の場合、小児普通運賃は大人の50%ですが、早割などを利用する場合は割引の小児運賃の設定がないため、大人と同じ料金になります。
ただし、早割などを利用した場合の子どもの料金に関しては、小児普通運賃と割引運賃を比較して安価なほうの価格が自動的に適用されるようになっています。早割などを利用して予約することで損することはないよう配慮されていますので安心してくださいね。
一方、LCC各社では、2歳以上で小児扱いとなり、座席の確保が必要です。LCCでは小児運賃が設定されておらず、大人と同じ料金を支払う必要があります。
電車ではまだ運賃のかからない4歳児ですが、飛行機だときっちり運賃を支払う必要があるので注意しましょうね。
国際線の場合は大人の75%
ANA・JALの場合、国内線は3歳以上で小児扱いですが、国際線では2歳以上で小児扱いとなります。一方、LCCでは小児運賃の設定がないため、2歳以上で大人と同一の料金となります。
ANA・JALの一般的な便では小児普通運賃は大人の75%に設定されています。ただし、路線によって設定がなかったり割引率が異なったりする場合もあるので注意しましょう。
国際線では機内食が提供されますが、ANAやJALでは12歳未満の子どもを対象にしたチャイルドミールが用意されています。事前予約が必要なので、旅行の前に予約しておくことを忘れないようにしましょう。アレルギー対応食も事前に相談すれば用意可能とのことです。
なお、コードシェア便の場合、チャイルドミールが用意可能かどうかは運航会社によって異なるとのことですので、事前に問い合わせるようにしましょう。
航空会社によって子ども向けサービスは様々です。利用する前にホームページなどでチェックしておくとよいでしょう。
4歳児と飛行機に乗るときの不安を解消
子どもの耳抜きの方法を知ろう
耳が痛くならないためにはまず予防をしましょう。離着陸の気圧の変化が大きいときに、つばを飲み込んだり、ガムなどを噛んであごを動かしたりするとよいといわれています。4歳児には固めのグミなど、飲みこんでも大丈夫なお菓子を噛ませておくとよいですよ。
痛くなってしまったときには、あくびをしたり、下あごを突き出すような顔をしたりすると、うまく耳抜きができることがあります。
4歳の子におすすめの座席
トイレが心配な場合は、トイレに近い後方座席の通路側を確保しておくと安心です。トイレが安定していれば、おもちゃなどで遊びやすく外の見える窓側が落ち着きますよ。前の人の座席を蹴ってしまうことが心配なら、前が壁の座席だと安心かもしれませんね。
おすすめの席は子どもの年齢や様子によって異なってきます。ママが過ごしやすいと思える座席を確保しましょう。
飛行機に乗るまでの待ち時間の過ごし方
千歳空港や羽田空港など、一部の空港にはキッズスペースがあります。搭乗時間から余裕を持って空港に行き、キッズスペースで体を動かしておくとよいかもしれません。
また、展望デッキのある空港も多いです。離着陸する飛行機を見てはしゃいだ後なら、眠くなるかもしれませんね。
飛行機の中で子どもが騒いでしまったら
ベルト着用サインが消えるまでベルトする・テーブルは出さないといったルールだけでなく、前の座席を蹴らない、ヒソヒソ声で話す、などといったマナーも大切です。
周りの人は親の態度を見ています。飛行機に乗ったら再度「お約束」を確認するようにしましょう。それでも騒いでしまったときにはすかさず注意しつつ、周囲へ一言謝ることも忘れないようにしましょうね。
4歳児と飛行機、親子で楽しく過ごす方法
親子で折り紙にチャレンジ
飛行機での移動にぴったりの遊びが折り紙です。折り紙は軽くてかさばらないので持ち運びに便利ですよね。また、飛行機のテーブルが、折り紙にちょうどいいサイズなのです。
普段折り紙はあまり…というパパやママ・お子さんであっても、飛行機の中なら案外楽しく取り組めるかもしれませんし、キャラクターや乗り物などの形が作れる折り紙もあります。こっそり鞄に忍ばせておき、飛行機で退屈しだしたときに出すと、いい時間つぶしになることでしょう。