子どもがテントで転ぶのを防ごう!気になる選び方や対策と注意点とは
春が近づいてくるとキャンプに行きたくなりますよね。野外の食事や自然の中の遊びは、子どもも大人も楽しいことばかりでしょう。しかし、キャンプで使用するテントは、ロープやペグなどで子どもがケガをする危険もありますね。今回は、テントの選び方や子どもがケガをしないような対策、注意点をお伝えします。
安全で適切なテントを選ぶ際のポイントは?
人数を考えてゆとりある広さにしよう
テントを選ぶときは「テントの広さ」を考えますが、どれくらいの広さを選べばよいか悩むママもいるでしょう。テントの広さの目安は、大人2人子ども2人で縦横300cmあると心地よく過ごせるといわれています。
しかし、キャンプによく行くママ友の話では、4人家族だけど7人用のテントを使用しているといっていました。過ごせる場所が広いだけでも快適に過ごすことができるので、テントはできるだけ広いものがよいようです。
そうはいっても、テントは大きくなると持ち運びが大変になってしまうので、使いやすいものを選ぶようにしてくださいね。
設営の簡単なものを選ぼう
しかし、最近は簡単に設営できるテントが増えてきましたね。設営や撤収が簡単にできて収納がコンパクトになる「ポップアップ・ワンタッチテント」は小さい子ども連れには便利です。袋から取り出すだけでテントになるポップアップタイプや、傘のように開くワンタッチタイプがあります。
また、タープテントが不要な2ルームテントも簡単に設置ができておすすめです。タープとテントを分けて設置する必要がなく、一度に設置や撤収ができます。2ルームテントは通常のテントよりも広さがあるので、広さを求める家族には丁度よいでしょう。
防水性などの性能も重視しよう
急な天候の変化にも対応できるように、防水性の性能もよく見て選ぶとよいですよ。防水性の目安は、テントのスペックにある耐水圧を見るとわかります。
テントの耐水圧は1,000mmより低いものもあれば10,000mmを超えるスペックを備えているものもあるので、どれを選んでよいか悩んでしまうでしょう。一般的なゲリラ豪雨は1,500mmの物で十分対応できるようです。
しかし、梅雨の時期もよくキャンプに行くのであれば3,000mmくらいの物がよいでしょう。これから家族がキャンプに行きたいと思っている時期を目安に選ばれるとよいと思いますよ。
子どものテントでの転び対策はしっかりと
ペグを目立つ色のものにしよう
子どもがペグにつまずかないようにする対策には、ペグを目立つ色のものにする方法があります。ペグがカラフルになると目に入りやすくなり、子どもも避けて通るようになるでしょう。また、ペグをなくすことも減りそうですね。
また、サッカーの練習で使用するカラーコーンはペグの保護になります。これも大きく目立つので、子どもが注意できておすすめですよ。
ロープを蛍光や蓄光のものにしよう
みんながつまずきそうなところだけでもロープを蛍光や蓄光のものに変えると、ロープにつまずく危険が減りますよ。ロープを蛍光のものに変えると通常のものより目立つので子どもも避けるようになるでしょう。
また、蓄光のものは日中は蛍光色なので目立ちますし、暗い夜はほのかに光るので転倒防止になりますよ。夜の暗い時間帯には、反射材の入っているロープが少しの光でも反射するので、視認性が高くなります。
蛍光ロープに夜光繊維と反射材を編み込んだ、蓄光と反射どちらも兼ね備えているものは、安全性が高くおすすめです。
ロープやペグの根元にライトを置こう
ロープライトは小さなライトをロープに付けます。それだけでロープが明るく光るので夜間にはテントの場所もよくわかってよいですよ。
また、IKEAから出ているLEDティーライトはサイズが小さく根元に置くには丁度よいでしょう。さらにこのティーライトには便利なタイマーが付いていますよ。ライトをつけて6時間後には消え、また18時間後には点灯するというとても便利な機能が魅力です。
子どもとテントを使うときの注意点とは?
安全に過ごせる設営場所を選ぼう
子どもが小さいうちは水場が近いと便利です。子どもの手を洗うことや食事の準備にも便利ですし、夜間のトイレに行くのも安全ですね。
また、入り口が近いのも荷物の移動が少なくて便利です。キャンプは重い荷物が多いのでオートキャンプ以外は入り口の近くがよいでしょう。
夜を快適に過ごすには、フラットになっている場所を選ぶことが大切です。傾斜になっていたり、地面が砂利になっていたりするとぐっすり眠れませんね。砂利はマットで対応することができますが、傾斜は対応策がないのでできるだけ避けるようにしましょう。