畳の掃除のやり方を伝授!準備と普段のお手入れや念入りな掃除方法
家に和室がある家庭も多いと思います。畳の上で子どもが遊んだり、寝転がったりすることもあるので畳の掃除は念入りにしたいものですよね。そこで今回は、畳の掃除を始める前の準備や掃除の体験談、畳掃除のやり方やコツ、子育て世代におすすめの畳3選などについてご紹介します。
畳の掃除を始める前の準備や体験談
畳の掃除に必要な道具をそろえよう
ここで必要な道具を確認しましょう。
・掃除機
・ほうき
・雑巾
・エタノールもしくは酢
・茶殻
どれも自宅にあるものもしくは簡単に手に入るものばかりなので安心ですね。エタノールはドラッグストアで手に入るので探してみましょう。一つあると、家中の掃除、除菌や殺菌などに使うことができるので便利ですよ。
茶殻は、ママが一休みしたときに飲んだお茶の葉っぱを捨てずにとっておくと、畳掃除に大活躍しますよ。
あると便利な道具をチェックしよう
フローリングの掃除をするときにフローリングワイパーを使っているママも多いことでしょう。実はフローリングワイパーも畳を掃除するときに使うことができます。ただし、畳に使用するときは乾いたタイプのものを選んでくださいね。
畳用の洗剤もおすすめです。汚れを取るのはもちろんのこと、除菌効果があるものもありますよ。子どもが畳の上でよく昼寝をしたりあそんだりしているという家庭も多いと思います。ダニ防止タイプのものなら、小さい子がいる家庭にもぴったりですよ。使用するときは、畳を傷めないよう使い方をよく守ってくださいね。
先輩ママたちの体験談を紹介
あるママの話では、3歳になる子どもが畳の上にジュースをこぼしてしまったそうです。ママは急いで雑巾で乾拭きと水拭きを繰り返し、なんとかジュースの染みを取り除きました。それからドライヤーでしっかり乾かすと、すっかりきれいになったそうです。ジュースなどの飲み物をこぼしてしまうというハプニングはよくありますよね。
年末に念入りに畳を掃除するというママも多いことでしょう。あるママは、日常では畳に掃除機をかけており、大掃除のときにはじめて拭き掃除をしたそうです。そうすると雑巾が思っていた以上に汚れてしまいびっくりしたそうですよ。畳用洗剤を使ったらすっきりきれいになったとのことです。
親子でトライ!畳の掃除のやり方やコツ
子どももできる普段のお手入れ方法とは
畳掃除をするときは、できれば掃除機よりも室内用ほうきの方が向いています。1本用意しておくとよいでしょう。ほうきがない場合は掃除機でも大丈夫ですよ。
まず掃除機をかけるときは畳の目の方向に沿って、畳1枚につき50秒前後かけてゆっくりとゴミを吸い取るようにしましょう。ほうきの場合は畳の上に半乾きの茶殻をまき、目の方向に沿ってゴミをはきだしましょう。茶殻がゴミや汚れを吸着して取り除いてくれます。
また、エタノールを含ませた雑巾で畳を拭くと畳の消臭や殺菌をすることができますよ。
特に念入りに掃除をするときの方法とは
・バケツ半分ぐらいに水を入れ、クエン酸を小さじ1杯入れてからよく混ぜます。
・雑巾をクエン酸水に浸し、しっかりと絞ります。
・畳の目に沿うようにして、雑巾でしっかりと汚れをふき取りましょう。
・拭き掃除がすんだら、乾拭きをして終了です。
掃除後は、畳の部屋のふすまを開けて風通しをよくし、しっかり乾燥させてくださいね。畳が湿った状態でいると、傷んでしまうので注意しましょう。クエン酸には殺菌効果があり、ダニやカビを防ぐことができるのでおすすめです。特に梅雨の前にすると効果的ですよ。
畳の掃除を快適に行うためのコツについて
まず年に2回ぐらい畳干しをしましょう。紫外線で畳が傷みやすい夏および寒い冬は避け、春と秋に行うのが効果的です。天気のよい日に缶やブロックなどで台を作り、その上に裏返して置きましょう。
畳の表が風通しがよくなっているかチェックしてください。畳を土や草の上に直接裏返して置いてしまうと、ダニなどが畳に入り込んでしまうことがあるので注意しましょう。畳を干したら、部屋に入れる前に外で目に沿ってブラッシングをし、ほこりを落としてくださいね。
また、ダニやカビの繁殖を日常的に防止するためには、畳の上にカーペットなどの敷物を置かないこと、定期的に掃除機をかけることが大切です。
子育て世代に嬉しいお手入れしやすい畳3選
置き畳できる積水ハウスの「MIGUSA」
積水ハウスの「MIGUSA」は快適かつ安全、そして置き畳できるので、フローリングの室内にも簡単に畳スペースを作ることができますよ。「MIGUSA」はイ草ではなく耐久性に優れたポリプロピレンと無機材料から作られており、イ草の畳に比べて色あせの心配もなく、強くて丈夫なのが魅力です。
自然素材ではないので、ダニやカビの心配もなく、アレルギー体質の子どもがいる家庭も安心して使用することができます。また、イ草の畳と同じくクッション性に優れているので、転んでも痛くありません。
色は46種類あるので、ママのお気に入りの色もきっと見つかるはずです。