パパと上の子が赤ちゃん返りで大変!赤ちゃん返りの原因から対策まで
上の子がいる場合、下の子が生まれると赤ちゃん返りをしないか心配になりますね。しかし、上の子どころかパパまで赤ちゃん返りのような状態になってしまうこともあるようです。パパが赤ちゃん返りしてしまったときの対策を知って、上手に家事、育児を協力してもらえるように導きましょう。
パパが赤ちゃん返りをするのはなぜ?
子どもの赤ちゃん返りとの違い
パパの赤ちゃん返りはというと「子どもと張り合う」「家事、育児に非協力的になる」「ママに無理な要求をしてくる」など、子どもがもう1人増えたのかと思わせる錯覚をママに味わわせてくれます。子どもはある程度手がかかっても仕方ありませんが「パパは大人なんだから自分でやって!」と思ってしまいますよね。
パパが赤ちゃん返りをする原因
その原因の一つに、核家族が増えて家族構成が変わることに慣れていないことがあげられます。これはママでも同じ条件ですが、女性の方が臨機応変に立ち回れ、妊娠、出産を経験する分ママになる準備ができているので影響が少ないのです。
一方のパパは、これまで恋人だったママが妻になり、親となってからは子どもばかりに注目することで疎外感を感じ、何とかママにかまってもらおうと子どものような行動を取ってしまいます。
パパの赤ちゃん返りは珍しくない
これは1人目のときはママも育児に慣れておらず、夫婦で協力して育児を頑張っていたのに、2人目はママが育児に慣れ、パパに頼らず子どもに集中してしまうことで起きやすいと考えられます。ママも手伝ってほしいのは山々ですが、赤ちゃん返りしているパパにつき合っている暇がないと、余計に事態は悪化します。
パパがわがままを言ってくるだけでなく、家族そっちのけで趣味に没頭してしまうなども赤ちゃん返り行動の一つです。
パパが赤ちゃん返りをした場合の対処法
パパの気持ちを受け止めることが大切
そんな辛辣な感情が湧くのもごもっともですが、そこは愛するパパなのですから母性を奮い立たせてパパの気持ちを理解する努力をしましょう。パパの赤ちゃん返りの根本には「ママの愛を取り戻したい」という気持ちがあるのです。
その愛がどこに行ってしまったのか、ママもちょっと考えてみましょう。子どものお世話は確かに大変ですが、愛はきちんと表現しないと相手には伝わらないものですよね。
コミュニケーションをしっかりとろう
育児中、ママがすべてできてしまう場合でも、パパに頼って手伝いをお願いしてみましょう。一緒に育児をしている感覚をパパにも持ってもらうと、子どもと張り合うようなことがなくなるかもしれません。
また、たまには子どもを預けて、夫婦だけの時間を作ることも効果的です。ママも「母」という役割を忘れて、パパと正面から向き合う時間を作ると新鮮に感じることができますよ。
パパの甘えには優しく対応しよう
パパの甘えを「可愛い」と思うのは大変かもしれませんが、赤ちゃん返りはとことんつき合った方が終息が早いともいわれます。パパのわがままや要求にも優しく対応するよう心がけてみてはいかがでしょうか。
これも夫婦のコミュニケーションの一つだと思って、パパが一つ甘えてきたらママも一つ甘えてみるのもよいですね。ママはパパを立派なパパに育てるつもりで、赤ちゃん返りに上手に対応するようにしてみましょう。
上の子が赤ちゃん返りをした場合には
赤ちゃん返りは子どもからのサイン
ママに「こっちを向いて!」と言葉ではなく行動で表しています。そのため、わざとママを困らせる行動をしてしまったり、逆に過剰によい子になって無理をしたりします。生まれてきた小さな赤ちゃんにママを奪われてしまったと寂しい気持ちでいるのです。また、2~3歳でも、赤ちゃんがか弱い存在であることはなんとなく理解できるので、余計複雑な気持ちになってしまいます。
こうした子どもからのサインをママがちゃんと受け止めて、ママが子どもに寄り添っていることを伝えたいですね。