赤ちゃんを表情豊かな子に育てたい!乳児の笑顔の種類と笑わない原因
赤ちゃんの豊かな表情をつくるトレーニング
ママがお手本!いろんな表情で接しよう
赤ちゃんは周りの人の反応や表情を見て、真似をしながら表現を学んでいきます。そして、しだいに表情と感情のつながりも理解するようになります。そのため、赤ちゃんの表情はママがお手本になっているということを意識してください。
赤ちゃんの豊かな表情をつくるためにも、ママは赤ちゃんにいろんな表情で接しましょう。また、大好きな赤ちゃんの前では笑顔が多めだと、同じように赤ちゃんもママの前で笑顔をたくさん返してくれるかもしれませんね。
優しい声と言葉で読み語り
絵本の読み語りは、聞いている赤ちゃんの感情に働きかける「大脳辺縁系」を活性化する効果があるとされています。また、読み語りをしているママも気持ちが落ち着き安定する効果があるようですよ。
絵本の読み語りによって、ママの優しい声と言葉に包まれた赤ちゃんは安心感で満たされます。ママとの絵本の時間は、赤ちゃんにとってきっと楽しいものになっていくことでしょう。感情を豊かにするだけでなく、親子の絆をも深める絵本の読み語りは、ぜひ赤ちゃんのうちから取り入れたいですね。
ママが大きくリアクションしよう
赤ちゃんが笑ってくれたら、どんどんリアクションを増やして笑わせましょう。笑うことは感情にとてもよい刺激を与えリラックス効果が期待できます。きっと楽しい親子のコミュニケーションになりますよ。
ほかにも、おむつ替えや授乳タイムなど赤ちゃんのお世話をする際に優しく声をかけると、赤ちゃんは安心します。赤ちゃんにママの顔がよく見えるように、少し近づいて声をかけるようにするとよいですね。
豊かな表情作りに欠かせないスキンシップ
抱き癖は関係ない!たくさん抱っこして
抱っこしすぎると「抱き癖」がついてしまうかも、と心配に思うママがいるかもしれませんね。ですが、抱き癖はついてよいのです。赤ちゃんが泣くのは不安を感じているサインです。このサインを放置すれば赤ちゃんはますます不安に思い泣き続けやがて諦め「サイレントベビー」となってしまうのです。
たくさん抱っこして、赤ちゃんと触れ合ってくださいね。
ベビーマッサージでリラックスタイム
ママが優しい声で語りかけながら手のひらを使い優しくマッサージをすることで、赤ちゃんはリラックスするため表情が豊かになります。赤ちゃんの嬉しそうな表情を見ると、自然とママもリラックスでき、自然と笑みを浮かべることでしょう。このママの笑顔を見ることで、赤ちゃんはますますリラックスしてより表情豊かになっていきますよ。
自宅でもベビーマッサージは行えます。ママの時間や心の余裕があるときで、赤ちゃんのご機嫌がよいときに行ってみましょう。
パパと一緒のバスタイムでパパも笑顔に
パパと一緒にお風呂に入ってくれれば、ママもほっと一息つけますよね。さらにママはひとりでバスタイムを過ごすことができるため、家事や育児で感じる疲れをゆっくりと癒すことができるでしょう。ゆっくりとできる時間があることでママもリラックスし、笑顔がさらに優しくなるかもしれませんね。
まとめ
笑わない赤ちゃんに自閉症を心配するママもいますが、笑わないこと自体が診断の決め手にはなりません。発達にも個人差があるため、心配であれば一度専門の医療機関に相談してみましょう。
赤ちゃんを表情豊かな子にするために、スキンシップをたくさんとって積極的に話しかけ、親子の絆を深めましょう。