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 子連れで離婚することに。手続きや子どもへの影響と心のケア

子連れで離婚することに。手続きや子どもへの影響と心のケア

子どもに与える心理的な影響は、離婚するときの子どもの年齢にも関係しているようです。個人差はありますが、子どもも早い子だと4歳くらいから両親が離婚したということを理解できるようになります。

子どもが小さい場合は特にママを必要としているので、ママがいなくなると愛情不足による問題が生じやすく、ママの代わりになってくれるような女性が必要です。

子どもが両親の離婚という状況を理解できるようになると、ほとんどの子がショックを受けます。中には学力が低下したり、ストレスからくる疾患を抱えるようになる子もいるようです。

そのほかにも、大人になってから自身も離婚したり、喫煙したり、他者に愛情を感じられなくなったりする傾向が強くなるという研究結果があります。

子どもへ離婚を伝えるときの注意点

子どもが受けるショックを最小限にするためにも、子どもに伝えるときは注意が必要です。

【嘘をつかない】 
子どもが小さく、離婚の事実を理解できなかったとしても、嘘をつくのはやめましょう。成長して嘘に気づくと、それまで築いてきた信頼関係が壊れてしまうことがあります。

【子どもは悪くないことを説明する】
小さい子どもでも、両親がケンカしていると自分のせいだと思ってしまうことがあるので注意しましょう。

【別れた相手を悪く言わない】
別れた相手を悪く言うと、人間不信になったり、自分を愛せなくなったりする可能性があります。

【別々に暮らしていてもずっと親でいることを説明する】
子どもの中には一緒に暮らさない方の親に捨てられたと感じてしまう子がいます。

子どもの心のケアについて

子どもが小さいとまだ両親の離婚という状況を理解できませんが。子どもは私たちが思っているよりも敏感です。離婚により引っ越すなど環境の変化やママが抱えているストレスや不安なども子どもは察知し、ストレスを抱えてしまうことがあります。

ママはできるだけスキンシップを多くとり、子どもが不安な気持ちにならないように振る舞いましょう。ママ自身の不安やストレスを軽減するために、たまには実家に子どもを預けてリフレッシュするなど、ストレスを溜め込まないように心がけてくださいね。

状況が少し理解できるようになってきたら、離婚の原因は子どものせいではないこと、別々に暮らしてもパパもママも今までどおり、ずっと子どものことを愛していることなどを説明してあげましょう。

まとめ

小さい子どもを連れての離婚についてみてきましたがいかがでしたでしょうか。

両親の離婚は、たとえ気にしていないように見えたとしても、少なからず子どもにストレスがかかってしまうことでしょう。しかし、これもしかたのないことです。神さまは乗り越えられる人にしか試練を与えないともいいます。

離婚すると決めたら、子どもにできるだけのケアをしてあげましょう。そして、ママもできるだけ早く心を軽くできるように、積極的にリラックスできる時間や楽しい時間を作ってくださいね。
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