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実家が子どもを預かってくれない!その理由と対処法について知ろう

実家が子どもを預かってくれない!その理由と対処法について知ろう

子育てを頑張るママにとって、頼りになる存在といえば実家ですね。子育ての先輩でもある両親に子どもを預かってもらえれば安心です。しかし、どの家庭でも孫であれば無条件で預かってくれるわけではありませんね。実家が子どもを預かってくれないときの対処法や、その理由について考えてみましょう。

実家が子どもを預かってくれない理由とは

子どもの相手は体力が必要だから

ママの両親・パパの両親は、当たり前ですがママよりも年齢が高く体力が落ちてくる年齢です。ママでもしんどい子育てを、50代以上になる祖父母が少しの時間であれ代わりに行うのはやはり大変だと考えられます。

赤ちゃんを抱っこ、おんぶすれば足腰に負担がかかりますし、幼児は急に走り出したり危ないことをしだしたりと目が離せないのはママも実感しているはずです。祖父母にとっても、子どもを預かるのには相当の体力が必要なのです。

いくら体力に自信がある祖父母でも、パワフルな子どもと一緒に過ごすことは想像以上に負担が大きいのかもしれません。1日面倒みただけで心身ともに疲れてしまった経験があれば「もう預かれない」と感じてしまっても仕方ありませんね。

子どもを預かるのは意外とお金がかかる

ママが実家に子どもを預けるとき、きちんと保育料を支払っているでしょうか。おやつや食事、お気に入りのおもちゃなどを持参することはあっても、預けた先でかかる費用についてはあまり考えたことがないのではないでしょうか。

祖父母はやはり孫が可愛いので、孫が来るとなればお菓子を用意したり、どこか遊びに連れて行ってあげたりと普段とは違う出費をしています。子どももおじいちゃん・おばあちゃんは、パパやママより甘いと知っていますので「あれ買って」「これ買って」とねだることもあります。

祖父母が自発的に支払っているものとはいえ、孫を預からなければ必要のない出費です。買ってあげるのを断れないからこそ、預かることそのものを断っている可能性があります。

孫は可愛いけど、自分の時間も大切だから

最近の高齢者と呼ばれる60代、70代はとても元気でたくさんの趣味を持っている人がたくさんいます。現代的な考え方をする人も多く、子ども(ママやパパ)の家庭に口を出さないと心がけていることもあるようです。

そんな考えの中で、孫を預かることをよしとしないという結論に至ることがあります。自分の子どもは自分が責任を持って育てるべきで、都合のよいときだけ頼ってもらっても祖父母も困ります。

祖父母にも毎日の生活があり、それぞれに予定があります。もしもママが祖父母の予定も聞かずに子どもを預けてしまったら、孫を預かることに疑問を抱いてしまうはずです。

孫は可愛いけれど、自分の時間を大切にしたいという気持ちを理解しましょう。

子どもの預かりを拒否されたときの対処法

断る理由を聞いて話し合ってみる

祖父母に子どもの預かりを断られてしまったら、まずはその理由を聞いてみましょう。もしも、以前は預かってくれていたのに急に断られるようになった場合は、なにか預かりたくなくなるような事柄があったのかもしれません。

また預かってもらえるようにというだけでなく、子どもやママに原因があったのなら、きちんと謝ってわだかまりを解いた方が今後のためになります。初めてのお願いで断られた場合は、祖父母に予定があったり、預かるのに不安になる要因があったりするかもしれません。

いずれにせよ、無理やり預かってもらってもお互いにとってプラスになりません。解決できる理由であれば改善し、ライフスタイルや考え方の違いであれば無理強いせずほかの預け先を探しましょう。

気心知れたママ友に預かってもらう

実家以外でママが頼りにできるのが気心知れたママ友ですね。お互いに子どもを持つ身ですので、子育ての大変さや預かり先のない不便さも共感してもらえます。

ただ、ママ友だからと気兼ねなくいつでも預かってもらえるわけではありません。ママがどうしても行かなければならない予定に限ってお願いするように心がけたいですね。

また、ママ友にお願いした場合、相手の子どもも快く預かるくらいの心構えが必要です。自分ばかりが預かってもらって、ママ友の子どもは預かれないとなると友情にもひびが入りかねません。

万が一、自分だけが頻繁に子どもを預けなければいけない場合は、それ相応のお礼を用意するのがマナーですので覚えておきましょう。

実家や友だちに頼らずプロの手を借りてみる

実家や友だちに子どもを預ける場合、きちんとしたルールを決めずに預けてしまうことがトラブルの原因になることがあります。その点、プロのベビーシッターや一時保育のサービスを利用すれば、最初からきちんと決まりが設定されているので、預けた先が変なわだかまりや不満を抱えずに済みます。

プロの手を借りる場合は、決められた料金を支払い時間もきっちり守る必要があります。たくさんのルールもありシビアな部分がありますが、それが気持ちよく子どもを預けるために必要なことです。

実家や友だちではどうしても気を使いますので、プロに頼んだ方が気が楽だというママもいるはずです。経済的な負担はありますが、相手はプロなので安心して預けられるのもメリットです。

「預からない」となる前の対策について

子どもの性格や習慣を具体的に伝えておく

孫の性格や習慣をよく知る祖父母に預ける場合だけでなく、たまにしか会わない実家に子どもを預けることもありますね。そんなとき、注意点をなにも伝えずに預けてしまうと、祖父母が戸惑う原因になります。

食べ物の好き嫌いやアレルギー、泣いてしまったときの対処法など、一般的な子育て経験がある祖父母でも知らなければ対応できないことがあります。子どもにはそれぞれ個性がありますので、ママが知っていることを惜しみなく具体的に伝えるようにしましょう。

このとき、口頭で伝えるだけでは忘れてしまうことがありますので、預けるときの荷物と一緒にメモに書いて説明しながら手渡すようにします。もちろん、必要なものがあれば荷物として実家に持っていくようにしてくださいね。
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