ねんねトレーニングは生活リズムが鍵!成功へのポイントや注意点
「ねんねトレーニング」が気になっているママの多くは、赤ちゃんの寝つきが悪いことや夜泣きをすることに悩んでいるのではないでしょうか。ねんねトレーニングを成功させると、赤ちゃんだけでなくママやパパの睡眠も改善できる傾向があります。興味を持っているママへ、成功へのポイントや注意すべき点をご紹介します。
赤ちゃんのねんねトレーニングとは
ひとりで入眠できるようにするトレーニング
赤ちゃんの睡眠を改善するための方法は色々あります。その中の一つが「ねんねトレーニング」です。一度は聞いたことがあるママやパパが多いのではないでしょうか。
ねんねトレーニングとは、子どもがひとりで眠れるように習慣づけるための睡眠トレーニングです。ひとりで寝ることを目的とするため、トレーニングでは抱っこやおっぱいを飲ませながらの寝かしつけをしません。
トレーニングが成功すれば夜泣きも改善します。赤ちゃんの睡眠問題を抱えているママにおすすめしたい方法です。
開始時期は離乳食が始まる6カ月以降で
6カ月以降でも、ねんねトレーニングを始めるときには赤ちゃんの様子をよく見るようにしてください。入眠時に泣き続けるようなら、まず「おむつが濡れている」「暑い」「寒い」などの不快を解消します。
不快を解消しても泣き続けるなら、まだトレーニング開始には早いのかもしれません。赤ちゃんには個人差があるので、ゆっくりと成長を待ちましょう。
体調が悪いときもねんねトレーニングを始めるのは難しいです。赤ちゃんの様子を見ながら時期を判断してください。
ねんねトレーニングのつらい山場は3日ほど
この辛い時期はどのくらい続くのでしょうか。ねんねトレーニングを実践したママたちによると「つらい山場は3日ほど」という意見が多く聞かれます。
山場が過ぎた後は、1週間ほどで夜泣きのある子はほとんど解消し、2週間もするとひとりで寝られるようになる子もいるようです。
赤ちゃんの睡眠が改善すると、夜泣きなどに悩まされていたママやパパの睡眠問題も解消することができます。「3日ほどの山場」を乗り越えるためにも、成功させるポイントを押さえておきましょう。
ねんねトレーニングを成功させるポイント
生活リズムをしっかり整えることが大切
生活リズムを整える上で大切なのが睡眠リズムです。朝は7:00に起床し、就寝は遅くとも20:00ごろを目安にしてください。昼寝は適切な長さや回数が赤ちゃんの成長段階により異なります。いずれにしても15:00ごろまでには済ませて、夜の眠りを妨げない昼寝を心がけましょう。
日中はできるだけしっかり遊ばせると夜の寝つきがよくなります。1歳を過ぎたら外遊びがおすすめです。
意外と大切なのがお風呂のタイミングです。遅くとも入眠30分前までに済ませておくと眠りの質を高くすることができますよ。
便利だけど寝かしつけに添い乳は使わない
多くのママに支持されている添い乳ですが、残念なことにねんねトレーニングではNGです。添い乳で寝かしつけているとお乳をくわえたまま眠る習慣が赤ちゃんについてしまい、夜中にお乳を探して目覚めやすくなるのです。
添い乳をやめると、ほとんどの赤ちゃんは大泣きをします。泣いている赤ちゃんを見て「かわいそう」とつい添い乳や授乳をしたくなりますが、それをするとねんねトレーニングの成功は難しくなります。
ポイントは添い乳ではなく「入眠前の儀式」で寝かしつけをすることです。
入眠前の儀式を決めて寝かしつける
・子守唄を歌う
・背中をとんとんする
・寝たふりをして添い寝する
・絵本の読み聞かせをする
というようなことを入眠前の儀式にします。入眠前の儀式をする目的は、赤ちゃんに「寝る時間ですよ」と伝えることです。赤ちゃんに習慣づける必要があるので、同じ儀式を同じくらいの時間にするようにしましょう。
入眠前の儀式は、ママだけでなくパパも実践できる内容がおすすめです。また、おばあちゃんの家などで外泊するときにも簡単に行えるものがよいですね。
これまで添い乳で寝かせていたママは、入眠前の儀式をする前にしっかり授乳をしておくとよいですよ。