就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

沐浴後のケアはどんなことをする?沐浴の基本と卒業後の入浴のコツ

沐浴後のケアはどんなことをする?沐浴の基本と卒業後の入浴のコツ

沐浴後の水分は白湯でなくてもよい

ママの中には、祖父母などから沐浴後は白湯を飲ませた方がよいとアドバイスを受けた人がいるかもしれません。しかし、最近では母乳やミルクだけで水分補給が十分できるので、あえて白湯を飲まなくてもよいという考えが主流になってきています。

新生児のころは、母乳やミルクの量がそれほど多くはありません。沐浴後に白湯を飲むとお腹がいっぱいになってしまって、母乳やミルクの量が減ってしまいます。そのため、離乳食が始まるころを目安にあげるママが多いようですよ。

赤ちゃんが白湯を飲むと、便秘になりにくくなるといわれています。特に離乳食が始まると便秘になりやすくなるので、赤ちゃんの様子を見ながら白湯を飲むようにしてもよいかもしれません。

白湯で水分補給をする場合の注意点

夏のお昼寝やお散歩の後には、白湯で水分補給をしたいところです。水道水を煮沸させた後に冷ました白湯であれば、赤ちゃんにも安心な飲み物でしょう。

白湯で赤ちゃんの水分補給をするときには、月齢によっていくつかの注意点があります。生後間もないころであれば20~30ccぐらいの量を、離乳食前の赤ちゃんであれば50cc以下の量にしましょう。離乳食が始まったら、水分補給の一つとして白湯を与えても問題はありません。

水道水を煮沸して作る白湯には、カルキが含まれていません。とはいえ、不純物が含まれている可能性があるからと赤ちゃんには与えないママもいます。赤ちゃんに白湯を与えるかどうかは、ママやパパの育児方針にしたがって判断した方がよいでしょう。

沐浴を卒業!赤ちゃんと一緒に入浴しよう

入浴前の準備はしっかりと

生後1カ月が過ぎて赤ちゃんが順調に育っているようであれば、ママやパパと一緒にお風呂に入るようになります。この時期の赤ちゃんはまだ首がすわっていないので、入浴前の準備はしっかりと行うことが大切です。

洗面所には、赤ちゃんが横になれるだけのスペースを用意しておきましょう。入浴後に慌てないように、厚手のタオルやクッションマットなどを敷いておきます。その上に、赤ちゃんの着替えとおむつを置いておきましょう。

赤ちゃんの肌着は開いておきます。バスタオルをその上に敷いておくと、体を拭いた後に素早く着せられるのでおすすめです。

このとき、ママやパパ用のバスタオルや着替えを手の届くところに用意しておくことも忘れないでくださいね。

赤ちゃんと一緒に入浴する方法

入浴の準備ができたら、いよいよお風呂に入ります。赤ちゃんと一緒に入浴する方法にはこれといった決まりはありませんが、最初に自分の体や髪から洗った方がよいでしょう。

このとき、赤ちゃんは洗面所に寝かせておきます。お風呂のドアを少し開けておけば、赤ちゃんは安心するようです。

自分の体を洗い終わったら洗面所から優しく赤ちゃんを運び、自分の膝の上に乗せましょう。続いて濡れたガーゼタオルなどで顔を拭き、ベビーソープを泡立ててから頭、首、お腹、手足など体全体を優しく洗ってください。その後体の向きを変えてお尻や背中も洗い、お湯で洗い流せば終了です。

最後に、湯船で赤ちゃんと温まりましょう。お湯の温度は38℃~40℃ぐらいがよいようです。

ママが注意したいポイント

初めて赤ちゃんと一緒に入浴するときには、分からないことだらけで多くのママは緊張します。そこで、入浴中にママが注意したいポイントをご紹介します。

入浴のときに注意したい一番のポイントは、入浴中は赤ちゃんから目を離さないことです。ママの少しの油断から赤ちゃんの不慮の事故につながることがあるので、入浴中はどのような理由があっても赤ちゃんから目を離してはいけません。

また、長湯は禁物です。少しぬるめのお湯で、5~10分程度湯船に浸かるようにしましょう。ママにとっては物足りないかもしれませんが、赤ちゃんのためです。

さらに、入浴中に赤ちゃんが怖がるようであれば、沐浴のときと同じように沐浴ガーゼをお腹の上に乗せておくと安心します。

ワンオペお風呂が楽になる便利グッズ

バスマットやバスチェアがあると洗いやすい

赤ちゃんとの入浴はママとパパが一緒であれば安心ですが、風呂場が狭かったりパパが忙しかったりして、ママひとりで入れなければいけないことだって多くありますよね。このようなときには、バスマットやバスチェアがあると、ママひとりでも洗いやすくて便利です。

バスマットの中には、赤ちゃんの体にあわせた形状のものがあります。このようなバスマットであれば、寝かせた状態で赤ちゃんの体を洗うことができるばかりではなく、ママの体も一緒に洗うことも可能です。

赤ちゃんがある程度大きくなれば、バスチェアがあると便利です。座る状態と横に寝る状態のどちらでも、赤ちゃんの体を簡単に洗うことができます。赤ちゃんの首がすわったころから使い始めるママが多いようです。

シャワーフックがあれば両手が使える

首がすわっていない赤ちゃんと入浴するときには、ママは大変です。ベビーソープなどがついた赤ちゃんの体は滑りやすく、抱っこしながら洗うときなどは気が抜けません。

このようなときに便利なものが、シャワーフックです。シャワーヘッドを持つ必要がなくなるのでママの両手が空き、赤ちゃんの体をしっかり支えながら洗うことができます。

多くのお風呂にはすでに備え付けのシャワーフックがあるでしょうが、赤ちゃんには高すぎて体を上手に洗い流すことができません。その点、吸盤などを使ってお風呂の壁に取りつけるシャワーフックであれば、使いやすい高さにあわせて設置することができます。工事が必要でないため、賃貸でも安心して取りつけることが可能です。

バスローブで湯上がりのバタバタを軽減

赤ちゃんと入浴するときには入浴前の準備や入浴中も大変ですが、お風呂上がりも慌ただしくなってしまいます。湯冷めをしないように素早く赤ちゃんの体を拭き、スキンケアをしなければなりません。湯上がりは赤ちゃんを最優先にするので、湯冷めをするママも多いようです。

このようなママにおすすめしたいのが、バスローブです。決して必需品というわけではありませんが、湯上がりのバタバタを軽減してくれる便利なアイテムといえるでしょう。

湯上がりに羽織るだけで、素早く赤ちゃんのお世話ができます。授乳口があるものやポンチョタイプなど、種類も豊富です。

バスローブを選ぶときには、吸水性や速乾性の高いものを選びましょう。着心地やデザインも大切です。
42 件

関連記事

この記事のキーワード


  • テニ-とテーオ