早生まれなら育休延長もあり!保育園申込と育休延長の手続きについて
ママが行う育休延長の条件や手続きとは
育児休業が延長できる条件は?
育児休業延長を行うことがやむを得ないとする事由があれば育児休業の延長も可能です。例えば、入園申し込みを行っていた園が定員などの関係で入園できなかったときです。
ほかには育児休業終了後、子どもの保育をすることになっていた配偶者が死亡したときなどが挙げられます。ただし入園申し込みを行っていて入れなかった場合の希望園は、認可園であることが条件に含まれます。
入園希望日を育児休業満了の日までにしていることも条件です。
育児休業が延長できる期限と回数
しかし、1歳の育児休業満了からの延長が一気に2歳までできるというわけではありません。1歳のときにできる延長は1歳6カ月までです。
そして1歳6カ月のときには2歳まで延長ができることになっています。それぞれの延長時期に、育児休業の延長がやむを得ない場合は延長申請を行いましょう。
早生まれの子が1歳になる1月、2月、3月では入園が難しかった保育園でも、新年度の4月であれば少し状況が変わることもあります。落ち着いて準備もできますね。
手続きには延長以外に給付金や保険料免除も
職場に育児休業延長を申し込む期限ですが、復帰予定の人員が休業の延長となるわけですから職場側にもそれなりに準備が必要です。1カ月前くらいに伝えて手続きしていけるとよいかと思います。
職場に育児休業延長の申し出を行うと、次は職場がハローワークに育児休業給付金の受給期間の延長の手続きと、年金事務所に社会保険料免除期間の延長の手続きを行います。職場でもあまり例のない手続きとなるかもしれません。
連絡を取りながら期日に間に合うようにお願いをしていきましょう。
早生まれの1歳児入園のためにできる工夫
長い育休期間を利用して早めに保活スタート
翌年の1歳児クラス入園を目指すなら、約1年の余裕がありますね。ただ、仕事復帰のことを考えるとどの場所にある保育園がよいのか、雰囲気はどうか、受け入れ枠はどのくらいなのかなど、色々な情報を調べるには意外と時間のかかるものです。
せっかく長い育休期間がありますので、入園申し込み日が近くなって焦ることのないよう、子どもとの相性やママの働き方などに合った園を見つけ、入園選考通過のためにしっかりと準備していきましょう。
自治体に合わせて育休明けの勤務時間を調整
育児休業後の復職というのもその項目の中の一つです。入園希望日から決められた期間内に復職予定の場合は点数がアップします。ただ復職するときの勤務時間には注意しましょう。「しばらくは時短勤務にしよう」と考えているママもいるかと思いますが、フルタイム勤務に比べて点数が低くなる自治体もあります。
復職後すぐにフルタイム勤務は大変かもしれませんが、入園選考で有利にするためにも自分の住んでいる自治体の点数の基準を確認しておきましょう。
入園希望園はいくつか選んでおく
選考審査では、希望している園についての選考のみをするからです。例えば、第一希望だけを記入して落ちた場合、ほかの園に入れるチャンスはほとんどありません。第二希望や第三希望を記入していると、そこについても審査されるので、入れるチャンスが出てきます。
仕事を再開したいのに入れなかったときのほうが困りますよね。育児休業延長にも期限がありますので、選択肢が多いほうがよいですよ。
まとめ
職場へかける迷惑など心配なこともありますが、大切な我が子が通う保育園なので、慌てて妥協するのではなく、制度を上手に使いながらしっかりと見つけていきたいですね。
とはいえ保育園入園に向けては早めの手続きがおすすめです。自治体への問い合わせ、希望園の見学など丁寧に行い、よいご縁をみつけてくださいね。