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沐浴後のケアはどんなことをする?沐浴の基本と卒業後の入浴のコツ

沐浴後のケアはどんなことをする?沐浴の基本と卒業後の入浴のコツ

赤ちゃんのお世話の中でも、沐浴の仕方がよくわからないというママは多いようです。そこで、沐浴の基礎知識や沐浴後に行いたい基本のケアについて解説します。あわせて、沐浴を卒業して赤ちゃんと一緒に入浴するときの方法や注意点、あると便利なグッズもご紹介します。

まずは沐浴の基礎知識やポイントをチェック

沐浴は事前準備が大切

産院を退院してすぐに始まる赤ちゃんのお世話の一つに、沐浴があります。ベビーバスなどにお湯を入れて赤ちゃんの体を洗う沐浴は、事前の準備が大切です。

ベビーソープと沐浴ガーゼ、バスタオルは必需品です。沐浴ガーゼは、赤ちゃんがお湯に浸かるときに怖がらないようにお腹の上に広げて乗せます。バスタオルは、赤ちゃんを頭から包める大きさのものが便利です。

また、沐浴後に素早く着替えられるように、準備をしておきましょう。バスタオルはすぐ近くに広げて置いておきます。肌着の袖を服の袖に通し、前を開いた状態にしておけば、素早く赤ちゃんの着替えができます。

綿棒や赤ちゃん用の爪切りなど、沐浴後のケア用品を着替えの近くに準備しておくことも忘れないでくださいね。

沐浴で気をつけること

新陳代謝が活発な新生児は汗をたくさんかくとともに、ウンチやおしっこもよくします。きれいな体を保つためには、沐浴は毎日行いましょう。

沐浴のときにママが何よりも気をつけなければいけないことは、お湯の温度です。季節や部屋の温度にもよりますが、夏であれば38~40℃、冬は40~42℃程度がよいでしょう。

赤ちゃんの1回の沐浴時間は、10分以内が目安です。あくまで清潔な体を保つことが目的なので、ゆっくりと温まる必要はありません。

沐浴はできる限り毎日同じ時間に入れると、赤ちゃんの生活リズムが整っていきます。空腹のときや授乳をしてすぐの沐浴は避けましょう。空腹時の沐浴は赤ちゃんがぐずりやすく、授乳直後は沐浴中に吐くことがあるからです。

生後1カ月を目安に沐浴を卒業できる

沐浴をいつ卒業し、ママやパパと一緒にお風呂に入ったらよいのかわからないママがいるかもしれません。赤ちゃんは抵抗力が弱いので、沐浴を卒業するタイミングは大切ですよね。

沐浴は、いつまでに卒業しなければいけないというものではありません。それでも、1カ月健診で赤ちゃんの皮膚の様子やおへその状態などを見て、問題がなければ沐浴を卒業するママが多いようです。

一方、ママが片手で赤ちゃんを支えられなくなるまで、沐浴を卒業しないママもいます。沐浴中に赤ちゃんが暴れたら危険ですよね。

さらに、赤ちゃんの首がすわったら沐浴を卒業したというママもいるようです。首がすわっていないと一緒にお風呂に入ったときに不安ですから、タイミングとしてよいかもしれません。

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沐浴後に行いたい基本のケア三つ

母乳やミルクなどで水分補給を

沐浴は、赤ちゃんの体力を奪います。汗をかくことで体内の水分が減り、脱水症状になる恐れもあるんですよ。ですから、沐浴後は母乳やミルクなどで水分補給をしっかり行ってくださいね。

離乳食が始まる前の生後3~4カ月までの赤ちゃんであれば、水分補給は母乳やミルクだけで十分足りています。最近では、沐浴後の水分補給を母乳やミルクで行うように指導している産院が多いようです。母乳やミルクの中には水分が多く含まれているので、水分と栄養の両方を同時に補給できます。

沐浴後の母乳やミルクのタイミングは、30分程度空けた方がよいという考えもあるようですが、すぐに授乳しても問題はないようです。ゲップをしっかりすれば、吐き戻す心配はありません。

ベビーローションなどで肌を保湿

沐浴後は赤ちゃんの体に水分が残らないように、バスタオルなどで全身をしっかり拭きましょう。体に水分が残ったまま肌着などを着ると、赤ちゃんの体温が低下する原因になりかねません。

沐浴後の赤ちゃんの皮膚は、お湯で皮脂が洗い流されている状態です。ですから、水分をしっかり拭き取った後は、皮膚が乾燥しないようにスキンケアをすることが大切ですよ。

ベビーローションは、乾燥した赤ちゃんの肌を保湿してくれます。ヒアルロン酸や植物オイル、セラミドなどの保湿成分が含まれているベビーローションを選ぶとよいでしょう。

ベビーローションには、液体、ミルク、ジェル、薬用など様々なタイプがあります。使いやすいタイプのベビーローションを見つけてくださいね。

へその緒の消毒も忘れずに

赤ちゃんのへその緒のケアについては、産院から説明があることが多いでしょう。もし特に説明がないときでも、へその緒の消毒を忘れないようにしましょう。

へその緒の消毒は、へその緒が取れるまでは少なくとも毎日の沐浴後に1回は続けてくださいね。一般的には1週間程度でへその緒が取れますが、取れた後でもグチュグチュしていることがあります。このような場合はしばらく消毒を続けた方がよいでしょう。

へその緒の消毒は、消毒用アルコールと綿棒を使ってケアします。表面だけではなく、おへその根元も綿棒を使って消毒してください。このとき、力を入れすぎないように注意してくださいね。

なお、おへその周りが赤くただれていたり出血が続いたりしているようであれば、受診をおすすめします。

沐浴後の水分補給で知っておきたいこと

沐浴で寝てしまい水分補給ができない場合

沐浴中に赤ちゃんが寝てしまうことは、よくありますよね。赤ちゃんが沐浴中に寝てしまうのは、リラックスしているからです。

特に新生児の場合、起きたり寝たりを不規則に繰り返しています。生活リズムが一定ではない新生児であれば、気持ちよくなって寝てしまうのは自然なことでしょう。月齢が進んで生活リズムがある程度できてからでも、日中に体をたくさん動かしたときなどは寝てしまうことだってあります。

赤ちゃんにとって沐浴後の水分補給は大切ですので、寝てしまうとママは心配になりますよね。しかし、このようなときでも無理に起こす必要はありません。

もし沐浴後に寝てしまうことが続くようであれば、沐浴の30分ぐらい前に母乳やミルクを飲むようにするとよいでしょう。
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