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1歳の子どもが泣いてなかなか寝ない!生活リズムや寝室を見直そう

1歳の子どもが泣いてなかなか寝ない!生活リズムや寝室を見直そう

最初は昼も夜も関係なく、寝たり起きたりしていた赤ちゃんですが、成長してくると夜にまとまって寝るようになってきます。でも夜寝る前に泣いてしまう子も。ここでは、1歳くらいの子が夜寝る前に泣く理由をあげ、どのようにすれば寝られるようになるのか、生活リズムや寝室の環境改善なども考えながらみていきます。

1歳の子どもが泣いて寝ない理由とは?

まだまだ遊びたくてぐずっている

大人は「たくさん寝て疲れを取りたい」「明日は朝早いから早く寝なくては」など自分の健康や予定を気にして、夜はきちんと寝ますよね。でも子どもは先のことよりも、今したいことを優先します。今遊びたいなら「寝たくない」のです。

1歳くらいになると、遊ぶことの楽しさを知り、お気に入りのおもちゃがある子や、テレビが好きな子もいるでしょう。好きな物から離れたくなくて、余計に寝るのを嫌がる子も出てきます。寝ることの大切さをまだ知らないので、ママの「寝ようね」という言葉はなかなか分かってもらえません。

1歳児を夜寝るようにするには、習慣づけることが大事です。言葉や理屈ではなく、夜は寝るという生活リズムをつけて、夜になったら自然に眠くなるように促しましょう。

寝室環境が寝るのに適していない

眠たいのに寝られず、泣いてしまう子もいます。たとえば、寝室が明るすぎる、物音がする、暑いなど、寝室の環境が寝るのに適していない場合があります。

ママは寝室の環境を見直してみましょう。部屋の中は真っ暗の方が寝付きやすいのか、ちょっと薄明るい方が寝やすいのかなど、いろいろ試してみるとよいでしょう。真っ暗だと目を開けても暗いので、寝やすいだろうと思うママもいますが、部屋の中やママの顔が見えず不安で寝られないという子もいるかもしれません。

物音は、ママの動きや生活音を聞いている方が安心する子もいれば、ちょっとした物音でも気になって寝られない子もいます。その子の性格に合った、心地よいと感じる状況を作り出して寝やすくしましょう。

体調不良を泣いて知らせている場合も

体調がわるくて泣いていることもあります。熱はないか、痛いところはないのか、ママは赤ちゃんの体を見てみましょう。

1歳児はまだ、どこがどれくらい痛いかなど具体的にいうことができませんね。大泣きするとママの声も聞こえないくらい興奮してしまうこともあります。ママは子どもの様子をよく見て、早めに異変に気付くようにしましょう。

熱がない、体に傷はない、お腹を押しても硬くないなど、異変がないとママが判断できるなら、一時的な気持ちわるさだけが原因なのかもしれません。ミルクを飲み過ぎてお腹が張っていたり、寝る直前の眠たい状態が気持ちわるかったりして泣いてしまう子もいます。ママが抱っこして、赤ちゃんの体調と気分が戻るように安心させましょう。

子どもが寝るために生活リズムを整えよう

朝は早起きをして生活リズムを整える

「朝は起きて夜は寝る」という生活リズムをつけることで、夜の寝付きはよくなります。

まず朝は決まった時間に起こします。7時から8時の間がよいでしょう。起きるのが遅いと、午前中の活動時間が短くなったり、ご飯の間隔が短くてお腹が空かなかったりという問題がでてきます。朝は早起きを心がけましょうね。

起きる時間を決めたら、その時間にカーテンを開け、太陽の光を浴びるようにします。太陽の光は人間の体内物質やホルモンの分泌に大きく関わっていて、太陽の光を浴びることで気分よく起きられるといわれています。

先に起きているママやパパの声や生活音を聞かせるのもよいですよ。寝室のドアを開けてよく聞こえるようにすれば、子どもは徐々に目が覚めてくるでしょう。

日中は体をたくさん動かして遊ぶ

心と体の両方が満足していると、子どもは寝付きやすくなります。体を動かすと気分はすっきりしますし、体はほどよく疲れてきます。日中活動的に動くことが、寝付きをよくするポイントですね。

天気のよい日は外で遊んでみましょう。思い切り走ったりジャンプしたりできますから、体は疲れやすいでしょう。また外には子どもの五感を刺激するものがたくさんあります。好奇心旺盛な子どもの心を満足させてくれるでしょう。

家の中で過ごす日でも、工夫すれば運動できます。ママが三角座りをし、足を滑り台にして滑らせたり、手をもって高くジャンプさせたりもできますね。室内運動はママと一緒に遊べるので子どもは喜びますし、親子の楽しい時間になるでしょう。

お昼寝の時間は子どもの様子を見て調整する

お昼寝を始めるのが遅かったときや、よく寝ているときなら、ちょっとくらい起きるのを遅くしてもよいですが、次の予定に影響しないくらいの時間には起こしましょう。たとえば、午前中買い物に行き、いつもどおり午前のお昼寝が始められなかった場合は、遅くまで寝ていてもよいですが、お昼ご飯の前には起こします。

また午後のお昼寝は、遅くとも夕方4時には起こしたいですね。遅くまで寝ていると夜の寝付きがわるくなってしまいます。

成長して体力がついてくると、お昼寝なしでも一日中元気に遊べるようになります。1歳児はまだお昼寝が必要ですが、どれくらい必要なのかは子どもによって違います。子どもの様子を見て、お昼寝の時間を調整しましょう。

子どもが寝付きやすい環境をつくろう

寝室は温度や照明、寝具を調整する

寝室の環境は、寝付きに影響しています。気持ちよく寝入ることができる環境を整えましょう。

照明については先に書いたように、真っ暗がよいのか、薄暗い程度がよいのか、子どもが安心できる暗さを見つけましょう。室温は、夏はエアコンを28℃に設定し、風が直接子どもに当たらないように気をつけます。冬は室内は寒くなりますが、布団に入れば体は温かいので、室温は16℃くらいでよいでしょう。冬は乾燥しているので、湿度が40~60%になるように加湿もしたいですね。

子どもの寝る布団やベッドもチェックしてみてください。室内の温度が暑すぎたり、掛布団が重すぎたり、硬すぎたり柔らかすぎたりはしていないでしょうか。子どもが心地よく寝られる寝具を用意しましょうね。
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