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赤ちゃんの機嫌が悪いのは差し乳だから?特徴や授乳中に怒りだす理由

赤ちゃんの機嫌が悪いのは差し乳だから?特徴や授乳中に怒りだす理由

赤ちゃんの怒る理由が差し乳にある場合

母乳が出始めるまでの時間が問題かも

ほかにも赤ちゃんが授乳中に不機嫌になる理由がいくつか考えられます。その一つは「母乳が出始めるまでに時間がかかる」ことです。これは差し乳ママの大半が経験したことがあるかもしれませんね。

差し乳の場合、赤ちゃんがおっぱいを吸う刺激でママの脳下垂体からホルモンが分泌され、少しずつ母乳が出始めます。母乳が出るまでに時間がかかるので、吸っても吸っても出てこないと赤ちゃんが不機嫌になるのかもしれません。

授乳時間はかかってしまいますが、赤ちゃんが必要な分だけの母乳が作られるので、新鮮な母乳を飲むことができるというメリットもあります。できるだけ短い間隔で左右交互に授乳すれば、母乳の分泌がスムーズに進むでしょう。

授乳前マッサージで母乳の出をスムーズに

赤ちゃんが授乳中にイライラしてしまうのを防ぐには、授乳前におっぱいのマッサージをするとよいでしょう。あらかじめ刺激を与えておくことで、赤ちゃんが吸うとすぐに母乳が分泌されるようになりますよ。

おっぱいマッサージをするときは、蒸しタオルを用意します。お風呂上がりで、ママの体が温まった状態でもよいでしょう。おっぱい全体を手のひらでつかんで、おっぱいの付け根から大きく上下左右に動かします。そして乳首を引っ張りねじったりしましょう。

母乳はママの血液から作られています。蒸しタオルでおっぱいを温めながら行うと、血行がよくなり母乳の量が増えるでしょう。またマッサージによって乳管と呼ばれる母乳の出口が開き、母乳が出やすくなりますよ。

母乳不足が心配なママは成長曲線を確認して

授乳に時間がかかったり、赤ちゃんが不機嫌だったりすると母乳不足ではないかと心配になりますよね。どうしても気になる場合は、母子手帳や育児書に記載されている成長曲線を確認しましょう。

成長曲線を確認するには、赤ちゃんの身長や体重を測る必要があります。最近は病院だけでなく、子育て支援センターやショッピングセンターのベビーコーナーなどで測定することができますよ。産院などでこまめに測定することを指示された場合は、レンタルしてもよいでしょう。

成長曲線は男の子用と女の子用で数値が若干異なります。赤ちゃんの性別と月齢を照らし合わせて確認しましょう。薄く色のついた範囲が平均ですので、それ以下の場合は母乳が足りていないのかもしれません。

まとめ

「差し乳=母乳が出ない、不足しがち」ではありません。授乳中に赤ちゃんの機嫌が悪くなる原因は、授乳環境やママの体調や食事などが関係していることも多いです。

母乳が足りているかどうかは赤ちゃんの様子や体重増加で判断して、必要以上に不安になることなく、落ち着いて育児を楽しんでほしいと思います。

差し乳ママは、どうしても母乳が出るまでに時間がかかってしまいます。母乳の出をスムーズにするために、マッサージを試してみてはいかがでしょうか。
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