なぜ1歳児は生活リズムがバラバラなの?親子で快適に過ごすには
子どもが早寝するために心がけることは?
お風呂は寝る直前ではなく早めにする
人間の体は、深部体温(体の内部の温度)が高い状態にある時点から、下がり始めるときに眠気を感じるようになっています。
お風呂に入ると体温が上がり、入浴後もしばらくは温熱効果で深部体温が高いままの状態が続きます。そのため、お風呂から上がった直後では眠気が起こりにくく、布団に入ってもなかなか寝つけなくなってしまいます。
深部体温は入浴後、90分ほどかけて徐々に下がっていきます。眠気が出てくるタイミングで布団に入れば子どもも寝つきやすくなるので、寝る時間から逆算して1〜2時間ほど前にお風呂を済ませておくとよいでしょう。
子どもの寝る時間の帰宅は夫婦で話し合いを
子どもが一度起きると、寝つくまでにまたしばらく時間がかかってしまいます。寝るのが遅くなれば翌朝起きられなくなり、生活リズムにも影響しやすくなってしまいます。
パパの帰宅が遅くなりそうなときには、パパにも協力してもらい、できるだけ子どもの眠りを妨げないようにしておきましょう。事前に夫婦で話し合い、約束ごとをきめておけば、帰宅時に子どもが起きることも少なくなるでしょう。
例えば…
・寝かしつけの時間に重ならないように帰宅時間を少しずらしてもらう。
・帰宅したときは、物音を立てないように気をつけてもらう。
など
寝る前はテレビやスマホを見ない
例えば、ママが子どもに絵本を読んでいる隣で、パパが自分の好きな番組を見ていたり、寝かしつけのとき、枕元でついついスマホを触ったり…。子どもに直接テレビやスマホを見せていないつもりでも、一緒の部屋にいれば光や音が刺激となり、子どもも寝られなくなってしまいます。
特にスマホから出るブルーライトを浴びると、メラトニンの分泌が抑えられ睡眠リズムが乱れやすくなります。子どもを寝かしつける前は、パパたちも同じ部屋でテレビやスマホを見ないように心がけましょう。
まとめ
ただ、お昼寝のパターンや睡眠時間には個人差もあります。特に1歳頃では生活リズムもまだまだ不安定ですから、焦らずに少しずつリズムを作っていくことが大切ですね。
生活リズムが整えば子どもも毎日健康的に過ごせますし、ママも今よりぐっと子育てが楽に感じられるでしょう。親子に合った快適な生活リズムを見つけられるとよいですね。