ママが感じる夫婦生活の孤独とは?解決ヒントはコミュニケーションに
子育ては楽しいけれど、夫婦生活において孤独を感じてしまうというママもいることでしょう。「パパともっと話したいのに」と寂しくなることもありますよね。そこで今回は、ママが子育て中に夫婦生活で孤独を感じる理由と夫婦生活の孤独を解消する方法、忙しいパパと会話をする方法などについてお話しします。
子育て中に夫婦生活で孤独を感じる理由
パパの仕事が忙しくて頼れない
夕食の支度をしながら、そばでぐずる子どもの相手をして、すきま時間に洗濯物を畳んでというように、ママひとりで家事と育児をしていると、「たまにはパパに手伝ってほしいな」と思う瞬間もあるはずです。
しかし平日のパパは仕事で留守ですし、帰宅が遅いと家事や育児の分担をお願いすることは難しいですよね。分担どころかママとパパが会話をする時間すらなく、ママが「パパに相談したかったのに、今夜も無理そうだな」というケースも多いかもしれません。
こうしてママはパパに物理的、もしくは精神的に頼りたくても頼れずに孤独を感じてしまうのです。
相談してもママの思っている意見と違う
意見としては合っているものの、「それはわかっているし、そんなことを言ってほしいわけではないのに」とモヤモヤしてしまうかもしれません。
ママとしては、そういう論理的な意見がほしいのではなく、「どうしたんだろう。昨日は何を食べたの?心配だね」というように、一緒に心配してくれるだけで気持ちが救われることもありますよね。
パパに心配事を相談してもママの思っている意見と違うと、考え方の違いを感じ孤独感が増すこともあります。
パパが育児はママがするものだと思っている
仕事から早く帰れた日や休日などには、パパにも余裕があるはずなのに、育児に積極的に参加しないでママに任せっきりということも多いでしょう。「ママに任せておけば安心」という信頼感を持ってくれるのは嬉しいのですが、2人の子どもなのですから、もう少し育児を分担してほしいものですよね。
ママから「泣いているから少し抱っこしてあやしてくれる?」というように具体的に指示されないと、何をしてよいのかわからないというパパも多いようです。
子育てママが夫婦生活の孤独を解消する方法
孤独に感じていることをパパに伝える
ママの孤独な気持ちを、パパに積極的に言葉で伝えることも解決策の一つです。伝えるときは攻撃的に伝えるのではなく、穏やかに優しく「もっとパパと話をする時間や、お互いに向き合う時間がほしい」と話してみましょう。
子育ての中でどんなことをパパに手伝ってほしいのか、具体的に話してみるのもよいですね。パパはママの気持ちに気がついていなかっただけという可能性もありますよ。
育児の悩みはパパと共有する
ママが大変なときにパパが仕事で忙しくて直接手伝ってもらえないときでも、「育児ってこんなに大変なこともあるんだよ」ということを知ってもらうことができます。パパにママの辛さを理解してもらえるだけで、ママの気持ちも少しは晴れるかもしれません。
パパに「そんなこと言われても、仕事で忙しいから手伝えない」と言われたら、パパに知ってもらえるだけでもママの孤独感が減るということを伝えて、理解してもらうようにしたいですね。
パパが休みの日は育児を手伝ってもらう
休日は休みたいというパパもいるかもしれませんが、ママは家事と育児で365日、ノンストップ状態で活動していることを理解してもらうようにしましょう。
たとえばパパが休みの日に、子どもと一緒に公園に散歩に出かけてもらうのも一案です。その間、ママは家事をしたり、お茶を飲んで一休みしたりすることができます。
パパはママの大変さを理解することができますし、ママは1人時間を持つことができますよ。育児の大変さやママの孤独感を理解してもらうには、パパに実際にママの立場になって体験してもらうことも必要です。
忙しいパパと会話をするにはどうする?
LINEやメールなどを積極的に活用する
顔を合わせて会話をする時間がないのなら、LINEやメールなどを使って会話をするのもおすすめですよ。現代のコミュニケーションツールを夫婦生活にも活用して、パパとの絆を深めてみましょう。
「今日、こんなことができるようになったよ」というメッセージとともに子どもの写真をLINEやメールで送信してみるのもよいですね。パパが留守にしているときの子どもの様子がわかり、パパも育児に対して興味を持ってくれるようになるかもしれません。