就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

お稚児さんに参加しよう!親子で気を付けたい衣装やマナーとは?

お稚児さんに参加しよう!親子で気を付けたい衣装やマナーとは?

「お稚児さん」という名前はよく聞くけれど、どんな行事なのかよく知らない方も多いかと思います。子どもと一緒に参加してみたいと興味を持っているパパやママもいるかもしれませんね。そこで、お稚児さんの行事の意味や参加方法、衣装の準備の仕方などをまとめていきます。

お稚児さんの基礎知識を身に付けよう

お稚児さんってなにをするの?

「稚児」とは、平安時代にお寺に預けられた子どもたちのことをいいます。行儀見習いやお坊さんのお手伝いをする子どものことを指したのだそうですよ。

「稚児行列」は、その稚児たちの修行の一環として始まり、今では、子どもたちの無病息災を願う行事として広く知られるようになってきました。各地方のお祭りやお会式(宗祖の命日など)、花まつりなどに合わせて行われることが多く、年に1回のところもあれば、春・秋の2回、数年に1回しか行わないところもありますよ。

現代では、きらびやかな衣装を子どもに着せて、写真撮影を楽しむイベントとして人気です。たくさんの子どもたちが、平安時代の公家の衣装を着て、決まったコースを練り歩きます。パパやママのシャッターチャンスがいっぱいですね。

お稚児さんって何歳からできるの?

参加する子どもたちは、それぞれの神社やお寺によって違いますが、0歳児から小学校高学年の子どもたちが最も多いようです。「稚児行列に3回参加すると幸せになる」といういい伝えもありますよ。

何歳から参加できるかは、募集要項を見ると分かります。しかし、その募集要項はどこで探すとよいのでしょうか?

一番手っ取り早いのは、参加したい神社やお寺に直接問い合わせてみることです。日時や詳しい参加条件を教えてくれますよ。観光協会のホームページや地域の新聞、広報誌で募集していることもありますよ。

よく分からなければ、参加経験のある先輩パパやママを探して、詳しく聞いてみましょう。衣装や化粧の仕方、写真撮影のコツなども教えてもらえるかもしれませんね。

お稚児さんにかかる費用は?

写真映えしそうな稚児行列ですが、その稚児行列に参加するためには、どれくらいの費用がかかるのでしょうか?衣装代や祈祷代も必要なのでしょうか?

一般的な稚児行列にかかる費用は、参加する神社やお寺によってまちまちですが、だいたい5,000~10,000円ほどです。申し込む前に確認しておく必要がありそうですね。

この参加費には、衣装代や化粧代が含まれていることが多いのですが、神社やお寺によって変わってきます。また、祈祷料やお土産台を参加費に含めているところもあるので、募集要項をよく見ておきましょう。

参加費には、子どもの足袋や草履、パパやママの衣装代は含まれていないことが多いですよ。その場合、追加の費用が発生します。

お稚児さんの身だしなみにまつわる疑問

子どもの衣装や着付けはどうすればいいの?

お稚児さんの衣装は、着物・金襴(きんらん)・袴(はかま)で1セットです。頭には男の子なら冠や烏帽子(えぼし)、女の子は天冠(てんがん)というものをかぶります。なにやら聞き慣れない名前がいっぱいですね。

このように、お稚児さんの衣装は独特なので、自分で準備するのは難しいです。でも心配はいりませんよ。ほとんどの場合、会場で貸し出してくれます。

しかし着付けは、事前に指導を受け、パパやママが自分たちでやらなければならないことが多いようです。ネットで着つけ方を解説しているサイトもありますので、事前に予習しておくと、当日ジタバタしなくてすみそうですね。神社やお寺によっては、メイクや着つけまですべてやってくれることもありますよ。

髪型やメイクのやり方は決まりがあるの?

冠や烏帽子(えぼし)、天冠(てんがん)を頭に乗せる必要があるので、髪型は、できれば短くしておくのが理想です。髪が長い子ならば、アップにしておくか、ヘアピンでまとめておくとよいですね。なお、女の子の天冠は、結構重さがあるので、行列が出発する直前にかぶせるのがよいかもしれませんよ。

メイクは、顔を白く塗り黒丸の眉を描き、口はおちょぼ口になるように紅を塗るのが基本形です。黒丸は「位星(くらいほし)」あるいは「天黒(てんぐろ)」といい、公家の間ではやった化粧の仕方だそうですよ。

しかし、肌が弱かったり、アレルギーのある子もいますので、このようなメイクは強制ではありません。嫌がるようなら、無理にメイクする必要はないようですよ。

親の服装はどうするべき?

