子どもの靴をつけ置き洗い!注意点や方法と頑固な汚れへの対策
臭いが気になるときは重曹を
バクテリアが繁殖する場所の条件は、湿気が高いこと、温度が高いこと、餌(汗や皮脂など)が多いことの三つです。靴の中はこの条件にぴったり合いますよね。
バクテリアによる靴の臭いを消す効果があるのが重曹です。重曹には中和作用と静菌作用があり、これにより消臭が期待できるのです。
方法は、まず重曹大さじ1杯程度をぬるま湯に入れて溶かします。その中に靴を30分~1時間ほどつけ置いたらいつもどおりに洗います。洗ったあと臭いがなくなっていますよ。
酸素系漂白剤でよりきれいに
靴を漂白するときは酸素系漂白剤を使います。鼻にツンとくるような塩素系漂白剤は色素を分解して真っ白にしてくれますが、素材に与えるダメージも大きいのでおすすめしません。
酸素系漂白剤を使うときは直接手に触れると肌荒れを起こす原因にもなるので、ゴム手袋を準備したほうがよいです。もし皮膚や目についてしまったときは、慌てずに水で洗い流しましょう。
つけ置きのしかたはお湯に決まった量の酸素系漂白剤を溶かし、そこに靴をつけ置きます。5~30分ほどつけ置いたら汚れが落ちたのを確認してよくすすぎます。汚れが落ちていないようであれば、様子を見ながらつけ置く時間を長くするのもよいでしょう。
まとめ
泥汚れなども頑固で落としにくいものですが、上履きの汚れもなかなか落ちなくて困っているママもいるかもしれません。上履きの黒ずみなどには漂白剤でのつけ置き洗いがおすすめです。長時間つけ置きをしないよう注意して、一度試してみてはいかがでしょうか。