パパのお小遣いはいくらにしよう?ママたちが実践している渡し方
結婚をすると、パパはお小遣い制にしているという家庭が多いようです。そのような家庭にとって、パパのお小遣いの相場がいくらくらいなのか、気になりますよね。そこで、パパのお小遣いの相場や渡し方、お小遣いが足りないときのママの工夫などについてご紹介します。
パパのお小遣いの相場はどのくらい?
パパのお小遣いの全国平均は4万円弱
日本では、50%近くの家庭でママが家計を管理しているようです。パパは小遣い制という家庭も多く、パパのお小遣いはママから毎月もらっているというケースが多いのではないでしょうか。
そこで、ママが気になるのがパパのお小遣いの相場です。よその家庭では、パパにいくらぐらいお小遣いを渡しているのか、気になりますよね。
新生銀行が実施した「2018年サラリーマンのお小遣い調査」によると、パパのお小遣いの全国平均は4万円弱でした。もちろん、それぞれの家庭の経済状況により金額には幅があります。
月収の手取り1割が理想的
一般的には、パパのお小遣いは、月収の手取り1割が理想的だと考えられています。手取りが30万円のパパであれば、毎月のお小遣いは3万円が相場のようです。
それぞれの家庭によって状況は異なりますが、家計にかかる支出の割合はおおよそ次のようになっている家庭が多いでしょう。
家賃や住宅ローン、公共料金…3~4割
食費や日用品店…3~4割
貯蓄…1~2割
お小遣い…1割
もちろん、共働き家庭とママが専業主婦の家庭とでは状況は異なります。
ランチ代によって相場は変わる
前述した新生銀行の調査によると、男性会社員のランチ代は平均570円でした。月に20日勤務したと考えると、毎月11,400円がランチ代として支出されます。
570円のランチ代は、決して贅沢だとはいえません。多くのパパは、少ないお小遣いの中からやりくりをしているのですね。ランチ代を500円以下に抑えているというパパも珍しくはないようです。中には、ランチ代を節約するためにお弁当を持参しているパパもいます。
ママたちはこうやってお小遣いを渡している
1日単位や週単位でお小遣いを渡す
そこで、ママの中には月額制ではなく、1日単位や週単位でパパにお小遣いを渡しているという人もいます。このようにすれば、月の途中でパパから小遣いを請求されることは少なくなります。
1日単位や週単位でパパにお小遣いを渡す場合、1日1,000円を基準にしているママが多いようです。パパの中には、飲み会に向けて毎週少しずつ貯めているという人もいます。パパの生活スタイルや金銭感覚に合わせて、渡し方を工夫するのも一つの方法です。
金額を決めず必要なときに渡す
その都度お小遣いを渡すメリットは、お金の管理が得意なママであれば無駄な出費を減らせることです。パパの財布事情が把握しやすく、何にお小遣いを使っているのかがよくわかります。
デメリットとして、お小遣いを何に使うのかを常にはっきりさせなければならないため、パパが自由に使えるお金が少なくなることです。ですから、息苦しさを感じて長続きしにくいという一面があります。
一方、パパのお小遣いを1万円と決め、足りない場合は必要に応じて追加をしているというママもいますよ。
家事や育児の成果によっては臨時ボーナスも
家計を考えるとこれ以上パパのお小遣いを増やせないというときは、毎月のお小遣いを少しだけ減額しましょう。パパは不満を持つでしょうが、ママ自身の小遣いも減らすと言って納得してもらいます。
人は、予定外に成功報酬をもらえると大きな喜びを感じるものです。この喜びを一度味わうと、次も頑張ろうとモチベーションがアップします。
パパは、臨時のお小遣いを手に入れようと家事や育児を頑張るようになるかもしれません。少ない金額でパパのモチベーションアップに繋がるなんて、うれしいですね。
お小遣いが足りないときママはどうする?
まずは内訳確認をしよう
このようなときに、パパのお小遣い事情がわからないと、簡単には増やしたり減らしたりできませんよね。そこで、まずはパパがどのようなことにお小遣いを使っているのか、内訳を確認しましょう。
同じ金額のお小遣いであっても、使い方はそれぞれ違います。ランチ代が含まれているのか、お友だちとのつきあいや趣味にどのくらい支出しているのかなど、パパと確認をした上で、お小遣いの見直しについて話し合うとよいでしょう。お小遣いは基本的には好きに使えるお金ですが、情報を共有することは大切です。