幼児の手遊びはメリットいっぱい!秋をテーマに親子で一緒に楽しもう
手遊びを始める時期や親子で楽しむ方法
手遊びは年齢に関係なく楽しめる
ある程度、動けるようになった赤ちゃんには、シンプルな動きと楽しいリズムの手遊びが向いています。五感を使って遊ぶことは、脳の発達によい効果が期待できますよ。
幼児期になると、子どもたちの大好きな動物、乗り物、食べ物、キャラクターなどが出てくる手遊びも楽しいですね。歌と動きの両方から、子どもたちは色々な知識を吸収するでしょう。手遊びは年齢に関係なく楽しめますね。
人気の秋の定番手遊び
【大きな栗の木の下で】
昔から親しまれている童謡の一つです。栗が秋の味覚であることや、お友だちと一緒に遊ぶ楽しさを、簡単な日本語と分かりやすい動きで学ぶことができますよ。
【トンボのメガネ】
秋口にたくさん見られるトンボと、その不思議な目についてうたった歌です。トンボが飛ぶ様子や大きな夕日など、秋によく見られる光景を体を使って表します。
【どんぐりころころ】
腕をくるくると回し、どんぐりがころころと転がる様子を表現します。ストーリー性もあり、軽やかなリズムで歌えることが楽しく、子どもたちに人気です。
秋の新定番手遊びを楽しもう
【やきいもあっちっち】
1~5歳の子どもを対象にした手遊びです。子どもの年齢に合わせて、うたうテンポを変えると面白いですよ。各コーラスの最後に「おなら」や「ぷー」など、子どもたちが喜ぶ歌詞が出てきますよ。
【くりとくり】
秋の定番である栗を題材にした手遊び歌で、1~5歳児を対象にしています。丸い栗の形を右手と左手で作り、それを合わせてメガネを作ったり、くまさんになったりして遊びます。想像力を働かせて色々なものを作ると楽しいです。
【ひらひらもみじ】
ゆったりとしたテンポで、子どもたちに葉っぱが風に舞う様子をイメージしてもらいます。各コーラスの最後には動物も出てきて、楽しく動きながらうたえますよ。
手遊びのポイントやママへの効果
親子で手遊びするときのポイント
では、ママが子どもと手遊びするときに覚えておきたいポイントをご紹介しましょう。先ほど、少し触れましたが、手遊びは子どものコミュニケーション能力を育む効果が期待できます。子どもと向き合って、体の動きや呼吸を合わせながら楽しさを共有していることを示しましょう。
手遊びは「楽しく」がポイントですから、明るい声と表情で子どもに楽しさを伝えましょう。歌詞に合わせて表情を変えるとより面白くなり、子どもが「楽しい」と思う気持ちが大きくなりますよ。
ママは恥ずかしさを忘れることが大切
子どもたちは、ママと一緒に遊ぶことに大きな喜びを感じます。「ママが自分を見てくれている」「自分と一緒に楽しんでくれている」と、子どもが感じられる時間こそが何より大事です。
恥ずかしさが抜けないときは、外出先や人前で手遊びするのを控えるなどして、無理しないようにしましょう。お家にいるときに、自分も童心に返って、子どもと一緒に歌や動作を心から楽しめばよいですよ。
歌のうまい、へたは関係ありません。子どもと楽しみを共有することが大切です。
子どもとの手遊びはママのストレス解消にも
手遊びをする中で自然と行われるスキンシップは、オキシトシンというホルモンを分泌します。このオキシトシンはストレスを緩和し、安心感や信頼感を生み出すので「幸せホルモン」「愛情ホルモン」などと呼ばれることもあります。
育児疲れなどで少しストレスが溜まっていると感じたときこそ手遊びが適しているのです。子どもと触れ合い、一緒に笑って楽しむことでママの心も豊かになります。心穏やかなママとのスキンシップは、愛情深い子どもを育むことにもつながるでしょう。
まとめ
昔からあるものだけではなく、最近では新しい手遊び歌もどんどん登場しているようです。動画サイトなどでは、歌とともに動きを紹介しているものもたくさんあります。
ぜひ、子どもが喜ぶ手遊びを見つけて楽しんでくださいね。