母子家庭は大変だけど笑顔で子育て!シングルマザーの実情と対処法
児童扶養手当以外の支援制度
精神もしくは身体に重い障害がある20歳未満の子どもを育てている家庭に支給される「特別児童扶養手当」や、離婚などではなくパートナーが亡くなってしまった場合には遺族年金の支給もあります。
就業支援制度もあり、「自立支援教育訓練給付金」といって、ひとり親の能力開発の取り組みを支援します。雇用保険の教育訓練給付金が受け取れない方を対象に、教育訓練の受講が修了した際、かかったお金の60%が支給されるというものです。
ほかにも頼れる制度がいくつもあります。こういった制度を上手に利用できるよう調べてみることも大切ですよ。
シングルマザーは大変だけどよかったことも
でも、大変なことがある半面、よいことだってあります。パパがいることで我慢していたことがなくなるのです。例えば、何かをしてほしくてもしてくれないことへのイライラがなくなったり、疲れているときにパパに気を使うことなく、料理など手抜きしたりもできます。
パパがいないということは基本的に自由ですよね。何かを決めるときも、どこかに出かけるときも自分で決められます。
苦労はあるけれど、幸せに感じることもきっと多いはずです。何よりも子どもと一緒に笑顔で毎日過ごせることが一番です。ポジティブにとらえて前に進んでいけたら子どももきっと笑顔になりますよ。
シングルマザーにはこんなメリットもある
義両親との関係に悩むことがない
しかしシングルマザーになるとこういった悩みやわずらわしさからは解放されるようです。義両親は子どもにとっては祖父母であることには変わらないので、子どもは定期的に会う機会もありますがママが会う回数は減りますよね。
義両親との関係に悩まずに済むので、パパと別れてから精神的ストレスが減ったと感じるシングルマザーも多いようです。自分の実家のことだけを考えればよいので、ママとしては精神的に楽になりますね。
家事の負担が減るケースが多い
食事もママと子どもだけであれば、子どもの好きなメニューで決められるのに、パパがいるとパパ向けにおかずの種類を増やしたり、肉料理をつけたりなど、手間がかかるという話も聞きます。
母子家庭であれば洗濯物の量は少ない上に、パパに家の中を汚されることもないので、ママの掃除の手間がかかりません。さらに食事もママや子どもの好きなメニュー中心に用意ができるので、献立を考えるのも楽になりますよ。
すべてママと子どもの意思で決められる
たとえば、ママとしてはインテリアはこうしたいのに、パパが嫌がるのでパパの好みに合わせている、子どもに習い事をさせたいのにパパが反対しているなど、様々な場面でママが我慢することも珍しくありません。
節約のために水は出しっぱなしにしない、電気はこまめに消すというルールを徹底したいのにパパだけが守らないという家庭もあります。
母子家庭であれば、すべてママと子どもの意思で決められます。子どもと一緒にインテリアを考えたり家庭内のルールを決めたりすれば、母子の絆も深まり、のびのびと母子生活を楽しむことができますよ。
まとめ
将来のことなど不安に思うかもしれませんが、子どもが一緒にいます。子どもと一緒にあそこに行ってみようとか、これを食べに行こうとか考えると、気持ちが前向きになってきませんか?ママが笑っていればきっと子どもも嬉しい気持ちになって、笑顔が絶えない家庭になりますよ。