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和歌山で夫婦旅行を楽しもう。子どもを安心して預けるポイントも紹介

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熊野神社の総本山「熊野本宮大社」

「熊野本宮大社」は熊野那智大社、熊野速玉大社とならび全国に4,700社以上ある熊野神社の総本宮です。2,000年以上の歴史があるこの神社の主祭神は家都美御子大神(けつみみこのおおかみ)で、この神は古事記で有名な素戔嗚尊(すさのおのみこと)だともいわれます。

鳥居を過ぎると158段の石段があり、両脇の「熊野大権現」ののぼりと美しい杉木立が印象的です。石段を登り切り神門をくぐると、ヒノキの皮を重ねた檜皮葺(ひわだぶき)の屋根の社殿があらわれます。

熊野本宮大社への参拝を終えたら、女性の守り神である伊邪那美命(いざなみのみこと)が祭られる「産田社(うぶたしゃ)」や、最初に大社が建てられていた「大斎原(おおゆのはら)」もお参りするとよいですよ。

世界遺産「熊野那智大社」

世界遺産「熊野那智大社」の社殿は、鮮やかな朱色です。主祭神は熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)で、様々な願いを結ぶ宮として崇められてきました。

銅像になっている三本足の「八咫烏(やたがらす)」は、約2,700年前に神武天皇を大和国に道案内したといわれます。樹齢約850年の御神木もあり、護摩木を持って幹の空洞を通り抜ける「胎内くぐり」が有名です。

山深い熊野の森は昔から神々が住む「よみがえりの地」といわれます。熊野山中を通る熊野古道を歩けば、神聖な森の雰囲気を感じられるでしょう。

大社の近くまではバスでも行けますが、熊野古道の一部である大門坂(だいもんざか)から約1時間かけて登って行くと、より身近に熊野を感じられるかもしれません。

忍者の殺陣も見られる「和歌山城」

和歌山では強力な戦国大名は生まれず、「雑賀衆(さいかしゅう)」と呼ばれる自治集団が活躍していました。雑賀衆は豊臣秀吉に征服され、この時期に建てられたのが「和歌山城」です。江戸時代には紀州徳川家の城となり、八代将軍吉宗などを輩出しました。

和歌山城には市内が一望できる白亜の「天守閣」や、紅葉で有名な「西之丸庭園」などの見どころがあります。庭園を眺めながら抹茶がいただける茶室「紅松庵」もあるので、夫婦でゆっくりお茶をするのもよいですね。

紀州藩には「薬込役(くすりごめやく)」というスパイ活動をする役職がありました。現代の和歌山城にはボランティアの「おもてなし忍者」がいて、案内などの手伝いをしてくれます。忍者による殺陣演舞が見られることもありますよ。

まとめ

夫婦旅行に行く前提として、子どもを安心して預けられることが必要です。預かる人は祖父母である場合が多いですが、相手の体力や事情を考えて無理なく安全に預けられるようにしましょう。

和歌山の熊野の森にある「那智の滝」や「熊野本宮大社」「熊野那智大社」などは、自然の豊かさや神秘さを感じられる場所として有名です。海に面した南紀白浜の「円月島」や「千畳敷」も、雄大な空と海の美しさを味わえます。「和歌山城」で歴史に思いを馳せるのもよいですね。

山と海の自然に恵まれた和歌山を夫婦でたっぷりと楽しんでくださいね。
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