赤ちゃんでも帰宅後の手洗いは必要?いつから始めるのかと始め方
帰宅後、風邪や胃腸炎などの予防で特に重要な手洗い。赤ちゃんの場合の手洗いはいつから始めるのか、また、どうやって始めたらよいのか迷っているママも多いようです。この記事では、赤ちゃんに手洗いを教える時期の目安や、始め方の工夫についてまとめました。
赤ちゃんが手洗いを始める時期と始め方
目安は立てるようになる1歳前後
とはいえ、ハイハイで行動範囲が広がった赤ちゃんが公園などの芝生で遊んだり、離乳食やおやつの手づかみ食べで手が汚れたりしたら、赤ちゃんが自分で立てなくてもママが抱っこをして洗ってあげる必要があります。
この場合、ママが片手で抱っこをして、もう片方の手で赤ちゃんの手を洗うので、ちょっと大変です。赤ちゃんがいきなりの手洗いにびっくりして暴れてしまうと危険なので、優しく声をかけてあげましょう。
手洗いは大切なので、できるだけ早めに慣れさせてあげるとよいですね。
まずは帰宅後や食事前に洗う習慣をつくろう
外出をしなかった日でも、おやつや食事の前には手を洗う習慣をつけておきたいですよね。友人ママの場合は、手洗いが楽しくなるような自作の歌を歌ったり、お兄ちゃんやお姉ちゃんが楽しそうに手を洗っているところを見せたりしていたようですよ。
「手がきれいになったらおやつを食べようね」と楽しいことをイメージさせるように声をかけてあげるのもポイントです。手を洗い終わったらたくさんほめてあげましょう。
絵本などで手洗いに興味をもってもらおう
赤ちゃんや小さな子ども向けに手洗いをテーマにした絵本はたくさんありますので、お気に入りのものを探してみるのもよいかもしれませんね。
子ども向けの番組でキャラクターが手を洗っていたら、「ほら、◯◯も手を洗っているよ」と注目させてあげるのもよいでしょう。赤ちゃんが手洗いに興味をもつと、手洗いを嫌がることが少なくなるので、習慣がつけやすくなります。
手洗いで押さえておきたいポイントとは
帰宅後はすぐに菌を取り除く
手洗いは風邪や胃腸炎などの予防の基本なので、赤ちゃんやママだけでなく家族みんなで習慣づけるようにしましょう。特に空気が乾燥しやすい冬場は、インフルエンザが流行するので気をつけるようにしたいですね。
友人ママの場合、赤ちゃんとお散歩やお出かけから帰ってきたらそのままお風呂へ…ということもあるそうです。皮膚を清潔に保つのはもちろん、風邪ウイルスは乾燥を好むので、湯気での保湿は風邪予防にも効果があります。
素洗いよりハンドソープを使って
とはいえ、赤ちゃんの肌はとてもデリケートなので、ハンドソープを使うこと自体に抵抗があるというママも多いですよね。肌に合わなかったり、刺激が強いものだったりすると大人でも手が荒れてしまう場合があります。
肌荒れが心配なママは、低刺激で無添加のハンドソープも販売されていますので、試してみてはいかがでしょうか。「薬用」と名前がついたハンドソープでなくても、しっかりとばい菌を洗い流してくれますよ。
ママの声かけが習慣づけにつながる
「外から帰ってきたら手を洗おうね」「見えないばい菌がついてるからバイバイしようね」と、手洗いのタイミングや、なぜ手洗いが必要なのかを優しく説明してあげるとよいでしょう。こういったママの声かけが手洗いの習慣づけにつながります。
友人ママの場合は、好きな絵本やDVDで見た手洗いの話をしながら、子どもを洗面所に連れて行ったそうです。手を洗うことに少し慣れてきたら「帰ってきたらまず何するんだっけ?」とクイズのように聞いてみるのも効果がありますよ。