ママを助けてくれる子育てヘルパー。種類やお仕事内容をご紹介
子育てヘルパーを依頼する前に確認すること
トラブルの前に選び方をチェック
家事だけテキパキこなしてほしい、赤ちゃんのお世話を任せたい、上の子のケアをお願いしたいなど、人によって求めるサービスは違いますよね。とくに2人目の赤ちゃんが産まれたばかりで上の子のケアを希望する場合は、上の子との相性はよいかなども見ておきましょう。
自治体のサービスは料金は安価ですが、保護者が留守中の育児はできないなど作業内容に制約がある場合が多いです。希望のサービスを受けられるのか事前確認が大切です。
ヘルパーのメリット、デメリット
例えばママが病気で寝込んだとき、栄養をとりたくてもキッチンに立てない、買い出しにもいけず、さらに体力低下…なんてこともあるでしょう。そんな悪循環をたちきってくれるのは栄養バランスのとれた料理です。ついでに掃除や洗濯もしてもらえると、部屋や衣服がきれいになり心も落ち着きますよね。
デメリットは、やはりお金がかかることでしょう。また事前に確認をしても、いざ家事育児をしてもらうときに指示確認をしなければならないので、手間に思うかもしれません。
迷ったら地域の役所に相談してみよう!
例えばファミリーサポート制度では、ママの用事に合わせて子どもを預けられます。美容院や冠婚葬祭、子どもの保育施設への送迎のときに利用できます。また子どもが病気のときに、やむを得ず預けなければならない場合、病児・病後児保育のサービスが利用できます。
医師や看護師が指定された保育施設や病院に併設された場所で見てくれるので助かりますね。どのサービスも事前に登録しておくことで利用可能のものが多いので、一度役所のホームページなどで確認しておくとよいでしょう。
無料で利用できる子育て支援もある
ボランティアでママの心を助けてくれる
または、手伝ってもらうことよりも、誰かに話を聞いてもらって不安な気持ちを軽くしたいというママもいるのではないでしょうか。そんなときは、ママの心の負担を軽くしてくれるボランティア、子育てパートナーを依頼してみてはいかがでしょうか。
子育てパートナーは自治体や福祉団体が行っている訪問型子育て支援の一環で、ボランティアのホームビジターがママの不安や悩みを聞いてくれ、アドバイスや育児情報などを伝えてくれます。訪問時間や回数は限られていますが、孤独を抱えやすい産後に嬉しいサービスです。
子育てヘルパーとの違い
「話を聞いてくれるだけ?」と思うかもしれませんが、産後は誰かとゆっくり話す、過ごすことそのものが貴重な時間であることに気がつくはずです。また、ママ友や親族に赤裸々に子育ての悩みを打ち明けられるママは少ないものです。
その点、保育士や看護師などの資格保持者や、子育ての先輩で子育てパートナー養成講座を修了したボランティアに話を聞いてもらうことは、ママにとって大きな気持ちの余裕につながるのではないでしょうか。
将来はママの経験を生かすことも
看護師や保育士の資格を持つパートナーもいますが、ママも運営団体の養成講座を修了すれば特別な資格がなくてもたくさんのママたちの助けになることができます。今はまだ子育てで手一杯かもしれませんが、いつか気持ちと時間に余裕ができたとき、そんな活動ができるんだということも覚えておきたいですね。
こうして優しいママの手が、ずっと未来につながっていくとよいですね。
まとめ
とくに産後は無理をすると、後々ひびきますし、何よりもママの負担が大きいです。辛いと感じたときやまわりに頼れないとき、そんなときはぜひ子育てヘルパーに頼ってみましょう。
ひとりでがんばろうとせず、上手にヘルパーやパートナーを頼ってみてくださいね。ママが笑顔でいられることが、家族の幸せにつながるのだと思います。