ねんねトレーニングは生活リズムが鍵!成功へのポイントや注意点
寝る前の準備と寝る環境にも気をつけよう
部屋の照明を暗めにする
赤ちゃんを寝かせるときにも照明を消すか暗くすると、ねんねトレーニングが成功しやすいかもしれません。ママとパパが起きている部屋の隣の部屋で赤ちゃんを寝かせるときにも、光があまり漏れないようにするよう工夫しましょう。
また、夜中におむつ交換をするときにも、照明を明るくすると寝かしつけに時間がかかりますので、薄暗いほうがよいですね。
寝るときだけでなく、寝る前に過ごす部屋の照明も夕方以降は暗めにしてくとよいといわれています。
赤ちゃんに合わせた室温調整を
特に、1歳未満は体温調節がうまくできない時期なので注意が必要です。冬でも室温が合っていないと背中に汗をかくことがあるので時々チェックしてみてください。赤ちゃんの寝ている場所の近くにも室内用の温度計を設置し、確認するようにするとよいでしょう。
また、赤ちゃんの体に直接エアコンの風が当たらないように気をつけることも大事ですね。気温の安定しない季節の変わり目などは、スリーパーやブランケットなどを利用して微調整をしましょう。
赤ちゃんが快適に眠れる布団を選ぶ
赤ちゃんは基本的にたくさんの汗をかくので、通気性のよい布団を選ぶことが大切です。通気性がよいと、布団の中に熱がこもりにくくなるので、体温調節がしやすくなりますね。敷き布団の上に吸水性のあるブランケットを敷いておくのもよいですよ。
また、肌触りにもこだわりましょう。布団は、顔を含めて赤ちゃんの体に直接触れるものなので、ザラザラ感があったり硬すぎたりすると眠れません。肌触りが優しいもの、掛け布団に関しては寝返りがしやすいようできるだけ軽いものを選んでくださいね。
ねんねトレーニングの注意点について
神経質になりすぎないで柔軟に対応する
ただ「絶対に抱っこしない!」と決めてしまうと、返ってママのストレスになってしまうかもしれません。「こうしなければ!」と決めつけるのではなく、柔軟に対応することが大切です。
夜中に赤ちゃんが何度も起きてしまうようであれば、生活リズムを見直しましょう。睡眠リズムや日中の運動、入浴のタイミングなどを改善し、生活リズムを整えてください。
また、赤ちゃんの体調が悪いときや10分以上泣くときは、抱っこして様子を見てください。赤ちゃんの体調がよくなって生活リズムが整ってから再開しましょう。
ママだけじゃなくパパにも協力してもらう
ママが辛いと赤ちゃんも不安を感じてしまいます。ストレスや不安を抱え込まないためにも、ねんねトレーニングはパパにも協力してもらいましょう。
中には「協力してほしいけど、パパは仕事で寝かしつけの時間までに帰宅できない」と嘆くママもいるようです。そんなときは直接協力してもらうのではなく、ママのサポートをお願いするとよいですよ。
ママの負担を減らすために家事を手伝ってもらったり、休日の昼間には子どもと遊んでもらったりと、できるサポートは意外に多くあるものです。
辛くなったら無理はしない
赤ちゃんが大泣きしている姿を目の当たりにすると、ママは罪悪感を感じたり、感情表現が乏しいといわれる「サイレントベビー」になるのでは、と心配したりしがちですね。また、集合住宅に住んでいると、赤ちゃんの泣き声が近所迷惑になることを気にするママも多いようです。
ママが辛くなったら、無理をして続けないことも一つの方法です。もしかすると、赤ちゃんにとって、まだねんねトレーニングをするには早いのかもれないですし、もっと赤ちゃんに合う入眠前の儀式があるのかもしれませんよ。
まとめ
成功のポイントは、生活リズムを見直したり入眠前の儀式を取り入れたりして、赤ちゃんが眠りやすい環境を整えることです。一方で続けることが辛くなったときには、ママは無理をせず柔軟に対応することも大切ですよ。
赤ちゃんがぐっすり眠ってくれると、家族の睡眠の質も上がりますね。「今頑張れば、この先が楽になる」と思って大変な時期を乗り切りましょう。