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和歌山で夫婦旅行を楽しもう。子どもを安心して預けるポイントも紹介

和歌山で夫婦旅行を楽しもう。子どもを安心して預けるポイントも紹介

和歌山の昔の呼び名「紀の国」は「木の国」が転じたものといわれます。和歌山にはそれほど森林が多く、面積の約8割が山地です。また、海にも面していて白い砂浜が続くロマンチックな場所もありますよ。今回は和歌山を夫婦で旅行するときにおすすめの観光名所とともに、子どもを安心して預けるためのポイントもご紹介します。

夫婦デートの重要性と預ける際のポイント

子育て中こそ夫婦デートが大切

夫婦一緒に子どもを育てる日々は、かけがえのないものです。ただ、いつの間にか子どものことで精いっぱいになっている場合があります。

昔は夫婦で色々なことを語り合っていたのに、今は事務的なことしか話さない夫婦もいるでしょう。さらにパパが仕事で忙しくてママにばかり育児の負担がのしかかれば、ママはパパに不満を持ちがちです。

不満を抱えたままでは気持ちに余裕がなくなるため、子どもにもやさしくなれない場合があります。育児や仕事を頑張っているのに、親子や夫婦の関係がうまくいかなくなるのは残念なことですよね。

夫婦の絆を深めるために、子育て中こそ夫婦デートをする必要があるかもしれません。パパとママが仲良く笑顔でいれば、子どもにもよい影響がありますよ。

安心して預けられる状態であることが前提

育児中に夫婦デートをするときには、子どもを安心して預けられる状態であることが前提となります。たとえばトイレトレーニング中や夜泣きが激しい時期は、ママは安心して預けられませんし預かる方も大変です。

祖父母に預かってもらう場合は、体力的な面も考えましょう。体力的に孫の行動についていけない祖父母は素早い対応ができない場合があり、孫を危険から守れないかもしれません。

アレルギーやチャイルドシートの使用など、祖父母の時代には周知されていなかった子育ての常識もあります。預けるときはその点もしっかりと伝える必要があるでしょう。

長時間預ければ食事や遊びに行くなど、祖父母の金銭面での負担も大きくなります。外食代などとして、お金を渡した方がよいかもしれませんね。

預けている間はいつでも連絡が取れるように

体力的に十分に孫のお世話ができる祖父母でも、長時間預かる場合は緊張するものです。アレルギーなど孫の注意点を把握していても、お世話に慣れない祖父母は「これは大丈夫?」と判断に迷うことがあるかもしれません。そんなときに電話して、すぐにパパやママに聞くことができれば安心です。

夜中に熱を出すなど子どもが病気やケガをしたときは、パパやママが電話で祖父母に指示をしたり至急戻ったりする場合もあるでしょう。連絡が取れないと、病気などへの対応が遅れる可能性もあります。

子どもを預けているときは、いつでも連絡が取れるようにして万一に備えましょう。ときどきパパやママから電話すると祖父母に安心してもらえますし、旅行中に子どもの様子を聞けばほっとしますよ。

和歌山県にある自然が生み出す観光名所

落差と水量ともに日本一を誇る「那智の滝」

日本三名瀑の一つである「那智の滝」は、熊野那智大社の別宮である飛瀧(ひろう)神社のご神体です。

この滝は落差、水量ともに日本一で、毎秒1tもの水が約133mの高さから落下しています。幅約13mあるてっぺんの落ち口には三つの切れ目が入っていて、水が三筋に分かれて落ちていることから「三筋の滝」とも呼ばれています。

滝の背後には手つかずの自然が残る那智原始林が広がり、うっそうとした森林と雄大な滝の風景が趣深いです。滝のすぐ近くの「お滝拝所」まで行くと滝のしぶきを肌で感じられ、延命水といわれる滝つぼの水も飲むことができるでしょう。

滝を間近で見るのもよいですが、熊野那智大社の隣にある青岸渡寺(せいがんとじ)からも素晴らしい姿が一望できますよ。

荒波が作る壮大な景観「千畳敷」

南紀白浜にある「千畳敷(せんじょうじき)」は瀬戸崎から太平洋に向かい段々状になっている岩で、畳が千畳敷けるくらい広いというのが名前の由来です。実際は千畳よりもさらに広い約4haもの巨大な岩のテラスが広がり、複雑な形状は数百万年から数千万年という太古の砂岩が波に浸食されてできたといわれます。

砂岩は白く柔らかでマーブル模様やミルフィーユのような地層になっている箇所があり、自然が作った不思議な造形美を楽しめるでしょう。岩の美しさに誘われるままに散策するのもよいですね。

海に面し地平線も見えるので、夫婦で海や空を眺めれば雄大な自然を感じて、リフレッシュできますよ。ただ、落下防止柵などはなく自然の地形そのままなので足元にはお気をつけください。

日本の夕陽百選にも選出「円月島」

「円月島(えんげつとう)」は南紀白浜の臨海浦に浮かぶ、南北130m、東西35mほどの小さな無人島です。この小島の正式名称は「高嶋」ですが、島の真ん中に波で浸食された円月形の穴が開いていることからこの名前で親しまれています。

円月島は日本の夕陽百選にも選ばれるほどで、赤く染まった空と黒いシルエットになった島のコントラストは一見の価値ありです。春秋の彼岸の時期には穴に夕陽がすっぽりと収まる様子も見られるかもしれません。

海に浮かぶ円月島が鑑賞できる場所としては、向かい側にある「円月島新展望地」や無料の「御船足湯」などがあります。また、船の底がガラスになっているグラスボートに乗ると近くから円月島が見られるだけでなく、海の中の世界も楽しめますよ。

和歌山で歴史に触れられる3スポット

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