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子どもとゆび編みで冬小物を手作り!編み方やかわいいアレンジの方法

子どもとゆび編みで冬小物を手作り!編み方やかわいいアレンジの方法

秋冬になると恋しくなる暖かみのある冬小物。中でも編み物で作った冬小物は、子どものファッションのワンポイントとしてはもちろん、お部屋の雰囲気作りにもおすすめです。編み物は難しいと思うママでも、ゆび編みなら簡単ですし、子どもでも編み進められますよ。ゆび編みの編み方やかわいいアレンジ方法をご紹介します。

子どもも簡単に手作りできるゆび編みとは?

知育にもなる!4歳くらいからできる編み物

親子で楽しむ冬小物作りとしておすすめしたいのが「ゆび編み」です。ゆび編みは毛糸を用意するだけで簡単に始められて、4歳ぐらいの子どもから作ることができる編み物です。指先で毛糸をひろう作業は、指先の感覚や知育にもなると人気が高まってきています。

ゆび編みを始めるなら、最初は子どもでも覚えやすい「くさり編み」がおすすめです。

毛糸で数字の6を作り、糸端が下に向くようにして毛糸が交差している部分を左手でおさえます。右手でループ部分に親指と人差し指をいれ、そのまま毛糸の長い方を引きぬき新しいループを作ります。あとは同じ作業の繰り返しで新しいループを作っていくだけです。

とても簡単なので、子どもでもすぐに覚えることができますね。

ゆびリリアン編みの編み方

くさり編み以外に「ゆびリリアン編み」も子どもでも楽しめるゆび編みの編み方として人気があります。年長さんぐらいからチャレンジしてみるとよいかも知れません。

リリアン編みは5本の指を使って編む方法です。糸先を毛首から親指と人差し指の間に向かわせ、そのまま親指に毛糸を3周させて、人差し指から小指まで前・後ろ・前・後ろの順で毛糸をかけます。

小指まで来たら毛糸を前・後ろの順で人差し指まで戻し、4本の指に前後から毛糸がかかったら、人差し指から手首の方に毛糸の先を流します。

人差し指から順に指の前に巻き付けた毛糸を引っ張りながら、手首に流した長い方の毛糸をまたぎ、指の後に回します。小指まで進んだら、長い毛糸を後から人差し指まで回して、同じ作業を繰り返します。

休憩OK!牛乳パックの手作り編み機でも

牛乳パックを使えば、途中で休憩もOKな編み機をつくることができますよ。

高さ15cm~20cmになるように牛乳パックの上部をカットし、上部に深さ3cm程度の編み針となる凸を作ります。四隅の角を残しながら1.5cm幅ぐらい、一辺に左右の角を合わせて三つの凸を作ればOKです。

次に、編み進めた毛糸の出口として、牛乳パックの下の方に1カ所だけ5cm四方の穴を作ります。これで編み機の完成です。

編み方もとても簡単です。1角の凸に毛糸の糸先を結んだら、左回りにそれぞれの凸に前・後と交互に毛糸をかけていきます。最初の結び目の一つ前の凸まで来たら、今度は後・前の順で毛糸をかけて戻ります。毛糸が初めの角まで戻ったらリリアン編みの要領で編み始めます。

リリアン編みで簡単に作れる冬小物

ヘアゴムを通して「シュシュ」

子どもでも簡単に作ることができるゆび編みや牛乳パック編み。せっかく編むなら、なにか使える物を作りたくなりますよね。

リリアン編みで毛糸を編んで、シュシュを作るのもおすすめです。毛糸でできたシュシュなら暖かな印象があって冬小物にぴったりです。編み上がったリリアン編みの端と端を縫い合わせて、毛糸のすき間からゴムを通すだけで完成です。手首につけても、髪に結んでもよいですね。

また、長めにリリアン編みをして、そのまま端を縫い合わせればヘアバンドにもなります。太めのヘアバンドがよければ、2本を縫い合わせて幅を出せばOKです。

お子さんの好みの色や毛糸の2本使いなどをして、オリジナルのシュシュやヘアバンドなどを作ってみましょう。

ふわふわの毛糸で「ふわもこマフラー」

同じリリアン編みでも、毛糸の種類を変えることで編み上がりの印象を変えることができます。

シュシュやヘアバンド作りをしてリリアン編みに慣れてきたら、冬小物の定番のマフラーを編んでみましょう。ふわふわの毛糸を使ってリリアン編みをすれば、肌触りもよく見た目も暖かなマフラーを作ることができますよ。

最近では100円ショップでもたくさんの種類の毛糸があるので、お子さんの好きなカラーや質感の毛糸を選んでもよいかと思います。マフラーに使う毛糸はどちらかというと、モコモコとしていたりフワフワした毛糸のほうが編み上がりの目の不揃いさも隠せて、仕上がりも綺麗に見えるのでおすすめです。

マフラーとシュシュをお揃いで作ってもかわいいですね。

両端の残り糸を使って「お花のモチーフ」

リリアン編みでモチーフを作ることもできます。マフラーなどに縫いつけてワンポイントにするととてもかわいらしい仕上がりになりますよ。

お花のモチーフは実はとっても簡単に作ることができます。編み終わりの毛糸を少し長めにカットして、その毛糸をリリアン編みの網目に通せばOKです。

リリアン編みを横向きに置き、仕上げ針やヘアピンを使って均等な間隔で毛糸を通します。編み終わりから数cmの所に下から、おなじくらいの間隔を空けて今度は上から、次は下からと編み終わりの毛糸がリリアン編みの上を蛇行するようにしていきます。

編み始めの目に最後に毛糸を通すようにして、全部で5カ所あればOKです。最後に毛糸を引っ張り、結べばお花のモチーフの完成です。

ゆび編みの冬小物をかわいく仕上げるコツ

できるだけ太い毛糸を使う

ゆび編みをするときに気をつけて置きたいポイントやかわいく仕上げるコツとして、できるだけ太い毛糸を選んで使うようにすることです。

ゆび編みで編むときに細い毛糸を使うと、作業に時間もかかるし指でつまみにくくなります。そして編み上がりの目の不揃いさも目立ってしまうのです。

太めの毛糸ならば、毛糸自体がフンワリモコモコしているので指先でつまみやすくなり、編む作業もしやすくなります。仕上りも網目がフンワリするので比較的均等に見えてできばえがよくなりますよ。編みやすいと、子ども自身が楽しんで編みすすめることができますね。

太めから極太の毛糸を選ぶようにして、ゆび編みや牛乳パック編みにチャレンジしてみましょう。
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