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生理が多い日は仕事がつらいと悩むママ!生理が多い日の乗り切り方

生理が多い日は仕事がつらいと悩むママ!生理が多い日の乗り切り方

生理が多い日に、体のつらさを感じるママは少なくありません。つらいだけでなく出血量がとても多い場合では、病気が潜んでいる可能性もあります。今回は働くママのつらい生理の現状や、病気の可能性について、また少しでも楽に乗り越えるための対処法についてご紹介します。

生理が多くてつらいとき仕事はどうしてる?

生理を我慢して働いているママが大半

ママに限らず、多くの女性がつらいと感じてる「生理の多い日」。家にいれば休みながら家事や育児をこなすこともできますが、仕事だとそういうわけにもいきませんね。生理の多い日、つらい症状を抱えたママたちはどうやって仕事をこなしているのでしょうか?

働く女性に聞いた「生理で一番つらいとき、仕事はどうしていますか?」というアンケートで、なんと62%の女性が「我慢して通常どおり働く」と回答しました。じつに過半数の女性がつらい中頑張って働かないといけない環境におかれているようです。

「締めつけない下着にして少しでも楽になるよう工夫している」「薬で痛みを抑えている」など、休まず頑張っている現状が多数あがっていました。

生理中の貧血も仕事中はつらい!

多くのママが「つらい」と感じる生理の多い日。中には大量の出血で鉄分も失われ、それが原因でひどい貧血の症状を起こすママもいます。

このような症状が出るママは、もともと軽い鉄欠乏性貧血であることが多いようです。生理が多いことでめまいや立ちくらみ、頭痛やだるさが症状として現れやすくなり、日常生活に支障が出ることもあります。

多量の出血によって、仕事をはじめ、家事や子育てが思うようにできないようであれば注意が必要です。子宮や内臓などに疾患がある可能性があるためです。生理の量が普通より多いかもしれない、また、生理のとき貧血がつらくて仕事や家事が手につかないなどの症状があれば、婦人科で相談したほうがよいでしょう。

生理休暇が取れないママは80%以上

みなさんは生理休暇を利用したことがありますか?2016年に厚生労働省が発表した調査結果によると、生理休暇を取ったことがない女性がなんと80%以上もいることがわかりました。

取ったことがない理由として「生理といって休むのは恥ずかしい」「ほかの女性が取っていないので取りづらい」などの声が多く聞かれました。たしかに女性特有の症状が名称になっている「生理休暇」は、名称的にも口にしづらいですよね。そのため生理休暇ではなく理由を聞かれない有給休暇を使って、つらい生理の日に休みを取るママもいるようです。

なかなか取りづらい生理休暇。とくにママは子どもの病気などで突然休むこともあるため、ますます取るのが難しいようです。

生理が多いときは過多月経の可能性も

過多月経とはどういう症状なのか知ろう

生理の出血量が大量で生活に支障が出るほどであれば「過多月経」の可能性があります。「出血量が大量」の目安量は1回の生理のトータル血液量が140ml以上とされます。しかし、自分の生理の血液量を計測している人はほぼいないため、「多いかどうかわからない」のが現状です。

また過多月経は生理の量だけでなく、レバーのような血の塊が多く混ざることも特徴です。指先くらいの大きさの塊がちょっと混ざるくらいなら問題はありませんが、大きかったり、たくさん出たりするなら注意が必要です。

過多月経は通常のナプキンで処理をしきれないほどの出血があり、外出ができないなど日常生活に支障が起きてしまうことも少なくありません。生理の症状もひどいため、注意が必要です。

過多月経の原因について理解しよう

過多月経は、「器質性過多月経」と「機能性過多月経」の大きく二つに分けることができます。年齢が上がると、「器質性過多月経」が増える傾向にあるようです。

器質性過多月経は、子宮の病気などが原因で起こる過多月経です。具体的にいうと、子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内ポリープなどの子宮の病気が関係しているといわれています。また子宮の病気以外では、血液の病気や腎疾患、甲状腺機能の低下が原因となる場合があるようです。

機能性過多月経は、子宮にとくに異常がなく、元となる病気も潜んでいない場合に起こる過多月経です。主な原因は女性ホルモンの「エストロゲン」と「プロゲステロン」のバランスが乱れてしまうためといわれていますが、はっきりとした原因はわかっていません。

過多月経の見分け方や治療について

どのくらいの出血量を目安にして、普通の生理なのか、それとも過多月経なのかを判断すればよいか、なかなか難しいですよね。そこで、過多月経の見分け方をご紹介します。

見分け方は「夜用のナプキンを使用して1~2時間で取り換えなくてはいけなくなるほどの量」です。これほどの量が出ている場合、過多月経が疑われますので婦人科の受診をおすすめします。

婦人科では症状に合わせた治療が行われます。器質性過多月経では原因と考えられる病気の治療が中心で、症状により薬物療法や手術などが行われるようです。

一方、機能性過多月経では、投薬治療でホルモンバランスが乱れる原因を取り除きながら様子を見たり、心身のストレス軽減のための生活習慣指導を行ったりします。

生理が多いママへ!乗り切り方について

パンツ型のナプキンを使ってみよう

子育てや家事、仕事に追われていると、生理の出血量が多くても頻繁にナプキンを変えられないこともありますね。血液が漏れないかと、心配でヒヤヒヤするママもいるかもしれません。そんなときには吸収力が通常のナプキンよりとても高い、パンツ型のナプキンを使ってみてはいかがでしょうか?

実際に使ったママからは「量の多い日でも漏れを気にせずにすむ」「交換が頻繁にできないときに便利」という声があがっています。子どもと寝転んで遊んでも、横漏れや後ろ漏れの心配をせずにすむのはうれしいですね。

価格は普通のナプキンより高額ですが、多い日のみ、1カ月に数枚の使用と割り切って使ってみるのもよいですよ。安心して過ごすため、一度検討してはいかがでしょうか?
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