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子育てで良い親子関係を築こう!距離感や様々なケースの接し方

子育てで良い親子関係を築こう!距離感や様々なケースの接し方

子どもがグズグズしていると「早くしなさい」、子どもが泣くと「なんで泣くの」とついイライラして言っていませんか?良い親子関係を築くような子育てがしたいのに…。どんなことに気を付けたら子どもと良い関係が築けるのでしょうか。海外の親子関係も参考に、子どもとの距離感、様々な子どものケースをまとめてみました。

子どもとの関わり方は距離感が重要

たまには親子喧嘩も良いものです

子どもは社会に出て人ときちんとかかわるために、コミュニケーション能力が求められます。

相手に自分の思いを伝えて、相手の思いを受け取ることがコミュニケーションであり、コミュニケーションの基礎は親子で作られます。ですから、子どもが自分の思っていることを言うことができ、親がそれをきちんと受け取ることが大事になります。

気持ちを受け取るということは、相手に反論しないということではありません。話している相手が何を伝えたいのかを理解して、自分の気持ちも相手に正直に伝えることなのです。

親子喧嘩は安心して気持ちを言えるからできることなのです。自分の思いを安心して言い合える仲ほど、良い親子関係といえるでしょう。

言いたい事を言える関係を築く

幼い子どもは自分がどう思っているのか、自分の気持ちを整理して理解することが難しくうまくできません。たとえ気持ちが分かっていても、自分の気持ちをうまく表現することができないこともあります。

子どもが言っていることが分からないと流して話を聞いていることはありませんか?子どもの言葉を流して聞いていると、子どもに気持ちを受け取ってもらえていないと感じさせ、次第に話をしてくれなくなってしまうかもしれません。

親も相手が子どもだからといい加減に対応するのではなく、子どもが話したことをきちんと聞き、親の気持ちも言葉にして伝えましょう。そうした会話を繰り返すことで、お互いに言いたいことが言い合える関係を築くことができるのです。

距離を置くことも大切です

子どものすることすべてが気になっていませんか?子どもが可愛くて気になるのは当然のことと思いますが、見守ることはしても、口を出したり手を出したりするのは少し待ってみましょう。

子ども自身に任せてみたら、子どもは自分で色々なことができるようになるでしょう。分からないことがあったら、聞いてきますよ。

親子の心の距離が近づきすぎると見えるものも見えなくなってしまうことがあるのです。親が手を出しすぎたり口を出しすぎたりすると、子どもは親の顔色をうかがうようになり、自分で行動することも難しくなります。

距離を置いても見放すわけではありませんので、安心して子どもを少しほうっておきましょう。子ども自身が成長していく姿を見ることができますよ。

様々なケースから考える子どもへの接し方

同居している場合の接し方

子どもにとって家族が一番身近な社会になり、影響を受けやすい環境といえます。自分の周囲の環境が円満であれば、子どもにとっても良い環境になります。

しかし、夫婦間の仲が悪かったり、嫁姑の仲が悪かったりすると、子どもも委縮してしまいます。家族それぞれの立場が明確で、世代間の境界線もはっきりしていることが大事なのです。

子ども、親、祖父母としてそれぞれの立場をはっきりして、それぞれに果たすべき役割を果たすということですね。親は子どもを扶養する義務がありますから、子どもの意見ばかりを尊重して言いなりになったりせず、親としての適切な義務を果しましょう。

親子の関係を考えるだけでなく、親子を取り巻く家族環境を整えることが大事なのですね。

兄弟がいる場合の接し方

兄弟が何人いるか、どの順番で生まれたかで親の理想的な接し方も変わってきます。子どもは生まれた順番や、何歳差の兄弟かでも性格が違いますよね。

兄弟それぞれ平等に接しようと思っても難しいのが現実です。皆に平等な接し方とは、それぞれの子どもの特性に合わせた接し方をすることになります。

兄弟がいる場合、一番上に生まれた子は下の子が生まれる前は親の愛情を独り占めしていたわけですから、下の子が生まれた途端、親の愛情を奪われた気がします。下の子は親からの世話を求めていますが、上の子は愛情を求めているのです。

ですから、上の子はぎゅーと抱きしめて「大好き」と愛情を示してあげましょう。それだけで安心して下の子にも優しくしてくれますよ。

発達障害があるの子どもへの接し方

子どもに発達障害がある場合、親は心配のあまり過保護になることや、周囲と違うのを悲しむことがあるかもしれません。集団行動をするようになると、さらに子どもの行動が気になりますね。

これは、親の尺度で子どもをみていて、周囲と同じ行動がよいことと判断し、子どもの世界観や個性を理解していないことになります。まずは、子どもの感じていること、考え方の特性、行動特性を理解してみましょう。

そのうえで、個性として尊重してあげましょう。簡単なことではないと思いますが、親が自分のことを理解してくれていると思えることほど心強いことはありません。理解してくれる人がいると思えるだけで、子どもも変わることがあります。まずは、親が変わってみましょう。

海外の子育てから学び取り入れたいこと

子どもの考えを平等に尊重しましょう

海外と日本では子育ての考え方も仕方も違います。アメリカでは、子どもは生まれた時から一人で眠ります。赤ちゃんは泣くのが当たり前という考えですので、夜泣きで寝不足になることもありません。

子どものときからお手伝いをさせて、社会に出て恥ずかしくないように厳しくしつけるといいます。子どもを叱るときも決して叩かず、人前に公表することで「笑いものになるので二度としないように」働きかけるそうです。

アメリカでは生まれたときから一個人として赤ちゃんに対応して、養育しながらも対等に対応しているのですね。子どもだからと保護するのではなく、お互い平等に意見を尊重しあうことで良い関係性を築くよう努力しているのかもしれません。
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