褒めることでみんなが笑顔に!上手に褒めて子どもの才能を伸ばそう
子育てにおいて、褒めることでみんなが笑顔になれたら素敵なことですよね。しかし、実際は頭では分かっていても、なかなか褒められないというママも多いのではないでしょうか。ここでは、子どもが笑顔になって、才能を伸ばせるような上手な褒め方をご提案します。
褒めることや褒められることのメリットは?
子どもの自信や自己肯定感がつく
褒めることは認めるということでもあり、認めるということをたくさんしてもらえると、自己肯定感が高まります。たとえ失敗しても、挑んだことをママに認めてもらえると、子どもは自分そのものを受けとめてもらえたと感じ安心します。そして、自分の存在や命を大切にすることができるようになるのです。
また、物事に対してやる気がどんどん出てきます。やる気は生きる力になるので、褒められた子どもは、生き生きとした毎日を過ごすことができるでしょう。
親子の信頼関係が養われる
また、気持ちは言葉を使わないと伝わりにくいものなので、褒めるという手段を使うと、ママの気持ちを伝えることができます。
このように褒めるということはただ評価するだけでなく、親子がお互いを認めて気持ちを確認することができます。そして、子どもはママのアドバイスなども素直に受けとめることができるようになるのです。
子どもは大好きなママが、認めてくれることが何より嬉しいはずです。たくさん褒めて素敵な親子関係を築いてくださいね。
ママも褒めることで楽しい気分になる
また、叱ってしまうと自己嫌悪におちいるママも、子どもを褒めてあげることでママ自身をも認めることができ、親として達成感を感じることができます。褒めるたびに、だんだんとママも子育てが楽しくなってくるかもしれませんね。褒めると嬉しいことがあるのは、子どもはもちろん、褒めるママにもあるのですね。
心に余裕が生まれ、お互いが楽しく過ごすことができるのは嬉しいことですね。子どもは今まで以上にママのことが大好きになり、ママも子どもが愛おしく感じられることでしょう。
褒め上手なママになるためのコツとは
褒めるタイミングは後回しにしないこと
また、褒めることを後回しにするということは、子ども自身を後回しにしているのと同じようなことでもあります。それは、子どもに伝わってしまいます。
そこで、すぐに褒めるようにすると、子どもにとって物事によいイメージがつきます。そして何事も楽しいと感じるようになりますよ。
子どもは「これでいいんだ」と自分の行動を振り返り、自信を持つことができます。また、いつも見てくれるママから大切にされているということを実感するでしょう。
年齢別の上手な褒め方
2歳頃は自分のやることをママによくアピールしてくるので、ママはそれにできるだけ応え、たくさん褒めてあげましょう。
いろいろな言葉が理解できてくる3歳頃は、少し具体的に褒めてあげましょう。失敗することもたくさんありますが、気にせず頑張った気持ちを褒めてあげるとよいですよ。
4~5歳児は、ママの様子をよく見ているので、気持ちを込めて本心で褒めるようにしましょう。「お着替えが上手にできたね」や「おはようのあいさつができたね」など、身近な生活習慣を褒めると身につきやすいですよ。
子どもが褒めて欲しいときとは?
確かに苦手なものができたときは嬉しく、やればできるという気持ちも持つことができるかもしれませんが、まずは子どもの気持ちを優先して無理させないことが大切です。
一方、子どものやりたいことをするというのは、子どもの意思で決めたことです。それを褒めると、子どもはママにありのままの自分を認めてもらえたと感じます。子どもが褒めて欲しいことは才能が潜んでいる場合もあるので、伸ばしていけるとよいですね。
褒めてあげたいのに叱ってばかりのママへ
褒めなくてもよい、認めてあげよう
もしママが叱ってしまいそうになったら、1度深呼吸をして気持ちを落ち着かせましょう。叱ってしまった場合は、後で子どもの気持ちを思いやってみてください。できなくて1番辛いのは子どもです。
ときには子どもの気持ちに寄り添うことも大切です。結果はともかく、子どもがしようと挑んだことを認めてあげましょう。「よく頑張ったね」というような言葉をかけるだけでも、子どもは安心できることでしょう。