子宝祈願での絵馬の正しい書き方。願いが届くようにしっかりと書こう
少し特徴のある子宝祈願の絵馬
キューピー人形とセットの子宝祈願の絵馬
栃尾又薬師堂は、新潟県魚沼市、子宝の湯として知られる栃尾又温泉の一軒宿「自在館」の隣にあります。
境内には「子持杉」と「夫婦欅」と呼ばれる2本の木が並んでいて、根元がつながった杉をまたぐと子宝に恵まれ、足元が二股になっている欅の下を夫婦でくぐると家庭円満に過ごせるといわれています。
薬師堂には多くの子宝祈願の絵馬が奉納されています。もともとは千羽鶴や人形が主だったそうですが、現在多く奉納されているのがキューピー人形とセットになった絵馬です。
このキューピー人形は自在館で販売されているもので、子宝祈願に訪れる多くの人が購入し、奉納しています。
戌の日限定で配布される水天宮の赤い福絵馬
福絵馬は子授けや除災招福のご利益を持ち、表には仲睦まじい白い母犬と2匹の子犬、黄色い鈴が描かれています。背景は2種類あり、丸いピンクまたは水色で、ご利益は変わらないので好みで選ぶことができますよ。
水天宮にはもう一つ、戌の日限定で「赤い福絵馬」も配布されています。犬と鈴の絵は変わらず、背景が赤く塗られたものです。こちらもご利益は同じだそうですが、戌の日だけあって子宝祈願にさらにご利益がありそうです。
奉納する場所は水天宮内にありません。福絵馬は、持ち帰って自宅に飾るのが正式な方法なのだそうです。
子宝の宿で配布されるお地蔵様の絵馬
この宿に宿泊するとお地蔵様の絵馬をいただくことができます。その絵馬にお願い事などを書いてお地蔵様の隣にある絵馬掛け処に奉納します。「子宝のご利益をいただいた」という人がたくさんいるそうですよ。
お願い事は子宝や安産だけでなく、なんでも自由に書くことができます。また絵馬は一定期間飾られた後、お寺に奉納されます。
お地蔵様の絵馬を配布していただくには、地蔵庵で宿泊、または日帰りプランを利用します。予約は「子宝・安産の宿 地蔵庵」のHP上で行うことができますよ。
まとめ
絵馬の表面には昔からの風習をもとに馬を描くことが一般的でしたが、近年は様々な縁起物が描かれていることも多いです。
子宝祈願に特化した絵馬の奉納には個性的なものもあります。どこで祈願するときも神様仏様からご利益がいただけるよう、気持ちをこめて書いてくださいね。