主婦が孤独を感じるのはなぜ?悩まないコツと解消するヒント
子どもがいても主婦が陥りやすい「孤独」の原因はどんなところにあるのでしょうか。毎日忙しく働いているパパと可愛い子どもの生活を支えているはずの主婦が抱える孤独の原因について迫ってみました。さらに、もう悩まずにすむように、その孤独を解消してママの明るい笑顔を取り戻すヒントをご紹介します。
忙しいはずの主婦が孤独を感じてしまう理由
毎日同じことの繰り返しで評価されない
もちろん子どもは日々成長し、毎日新しい発見があります。それでも、目の前の忙しさがそれを曇らせ「楽しい」「嬉しい」という気持ちが薄れてしまうことがあります。
掃除、洗濯、料理に子育てをしていても、報酬はもちろん周りからの評価もないとしたら、「主婦は自己犠牲なのでは?」と思ってしまっても仕方ないかもしれません。相談する相手がいればまだよいですが、目の回るような一日が終わったときに、子ども以外とは会話をしていないことに気づきママは孤独を感じてしまいます。
お金を使うことを遠慮してしまう
もちろんパパの稼ぎで家族が生活をしているわけですが、本当にママは報酬を得るに値しない家事をしているのでしょうか。主婦の仕事はオールマイティにすべてをこなさなければいけない大変な仕事です。その仕事をベビーシッターやハウスキーパーに頼んだとしたら、いくら支払うことになるか考えてみてください。
もちろん、単純にプロの仕事と比較計算することはできませんが、現実に報酬がない分、お金を使うことを遠慮してしまう主婦が多いようです。
ママ友との関係に悩みがある
幼稚園や近所の公園などで知り合うことの多いママ友たちですが、中には気の合わない人や苦手と感じる人がいるかもしれません。そのうちに、「無視されたのでは?」「ランチに誘われなかった」など気になることが出てきてしまう場合があります。
そのため、ママ友とのつき合いは広く浅く、プライベートなことには踏み込まない方がよいという見解もあるほどです。頻繁に会っているのに、よそよそしく振る舞うことや「今度遊ぼう」など実現しない約束を繰り返すことから「ママ友ってなんだろう?」と悩み、孤独を感じます。
主婦が孤独を感じるのは悪いことではない
多くの主婦が子育て中に孤独を感じている
特に孤独を感じるのが「子どもと2人きりで家にいるとき」というアンケート結果もあり、日中ほとんど話し相手がなく、限られた行動範囲で子どもとの生活が続くと孤独を感じやすくなってしまうようです。
ただし、こうした孤独感は子どもが幼稚園に入るまでには大幅に解消する可能性があります。幼稚園で知り合うママ友や、子どもが幼稚園に行っている間の自由な時間がママの孤独を癒してくれるはずです。
完璧な母親を目指さずに適度な息抜きを
完璧な母になろうと頑張ることは悪いことではありませんが、何もかも完壁にこなそうとするとママだけでなくパパや子どもも息が詰まるような生活を強いられることにつながります。特に子どもはママと一日中いるので影響は大きくなりますね。
ママが適度に息抜きをして笑顔でおおらかに子育てしたほうが、子どもも伸び伸びと成長できるのではないでしょうか。
孤独なときこそ自分と向き合ってみよう
孤独に陥る一つの要因に、自分が価値のない人間のような気がしていることがあげられます。社会とのつながりがなく、家の中だけにしか居場所がないように感じていませんか?
実際にはそんなことはないのですが、この現状を打破するには自分から行動を起こす以外にありません。やりたいこと、好きなことを率先して始めて自分の存在意義を再確認しましょう。
孤独を解消するために始められることとは
小さなことでも目標を作って行動する
目標といっても、小さなもので構いません。節約やダイエット、子どもと英語レッスンなど目標を作って目指すのは、孤独を忘れさせて毎日にやりがいを与えることになります。
目標は1日でクリアできる短期のものから、1年越しで叶えるような壮大なものまでを組み合わせてもよいですね。生活の中で目標のようなスタートとゴールを設定することで、主婦でもメリハリのある毎日を送ることができるようになりますよ。