妊婦のウエストの変化は劇的!妊娠線対策やマタニティグッズで対策を
妊娠してしばらくすると、ママのウエストが少しずつ変化し始めます。そして、出産に向けてどんどんお腹が大きくなるため、妊娠線ができてしまう人もいます。今回は、妊婦の劇的に変化するウエストに対応するためのマタニティグッズや、妊娠線の予防方法についてまとめてご紹介します。
ウエスト周りの変化で妊婦に起こる事態
5カ月ごろから生じる衣服などの締めつけ感
腹囲は平均すると妊娠5カ月で13~28cm、妊娠10カ月で25~40cmほど妊娠前より大きくなるといわれています。早い人で妊娠3カ月ごろからお腹が膨らみ始めますが、一般的には妊娠5カ月くらいからお腹がふっくらして、衣服による締めつけ感を感じるようになるでしょう。
妊娠6カ月ではこれまで着ていたボトムスのチャックが閉まらなくなり、妊娠7カ月あたりからは、見た目に「妊婦さんかな?」とわかるくらいお腹が目立ち始めます。
中期以降に赤い筋「妊娠線」ができる?
これがいわゆる「妊娠線」です。ストレッチマークと呼ばれることもあります。妊娠線ができたという先輩ママたちによると、お腹が大きくなり出す妊娠中期から後期にかけてできたという声が多いようです。
しかし、中には、早い段階でできたという人もいれば、臨月に入ってから突然できたという人もいます。また、まったくできなかったという人もいるので、妊娠線のできる時期や、そもそも妊娠線ができるかできないかということ自体にも個人差があるようです。
後期はお腹がせり出して腹帯なども必要に
お腹の赤ちゃんが成長すると、同じようにママのお腹も大きくなりどんどん重たくなっていくので、それを支えようとするママの腰や骨盤にどうしても負担がかかりやすくなります。そのため、腰痛などのマイナートラブルに悩まされることもあるでしょう。
このように腰や骨盤への負担を軽減したり、姿勢を正しく保ったりするため、妊娠後期には大きくなったお腹を支える役割がある腹帯が必要になってきます。
妊娠線の原因は?残さないための対策
急に皮膚が伸びることで亀裂が起きてしまう
妊娠中、ママのお腹が急激に大きくなっていくと、お腹の表皮もそれに合わせて伸びます。しかし、真皮や弾性繊維などの皮下組織は、急激なお腹の伸びについていけずに亀裂が生じてしまうことがあります。これが、妊娠線となるのです。
妊娠線は、発生したときは赤紫色ですが、時間の経過とともに白っぽく変化します。しかし、残念ながら、一度できてしまった妊娠線は完全には消えません。そのため、初めから妊娠線ができないように注意したいですね。
個人差があるため早い時期からの予防も大切
人によっては妊娠4カ月という早い時期にできたというケースもあるため、早めの予防が肝心です。お腹の大きくなるスピード自体も個人差があり、妊娠初期から食べづわりなどで体重の増加が大きい場合には、妊娠線ができやすくなるとされています。
また、臨月に入ってお腹が大きくなるスピードが落ち着いてきても、皮膚自体は張り詰めた状態が続いているので、妊娠線ができやすい状態に変わりはありません。分娩時、赤ちゃんの移動につられて妊娠線ができるパターンもあるので、油断は禁物です。
体重管理やウエスト周りの保湿を心がけよう
特に、つわりが落ちつくと食欲が増加して、食べ過ぎてしまいがちです。栄養をしっかり摂ることは大切ですが、食べ過ぎて体重が急激に増加しないように気をつけましょう。
また、皮膚が乾燥すると弾性を失い、お腹の伸びについていけず妊娠線ができやすくなるので、ボディクリームなどで肌の保湿を心がけてください。一般的なボディケア用品でもよいですが、マタニティ専用のものの方が安心して使えるでしょう。
ウエストの負担を減らすマタニティグッズ
専用のレギンスやパンツはマストアイテム
妊娠したからといって、全身マタニティウエアにしなければいけないということはありません。手持ちの服で着られるものは、そのまま活用しましょう。
しかし、サイズ変化の激しいウエスト周りに対応するなら、やはり専用のレギンスやパンツなどはマストアイテムであるといえます。お腹周りは楽だけど、見た目にはマタニティ専用とはわからないようなおしゃれなデザインのものも多いので、いくつか用意しておくとよいですね。