甘やかしの育児は子どもの自立を妨げる!自立心を育むアイデアを紹介
自分の力でお金を稼ぎ、生活ができる
なぜならば、就職して収入を得、親に金銭的、精神的な依存がまったくない状態で生きていたとしても、この時点で「私は自立している」といいきることができないからです。たとえ、あなたが年功序列制度が色濃く残る、安泰な職についていたとしても「ここの会社で働いてさえいれば私の人生は安泰だ」と考えているとしたら、それはその会社に依存していることになります。
本当に自立している人は、もしその会社を今日解雇されたとしても、ほかの道で生きていく方法を知っていなければなりません。どんなことが起きても生きていく術を身につけましょう。
価値観を持ち、自分の力で自分を満たせる
自立した大人とは、自分の価値観や信念がしっかりとしており、たとえ、周りの人たちの意見が自分の意見と異なったとしても、自分の信じる道を歩んで満足することができます。
また、自立した人は逆境に立たされたときも誰かのせいにせず、その中で幸せを見つけたり、抜け出す方法を自分で見つけることができます。自立していない人ほど、他人のせいにし、失敗を糧に成長することができないようです。
子どもが自立心を育むために親ができること
親子でたくさんスキンシップをとる
一昔前まではそう信じられていましたが、現在はできる限り赤ちゃんの欲求に応え、たくさん抱っこしてあげるとママから離れられる時期が早まるといわれています。子どもは身近な存在の人たちから「自分は受け入れられ、愛されている」「自分の気持ちを理解してもらっている」と感じることで自己肯定感を持つことができます。
自己肯定感を持てずに育った子どもは、何をやるのにも自信を持つことができず、打たれ弱くなる傾向があるそうです。スキンシップをとることは自己肯定感を育みますので、何歳になっても子どもが求めてくるときはたくさん抱きしめてあげてくださいね。
うまくいかなくとも一旦見守ることが大切
子どもは、たとえ挑戦が失敗に終わったとしても、1人で挑戦している間に頭を巡らせ解決方法を探っています。その時間を奪ってしまうことは、子どもの様々な能力の発達を妨げる行為となってしまうかもしれません。
また、そのように育った子どもはいつしか自分の頭で考えることをやめ、「困ったらママが助けてくれる」と考えるようになり、自立心の低い子どもになってしまう可能性があります。
子ども自身が選択し、親は子どもを尊重する
子どもに習わせたいこと、子どもに着せたい服などママの好みもあると思いますが、できるだけ子どもの好みややりたいことを尊重してください。
小さい子どもは、いきなり数ある中から選ぶことは難しいようです。どれを選んでよいかわからくなってしまったり、いつも同じ物ばかりえらんでしまったりすることがあります。そのようなときはママがある程度選択肢を絞りましょう。2択くらいまではママが選択すると子どもも、選択しやすくなりますよ。
まとめ
自立した人間について深く考えていくと、一概にいうことができない哲学的な話題であるということを実感しました。
これからの時代を生き抜いていく上でも、本当の意味で自立した大人に育ってほしいものです。そのためにまずはママ自身が自分自身の生き方や考え方を見つめ直してみるとよいでしょう。
また、甘やかしと甘えを受け入れることのバランスを整え、子どもの自己肯定感を育んでいきたいですね。