就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

1歳を祝う選び取りで将来を占う!やり方のポイントやカードの作り方

1歳を祝う選び取りで将来を占う!やり方のポイントやカードの作り方

1歳のお誕生日には、ほかの歳の誕生日と異なり特別なお祝いの儀式があります。その一つが、選んだアイテムによって赤ちゃんの将来を占う「選び取り」です。ここでは、選び取りのやり方やそのポイントについて紹介するので、選び取りをしようと思っているママは参考にしてみてください。

1歳の誕生日をお祝いする行事「選び取り」

特別に1歳を祝う理由と選び取りの由来とは

1歳の誕生日には、ほかの歳の誕生日にはない「一升餅」や「選び取り」といった儀式があります。たとえば、一升餅は地域によって一升の重さの餅を背中に背負うパターンと赤ちゃんに踏んでもらうパターンとがあるなど、その方法は地域によって差があります。

昔は赤ちゃんの死亡率が高く、1歳まで無事に成長できることは喜ばしいこととされていました。そのため、1歳の誕生日はほかの歳には行わないような特別な儀式を行うようになったといわれています。

そのなかでも選び取りは中国や韓国が発祥とされており、皇帝の子が1歳になったのを祝して誕生日におもちゃを箱に入れて、そこから好きなものを選んでもらったことが発祥とされています。赤ちゃんが選んだもので、その子の将来や職業を占います。

選び取りで赤ちゃんの将来を占ってみよう

選び取りは赤ちゃんの前にいくつかのアイテムを置き、その中のどれに興味をいだいて手に取るかによって赤ちゃんの将来を占うものです。一般的には、一度選び取りを行い将来の職業などを占うことが多いですが、本来は二度行って一度目では性格や運勢を、二度目では将来の職業や才能を占います。

選び取りを行うタイミングは1歳の誕生日のお祝いの場で、一升餅の儀式のあとに行うことが多いとされています。一升餅で将来の健康と食べ物に困らないようにと祈ったあとで行う楽しいイベントという位置づけです。

アイテムを置く位置は、あまり遠いとハイハイやあんよで置いてある場所に到着する前に集中力を切らし、遊びだしてしまうかもしれません。少し動けば手が届くくらいの場所に置くとよいでしょう。

アイテムは自由な発想で用意してOK

赤ちゃんの前に置くアイテムには決まりはありませんが、代表的なものとしては筆記具、お金、そろばんなどがありますよ。筆記具には知識人、お金にはお金持ちや玉の輿、そろばんには商売人といった意味合いが込められています。

最近では職業選択の幅も広がっているため、用意するアイテムの種類の幅も広がっています。たとえば、ボール(スポーツ選手)や楽器(ミュージシャン)、化粧品(モデル)などを用意する人も多いですよ。

ほかにも、家庭によって自由な発想で様々な物を用意してみましょう。用意する物は、家にある物を使っても構いませんし、手作りした物を用意したり、選び取りセットとして販売されている物を活用したりしてもよいですよ。

選び取りはカードを手作りしても楽しめる

実物も根強いけど「カード派」も増加中

選び取りで赤ちゃんの前に置くアイテムは、家庭にある物を活用することが多いですが、最近ではカードを使う人も増えています。

カードを使うメリットとしては、まずは赤ちゃんが口に入れても安心な点です。この時期の赤ちゃんはなんでも口に入れてしまいます。そのため、赤ちゃんが口に入れてしまわないか注意する必要があります。その点、カードを使えば安心して見守ることができますよね。

ほかにも、実物を使うと赤ちゃんが大きさや形などでアイテムを選んでしまう可能性がありますが、カードを使うことでより公平に赤ちゃんがアイテムを選びやすくなるでしょう。モノクロのカードを用意すれば、好きな色に左右されることなくより公平に選ぶことができますね。

テンプレートを使えば簡単に手作りできる

選び取りにカードを使う場合、もちろんママの手描きでもよいですが、絵が得意ではないママには市販のカードやテンプレートを活用する方法がおすすめです。

インターネットにて無料でダウンロードできるテンプレートは、必要なものだけを使うことができるうえに種類も豊富なので、費用を抑えて簡単に選び取りを楽しみたいママにおすすめですよ。

ダウンロードしたテンプレートをハサミで切り取り、画用紙や厚紙に貼りつけるだけで選び取りカードの完成です。空いたスペースにシールを貼ったり、絵や枠線を書いたりすることでテンプレートを使いながらもオリジナリティを出すこともできますよ。

インターネットで検索し、好みの絵柄のテンプレートを見つけてみてくださいね。

手描きやコンビニ印刷ならプリンター要らず

自宅にプリンターがない場合は、手描きやコンビニ印刷を活用する方法がおすすめです。

パソコンはあるもののプリンターがない場合には、インターネットでダウンロードしたテンプレートをUSBなどに保存してコンビニに持って行けば、マルチコピー機を使ってプリントアウトすることができます。

手描きに自信がない場合でも、100円ショップなどで売られているイラスト練習帳をなぞったり切り取ったりするだけでも、かわいい手描きの選び取りカードを作ることができます。そのまま使うとサイズが小さいことがあるので、コンビニのコピー機を使って拡大印刷をするとちょうどよいサイズの選び取りカードになります。

様々な方法の中からお気に入りの選び取りカードを用意したいですね。

イベントを楽しむためのちょっとしたコツ

色や大きさ、見え方は公平さを意識しよう

赤ちゃんの前に並べるアイテムは多すぎても選べないので、多くても8品程度にしておくとよいでしょう。また、並べるときにはアイテムまでの距離や見え方に工夫をして、公平さを意識しましょう。

普段よく手にしているお気に入りの物を入れると、それを選ぶ可能性が高くなります。どれも初めて見るものだと公平さが増します。
ほかにも、大きさや色に明らかな差がつかないことを意識しましょう。好きな色や原色を使った物も赤ちゃんが選びやすくなりますよ。

赤ちゃんがハイハイで選び取りをする場合、赤ちゃんの視線からどのように見えるのかを意識することも大切です。公平さを意識するのであれば、実物ではなくカードを使うのもよいですね。
26 件

関連記事

この記事のキーワード


  • テニ-とテーオ