子どもが泣くとお菓子をあげちゃう!この習慣が続くリスクと改善策は
子育てをしていると、子どもが泣いたときにお菓子をあげてしまうということはありませんか。ちょっとしたきっかけから泣くたびにお菓子をあげるのが習慣になるということもあるそうです。この習慣が続くとどのようなリスクがあるのでしょうか。一緒に改善策もご提案いたします。
子どもにお菓子をあげてしまう場面とは
親の会食や集まりなど楽しみたいとき
会食や集まりはママにとって大切な時間でもあるので、ときには必要な話をすることもあるでしょう。そこで子どもに泣かれると、話もできなくなってしまいストレスに感じてしまいますよね。
あとでイライラしたり子どもを叱ったりしてしまわないためにも、お菓子に頼るという方法が必要だと感じることもあるでしょう。
またその場で大人がお菓子などを食べているときには、共有して子どもにも食べさせるというママは多いです。
電車やバスなど公共の静かにしたい場所
公共の場は多くの人が利用します。たいてい静かなことをマナーとしているところが多いですよね。しかしそれを幼い子どもに伝えても年齢や機嫌によって無理な場合もあります。
子育てをしたことがある人なら理解もしてくれますが、人によっては子どもが泣くのを不快に感じる人もいます。ママが人から文句をいわれたり、にらんだりされる光景もよくあることです。
そのようなことを避けるために、おとなしくしてもらう方法としてお菓子をあげることは多いようです。荷物にならないし、機嫌が悪いときに限らずお腹が空いたときにも役に立つそうですよ。
お菓子をほしがって泣き止まないとき
幼い子は欲しいものがあると、要求を抑えられずに泣いておねだりすることもあるでしょう。そんなときママは、子どもにお店で泣かれると困るしお菓子くらいならいいかと思って、仕方なく買うといった対処をすることが多いです。
しかしこれが毎回になると、子どものしつけとして買い与えるのはやめた方がよいのではないかと心配になってきます。かといって泣かせていると、お店に迷惑がかかると感じたりママもストレスになったりします。
こんなときどう対処したらよいのかと悩むママは多いようです。
「泣いたらお菓子」を続けることの悪影響
我慢ができない子になってしまう
お菓子に限ったことではありません。おもちゃやわがままを泣いてせがんだときにママに応えてもらった場合も同じです。子どものためにと思って与えていたことが、このように逆効果になることもあるので気を付けなくてはなりませんね。
我慢できない子どもになると、大きくなってもすぐにキレるなど自分をコントロールするのが苦手な人間になる傾向があります。
仕方のない場合以外は、大人の都合によってお菓子を与えるということはなるべく避けたいですね。
栄養のないお菓子は子どもの健康によくない
さらに添加物なども多く含まれています。市販のお菓子を与えれば与えるほど体に蓄積されて健康を損ねてしまうリスクが上がります。子どもだけでなく家族の健康のためにも、お菓子はあまり常食しないほうがよいでしょう。
それでもお菓子は美味しいですよね。食べたいのであれば、子どもと一緒に手作りのお菓子を作ってみませんか。子どもが喜ぶうえに添加物は入っていませんし、甘さも家庭で調節できるので安心ですよ。
どうしても必要なときはルールを決める
お菓子を与えるときには、ルールを決めて守らせるのもしつけとして大切です。例えば、「ダラダラ食べないこと」「決められた量のお菓子を食べること」などです。
子どもは自分の健康のことを考えて行動することは難しいので、いつまでも食べようとしたり、もう少し食べたいといったりすることがよくあります。そこでママがきちんと量を決めて、子どもにルールを伝え守らせるようにしましょう。