デビットカードを海外旅行で使おう!ママにもぴったりな理由や注意点
買い物などの支払い方法は現金払いやクレジットカード払いのほか、電子マネーやデビットカードを使った方法があります。なかでも、デビットカードは海外でも安心して使えるということからママにも人気があるようです。今回はデビットカードがママにもピッタリな理由や注意点を紹介します。
デビットカードが海外で安心して使える理由
ショッピングや海外のATM手数料が安い
カード会社によって手数料は異なりますが、平均するとクレジットカードの手数料は1~2%、デビットカードはの手数料は2~3%で、手数料はクレジットカードの方が安いことが多いようです。
ただし、銀行に外為預金口座を持っていると外為預金から決済できるようになるため、手数料が無料になることもあります。外為預金を持っているならデビットカードの方がお得になる可能性が高いということです。
また、デビットカードを使うと海外のATMで現金を引き出すことができます。デビットカードはATM手数料が無料ということがあるほか、手数料がかかる場合も比較的安くなっています。
お買い物保険がつくから万が一の際も安心
例えば、三井住友銀行や三菱UFJ銀行のデビットカードにはお買い物保険がついているほか、不正利用保守もついているので万が一の際も安心です。対象になる事故の範囲や補償額はカードによって異なります。
また、同じ銀行で発行したデビットカードでも種類によってお買い物保険がついていたり、ついていなかったりするため注意が必要です。
例えば、りそな銀行の「りそなVisaデビット」はオリジナルとJMBの2種類があり、お買い物保険がつくのはJMBのみとなっています。カードを作るときは年会費や発行手数料だけではなく、保障内容も比較して選ぶとよいでしょう。
お金が足りないときは海外ATMで下ろせる
しかしキャッシングはクレジット会社からお金を借りることなので、抵抗を感じるというママもいるでしょう。また、お金を送ってもらう方法は手間がかかるうえ手数料も高く損です。
デビットカードがあると海外ATMで自分の預金口座からお金を下ろすことができます。多額の現金を持ち歩く必要がないのでスリなどの被害を抑えることができますね。
ただし、お金を下ろすことができるのは銀行と提携しているATMだけです。例えばVisaデビットの場合は「Visa」や「PLUS」のマークがついたATMでお金を下ろすことができます。
デビットカードはママにも多くのメリットが
ママが専業主婦でも審査無しで作れる
そのため、クレジットカードを作るときは「支払い能力があるか」の審査が行われます。審査基準はカード会社によって異なりますが、専業主婦のママはクレジットカードを作ることができないことが多いようです。
しかし、デビットカードは銀行口座から直接引き落として支払いを行うため、カード会社に「貸し倒れ」のリスクがありません。そのため、審査を行う必要もなく専業主婦でもカードを作ることができます。
ただし、銀行口座を作ることができない場合はデビットカードも作ることができません。また、デビットカートに融資機能がついている場合は審査が必要です。
利用ポイントがつくデビットカードもある
例えば、楽天デビットカードは利用額100円につき楽天スーパーポイントが1ポイントつきます。「ゴールド」「シルバー」「ベーシック」の3種類がありますが、どのタイプでもポイント還元率は同じです。
また、三井住友銀行のSMBCデビットは、還元方法をポイントかキャッシュバックかで選ぶことができます。還元率は異なりますが、自分の使いやすい方法を選べて便利ですね。
デビットカードを作るときはポイントやキャッシュバックなどのサービスも比較しておくとよいでしょう。
クレジットカードでしがちな使いすぎを防ぐ
旅行中は気分が高揚しやすいため、普段はクレジットカードを上手に使っているママも使いすぎてしまうかもしれませんね。
デビットカードは銀行口座から直接引き落としする方式ですので、使うことができる金額は残高分だけです。クレジットカードのような使いすぎを防ぐことができますよ。
ただし、不足分を自動でキャッシングしたり、銀行が立て替えたりするサービスがついたデビットカードもあります。このようなカードの場合、使いすぎる可能性があるので注意が必要です。
デビットカードを海外で使うときの注意点
買い物をする際は1回払いのみ使える
分割払いやリボ払いを利用すると手数料がかかって支払い総額は大きくなりますが、1カ月あたりの負担は小さくなります。ボーナス払いならお金に余裕があるときまで支払いを待ってもらえるため、高価な商品の購入も可能です。
一方、デビットカードは1回払いしか利用できません。そのため、支払額が大きくなると一度にかかる負担も大きくなってしまいます。
また、ボーナス払いを使用できないのもデメリットです。使いすぎになる心配がないというメリットはありますが、高価な商品を購入するときは不便を感じるかもしれませんね。