授かり婚の妊娠報告の方法が知りたい!出産までにやっておきたいこと
「いずれ結婚するつもりだったけど、その前にお腹に赤ちゃんが!」と、嬉しいけれど戸惑ってしまう授かり婚。幸せな結婚生活を始めるためには、何をどう進めたらよいのでしょうか。今回は授かり婚の妊娠・結婚報告の方法をご紹介します。また出産までに「やっておくとよいこと」もあわせてお伝えします。
実は少なくない!授かり婚の実情とは
今や授かり婚での結婚も珍しくない時代
統計では、結婚期間が第一子の妊娠期間より短いママの割合を確認できます。抜粋して紹介すると、
S55年 12.6%
S60年 17.3%
H2年 21.0%
H7年 22.5%
H11年 25.0%
H18年 26.9%
H21年 25.3%
となります。
これを見ると第一子が授かり婚である割合は昭和から平成にかけて増え、平成11年以降、実に約1/4にのぼることがわかります。統計の発表は平成21年が最後ですが、それ以降授かり婚が減っているとは考えにくく、現在も同じような割合で推移しているものと推察できます。
授かり婚のメリットを知ろう
このように結婚のタイミングがつかめないカップルにとって、子どもを授かることは結婚するきっかけの一つになるようです。「結婚は勢い」の言葉どおり、まさに一気にタイミングが押し寄せてくる感じかもしれませんね。
最近では授かり婚に肯定的な人も増えています。とくに、本人たちにもともと結婚の意思がある、子どもを育てていける経済力や体力がある、また女性が出産適齢期である、などの場合、授かり婚を「悪くない」と捉える傾向があるようです。
授かり婚のデメリットは
実際に10代や20代前半で若くして授かり婚をした夫婦は離婚率が高いというデータもあります。若いうちの授かり婚はあまり先のことがイメージできていない、また計画性のないケースが多いのかもしれませんね。
また授かり婚をすると新婚生活を味わうことなく妊娠生活を送ることになります。体調が悪くて新婚旅行や結婚式などの行事を楽しめないこともあり、こうしたこともデメリットといえるかもしれません。
授かり婚の妊娠報告いつ誰にする?
妊娠に気づいたら早めにお互いの両親へ
報告をする順番は、まず女性側の親へ挨拶をします。「結婚前の娘の妊娠」は親にとって手放しで喜べるものではありません。「妊娠したから結婚」ではなく、2人で結婚に向かって真摯に向き合っている姿勢を伝えることが大切です。
男性側の両親は「大切な嫁入り前の娘さんを、わが子が妊娠させてしまった」と負い目を感じるケースが多いようです。これまでの経緯をふまえ、妊娠と結婚の報告をしましょう。
報告は直接会うのが望ましいですが、すぐに行動するのが難しい場合は電話やメールで報告し、改めて2人で行く意思を伝えましょう。
上司には早めに同僚には安定期に入ってから
女性は妊娠・出産のため、産休や育休でしばらく仕事から離れることになります。報告が遅れると仕事の引継ぎなどで迷惑をかけることも考えられるのです。
その点を考えると直属の上司へは早めに報告をし、伝える際には「ご迷惑をおかけして申し訳ございません」と一言添えるようにしましょう。上司に報告をしておけば妊娠中に体調を崩したときも相談しやすくなります。
あまりに早く妊娠がわかると報告を躊躇してしまいますが、心拍が確認できたタイミングを目安に、比較的早い時期に報告するとよいですよ。また同僚へは安定期に入ったころに報告するようにしましょう。
落ち着いてから友人などの周囲へ
とはいえ、ずっと伝えずにいると、ほかの人からまわりまわって友人に情報が入ってしまう可能性もありますね。友人の気持ちを考えると、やはり直接伝えたいところです。
ひととおり両親や上司などに伝えて落ち着いたところで、友人にも妊娠と結婚の報告をしておきましょう。とくに安定期に入り、お腹が目立つようになる前に結婚式をするなら、出席してもらうためにも早めに伝えておくことをおすすめします。
出産までにしておきたい三つのこと
安定期に入ったら結婚式を挙げたい
例えば急に結婚が決まったため結婚式を挙げるだけのお金がなかったり、母体に負担がかかることを心配したり、周囲の目が気になってしまったり、といった理由です。
しかし実際に式を挙げることで、結婚の覚悟ができたり、親が結婚に納得しやすくなったりするメリットもあります。職場の人や友人を招けば、2人の結婚を社会的に知ってもらうきっかけにもなりますね。
結婚式は一生の思い出になります。最近ではマタニティ用のウエディングドレスもあるので、安心して計画してはいかがでしょうか。