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山口へ夫婦旅行を楽しむならここへ!有名な観光地や宿泊施設を紹介

山口へ夫婦旅行を楽しむならここへ!有名な観光地や宿泊施設を紹介

おじいちゃん、おばあちゃんから「子どもは預かっているから夫婦で旅行したら?」と言われても、どこへ行けばよいかわからないということもありますよね。夫婦で旅行するなら大人向けのスポットがたくさんある山口県はいかがでしょうか。今回は夫婦旅行に最適な山口の観光地や宿泊施設を紹介します。

歴史ある建物が揃う「岩国エリア」

日本三大奇橋の一つ「錦帯橋」が人気

岩国市今津町にある「錦帯橋(きんたいきょう)」は、川に小島のような橋脚を造り、その上にアーチをかけるという独特な工法で作られた橋です。独特な構造から日本三大奇矯に選ばれています。

岩国城と城下町は錦川によって隔てられていたため、行き来ができるよう橋がかけられていましたが、洪水が起こると橋は流され、橋をかけては流されるということをくり返したそうです。

錦帯橋は3代目岩国領主の吉川広嘉が「洪水で流されない橋」として建築した橋で、中国杭州の西湖にある橋から着想を得ているといわれています。

当時の土木建築技術の粋が集められた独創的なアーチを河原や橋の下から眺めて構造美を楽しんだり、渡って川の風景を眺めたりしてもよいですね。

瀬戸内海や四国まで見渡せる「岩国城」

初代岩国領主の吉川広家によって慶長13年(1608年)に作られた岩国城は、標高約200mの山に築かれた山城です。錦帯橋がかかる錦川を天然の外堀に利用した三層四階の城でしたが、築城後7年で取り壊されました。

現在の天守閣は昭和37年に復元されたもので、元の位置から東に50m程度離れた見晴らしがよい場所にあります。展望台になっており、錦帯橋から岩国市内はもちろん、瀬戸内海の島々や四国まで見渡せます。

また、岩国城は戦国時代から安土桃山時代にかけて起こった南蛮文化の要素が取り入れられた「桃山風南蛮造り」です。南蛮風の独特な外観で日本百名城にも選ばれています。

岩国城へのアクセスはロープウェーが便利ですが、徒歩で行くのもおすすめです。

錦帯橋から徒歩3分「岩国国際観光ホテル」

錦帯橋から徒歩3分の場所にある「岩国国際観光ホテル」は、岩国城を見上げながら入浴できる檜風呂や錦帯橋を眺めながら入浴できる岩風呂を楽しめるホテルです。

客室は錦川側と山側がありますが、どちらでも豊かな自然と四季折々の風情を楽しむことができます。露天風呂つき客室や特別室など特別な日に最適な客室も用意されています。

料理は海の幸・山の幸が味わえる郷土料理を主とした会席料理を始め、四川料理や洋食コースなどバラエティ豊富です。記念日向けのお祝いコース料理や、山口の名産フグのコースもありますよ。

館内にはナイトクラブやリラクゼーションサロン、ティーラウンジも完備しているため、客室以外の場所でもゆったり過ごすことができます。

城下町の風情が色濃く残る「萩エリア」

松下村塾の建物が今も残る「松陰神社」

日本史ファンのなかでも幕末期が好きな人にとって、吉田松陰が松下村塾を開いた萩は「一度は行ってみたい場所」なのではないでしょうか。

JR東萩駅から徒歩20分にある「松陰神社」は、松下村塾を創設した吉田松陰を祭った神社です。敷地内には松下村塾の建物が当時のまま今でも残っています。

松下村塾のなかに入ることはできませんが、質素で小さな建物なので外からでも全体の様子を見ることができます。

また、神社内には吉田松陰の生涯が蝋人形で再現されている「歴史館」や、吉田松陰が残した著述や物品を展示する「至誠館」などがあります。幕末・明治維新期に活躍した偉人たちの息遣いと歴史を感じに訪れてみてはいかがでしょうか。

伝統の萩焼づくりを体験できる「萩焼会館」

「一楽・二萩・三唐津」という言葉があるように、山口県萩市を産地とする「萩焼」は古くから多くの茶人や武将などから愛されてきた焼き物です。

萩焼の特徴は器の表面にできた「貫入(かんにゅう)」と呼ばれる小さなヒビです。使用すると貫入にお茶やお酒が染み込んで独特な風合いが生まれることから「萩の七化け」と呼ばれています。

JR東萩駅から徒歩10分にある「萩焼会館」では窯元見学やショッピングだけではなく、400年の伝統をもつ萩焼づくりも体験できます。絵つけ、手びねり、電動ろくろから好みに合わせて選んでくださいね。

使い込むごとに味が出る萩焼は夫婦の歴史を刻むのに最適です。おそろいの湯飲みを作ったり、作品をプレゼントしあってはいかがでしょうか。

萩城下町にたたずむ旅館「北門屋敷」

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