困ってしまう赤ちゃんのイタズラ!夢中になるおもちゃの作り方を紹介
日々成長する赤ちゃんですが、できることが増えるたびにイタズラの種類が増えママを困らせてしまうことがありますね。赤ちゃんはなぜイタズラをしてしまうのでしょうか。赤ちゃんがやりがちなイタズラとイタズラ対策になる手作りおもちゃのアイデアをご紹介します。
0歳の赤ちゃんがやってしまうイタズラとは
ティッシュをたくさん出し続ける
特にティシュの箱やおしりふきのパックには要注意ですね。ちょっと目を離した隙に箱からティッシュを全部出してしまった、おしりふきが部屋中にばらまかれていた、なんてことを経験したママも多いのではないでしょうか。
確かに、ティッシュなど次から次に出てくる様子は不思議で面白いものなのかもしれませんね。夢中になってティッシュを出し続ける赤ちゃんの顔も真剣です。おしりふきは乾くと使うことができなくなってしまうので、出しっぱなしには気をつけましょう。
大事な物をあちこちに隠してしまう
赤ちゃんにとっては大人がやるのと同じようにまじめに取り組んでいますが、ママはリモコンをゴミ箱に入れられて1日中探し回ったり、あり得ないものが引き出しから出てきてびっくりしたりすることもあるのではないでしょうか。
思わず笑ってしまうようなものが色々なところから出てきて、まるで宝探しのようではありますが大事なものは赤ちゃんの手の届かないところにしまいましょう。
食事中も食器や食べ物に興味津々
スプーンが食器に当たる音、おかゆが手の中でぐちゃぐちゃする感触、野菜がコロコロと転がっている様子など、食べるのをそっちのけで遊びに夢中になってしまうことがあります。いわゆる遊び食べといわれ、ママが困ってしまうことの一つですよね。
ママが赤ちゃんの遊び食べに困った顔をするのも楽しく感じているので、ママの顔を見ながらイタズラすることもあります。食事中、赤ちゃんが食べることに集中して、きちんと座っていられるようになるまでにはもう少し時間がかかるかもしれません。
イタズラには赤ちゃんの成長に大切な要素も
好奇心いっぱいで探索と確認をしている
こうした行動は「探索行動」と呼ばれ、赤ちゃんの発達の指標にもなっています。心と体が順調に発達していれば、月齢に合わせた探索行動が見られるのが普通です。探索行動はつかまり立ちが始まるころに見られるようになるといわれていますが、その前から目に入るもの、手に触れるものに対し強い好奇心を示し、「あれは何かな?」「触ったらどうなるかな?」という気持ちを素直に行動に移します。
五感を刺激することで脳の発達を促す
物をつまむという行為は簡単なように思えても、親指、人差し指、中指を連動させてつまむものの大きさや硬さに合わせて力をコントロールしなければいけません。さらに、手指を使うこと、感触や色を確かめて五感を刺激することは脳の発達を促すともいわれています。
たとえばティッシュを引き出すようなイタズラも、手指の運動、脳の発達につながると思うとむやみに止めるのではなく、遊びとして取り入れてもよいのではという気持ちになりますね。
夢中になることで集中力を養うきっかけに
「なぜ?」「どうなる?」と考えながら夢中で行動しているのかもしれませんね。勉強など物事に取り組むとき、集中力があるかないかが結果に大きな影響を与えることがあります。集中力がないと、何事も続かず達成感や充実感も味わえなくなりますね。
大人になっても大切な集中力は3歳までに養われるといわれています。しっかり集中できるようになるためにも、赤ちゃんが真剣にイタズラしているときは邪魔しない方がよいようです。
イタズラ感覚で遊べるおもちゃの作り方
どんどん出しても平気なハンカチケース
まずは、使い終わったティッシュペーパーの箱やおしりふきのパックを取っておきましょう。その中にハンカチを畳んで入れるだけです。次々と出てくる仕様にするため、本物のティッシュのように畳み方を工夫するとさらに面白さがアップします。
ハンカチケースはほかの箱や袋でもできますが、赤ちゃんはママが使っている物をよく観察しています。おもちゃと分かってしまうよりも、日用品らしさが出るように使い終わりの箱、パックを再利用しましょう。