マタニティ期間にぬいぐるみを選ぶ。ママが込める思いと注意する点
生まれてくる赤ちゃんのためにぬいぐるみを選びたいと思うママは多いでしょう。ぬいぐるみと添い寝する赤ちゃんを想像すると楽しい気分になりますね。ここでは、これから生まれてくる赤ちゃんにはどんなぬいぐるみがよいのか、選び方のポイントや手作りする場合のメリットなどをご紹介します。
ママはなぜ赤ちゃんにぬいぐるみを買うの?
ぬいぐるみが与える発達への優しい影響
赤ちゃんがなかなか泣きやんでくれないときに、お気に入りのぬいぐるみがあれば、落ち着いて泣きやんでくれることもありますよ。
赤ちゃんは生後2~3カ月ぐらいになると、人の顔を認識できるようになるといわれていますので、目や口、鼻、耳などがついているぬいぐるみには特に興味を示すことが多いです。ぬいぐるみを近づけると、観察したり手で触ったり口に入れたりするでしょう。そういったことが赤ちゃんの五感を育成するのに役立ちます。
成長してもぬいぐるみで遊ぶことができる
成長するにつれてお気に入りのぬいぐるみができ、取り上げると泣いたり見つからないと探したりすることもありますし、お出かけのときは肌身離さずといった感じで持って出かけることもあるでしょう。
2~3歳ごろになると、ごっこ遊びにもぬいぐるみを使うことがありますよ。友人ママの子どもは、ぬいぐるみを保育園の園児に見立てて、自分が先生役になって園児のお世話をしてよく遊んでいたそうです。
ぬいぐるみは成長しても色々な遊び方ができるので、いくつかあるとよいかもしれませんね。
性別を問わないデザインが人気
特に、妊娠が分かったばかりでまだ性別が判断できない場合や、生まれてくるまでは性別は聞かないことにしているというママは、性別を問わないデザインを選ぶとよいかもしれませんね。性別を問わないデザインなら、1人目は男の子だけれど2人目は女の子が生まれる予定だという場合にも活用できますよ。
また、生まれて間もないころの赤ちゃんは目がぼんやりとしか見えていませんので、淡い色よりもビビットな配色のぬいぐるみのほうが興味を示しやすいかもしれませんね。
ぬいぐるみを選ぶときはここを見る!
手触りや素材はこだわりたいポイント
赤ちゃんの肌はデリケートだということと、舐めたり口に入れたりすることも考えると、肌触りのよいチクチクしないような素材や毛足の短いものがよいでしょう。たとえば、オーガニックコットンやループのしっかりしたパイル地、ガーゼなどがおすすめです。また、濡れたときに色落ちしないかも大切です。
抱きしめたときに適度に弾力があると、赤ちゃんにもつかみやすく愛着を持ってくれるかもしれませんね。ふわふわでやわらか過ぎる素材は、赤ちゃんの顔がぬいぐるみに沈み込んでしまう可能性があるので避けたほうがよいでしょう。
ケガにつながるパーツがついていないか
たとえば、部分的にでも硬いパーツがついていると、振り回したときに赤ちゃん自身に当たる可能性がありますし、長い紐やゴムなどがついていると首に巻きつく可能性があり危険です。
ビーズやボタンなどの小さいパーツは誤飲の恐れがあるので、ついていないもののほうがよいでしょう。安全だと思われるぬいぐるみでも、何度も噛んでいるうちにパーツがちぎれて飲み込んでしまう恐れがありますので、しっかりとくっついているかの確認も大切です。
家で洗えるかどうかなどの洗濯方法
できれば洗濯機で丸洗いできるものだと楽ですが、手洗いOKなものなら水で丸洗いできるのでお手入れしやすいですね。家で洗濯できるかどうかは商品の箱やぬいぐるみについているタグなどで確認することができます。
音楽が流れたりしゃべったりするぬいぐるみは電池やバッテリーが内蔵されているので丸洗いはできませんが、外側だけでも洗える素材だと軽く流したり拭き取ったりしてきれいにできるので確認してくださいね。
マタニティ時期の不安を吹きとばそう
マタニティママは不安定になりやすい
不安定な症状は、いつ起こるか、どのくらい続くのかなどはママによって違いますし、不安定にならないママや1人目は不安定になったけれど2人目のときは大丈夫だったというママもいるようです。
不安定になりやすい時期は、あまりひとりで深刻に考えずに、ほかのことを考えて気分転換しましょう。ぬいぐるみ選びもその一つです。赤ちゃん向けのぬいぐるみは見ているだけでも、穏やかな気分になれるでしょう。