お稚児さんは子どもがメインですが、大人も一緒に歩きますので、親の服装は、参拝にふさわしい服装である必要があります。

カジュアルすぎたり、露出が多い服装は避けましょう。また、殺生をイメージさせるアニマル柄や、ネガティブな言葉がプリントされたデザインもよくないですね。

基本的に、卒園式や入学式をイメージした、フォーマルな服装にしましょう。堅苦しいのが嫌ならば、ワンピースやジャケットでもいいようですよ。

生足はNGです。暑くても靴下やストッキングをきちんとはきましょう。靴は、汚れたものや崩れたものは避け、清潔で歩きやすいものにしましょう。

稚児行列は「稚児たちの修行の一環」で始まったということを、忘れないようにしておきたいですね。

神聖な場所で気を付けたいマナーのポイント

記念撮影はなるべく始まる前までに済まそう

服装のマナーを守ることも大切ですが、稚児行列は神前の行事であることも忘れないようにしておきましょう。神聖な場所であることを自覚した振る舞いが必要ですよ。

例えば、行列の真っ最中に、カメラやビデオを持って子どもの周りを動き回るパパやママを見かけることがありますが、撮影に夢中になって、周りが見えなくなっていると危険です。事故やケガに結びつくこともありますよ。

できれば、撮影は行列が始まる前に済ませておきましょう。その方が落ち着いて撮影ができますし、行列が始まったら、歩くことに集中できます。まだ子どもも元気なので、いい表情が撮れるかもしれませんよ。

朝早くから、ハードスケジュールな一日です。終わったらすぐに帰れるようにしておきましょう。

グズった場合の対処法を考えておこう

稚児行列は日常と違うことが多いです。見たこともない服を着たり、顔を塗られたりして、子どもが驚くのは当然ですよね。

いつもと違う雰囲気に、泣き出したりパニックになったりする子は珍しくありません。人の多さにもびっくりしてしまうかもしれませんね。

お気に入りのぬいぐるみや絵本、おもちゃを準備して、いざというときのぐずり対策をしておくことも忘れないようにしましょう。せっかくの稚児行列なのに「大泣きしたまま終わってしまった」では、ちょっと悲しいですからね。

どうしても治まらないときには、無理やり参加するのではなく、行列からちょっと離れたところで参加するという方法もありますよ。近くの補助員や、主催者に相談してみましょう。

【おまけ】東京でのお稚児さん開催情報

最後に、東京でのお稚児さん情報を紹介しますよ。興味がある方は、早めにチェックしておきましょう。2018年現在の情報なので、詳しくは主催者に直接問い合わせて下さいね。

浄土宗の七大本山の一つである増上寺は、国指定の文化財です。こちらの稚児行列は、四月に行われますよ。午後からの日程で、参加費は、貸衣装、軽食、記念品つきで8,000円です。

赤穂四十七義士が眠る泉岳寺の稚児行列も、四月に行われます。こちらは稚児衣装つきで、参加費3,000円です。

ほかにも、柴又帝釈天、高尾山薬王院、麻布十番商店街などが、四月に稚児行列を行います。四月以外だと、大宮八幡宮が五月、日枝神社が六月に行われますよ。参加費は7,000〜10,000円程度です。

まとめ

お稚児さんの意味や参加するときのマナーについてまとめてきました。聞き慣れない言葉がたくさん出てきましたが、日本人として知っておきたいこともいくつかありましたね。

子どもの修行の場として始まった稚児行列ですが、今では、子どもの健やかな成長を願う行事になってきました。いい思い出の一つとして、きらびやかな衣装と一緒に、アルバムの中に大切に残しておきたいものですね。

メイクや着つけなど、事前に練習しておく必要があるものもありました。マナーを守って、親子で楽しいお稚児さんデビューして下さいね。

関連記事

この記事のキーワード

ライター紹介

teniteo WEB編集部

  • フリーペーパーテニテオ愛知・宮城版
  • teniteoWEAR
  • テニ-とテーオ
  • teniteoSHOP
  • teo's
  • ハロウィン2018
  • クリスマスプロジェクト2018